見て楽しい宝石の本 美しさと価値がわかる の商品レビュー

松本浩

2024/12/25

宝石……
眺めているだけでも幸せな気分。

ブルージルコンとパライバトルマリンが好きで
そのページを開いては
ニコニコしています。

2023/10/06

宝石に関するあらゆることが載っていて勉強になった。色鮮かで見ていて気分が上がる。カットの方法や金属についても触れられていてよかった。
図鑑だけど、サイズが大きすぎないのもよかった。

2022/05/19

宝石の写真がとても美しくて眼福。
しかし、キラキラと輝くダイヤモンドやエメラルドを見ていると、目がシパシパしてきますね。

エジプト時代、聖書に綴られた時代から珍重されてきた宝石。
時代とともにカットや研磨の技術も発明され、新たな輝きを放ってきました。

そもそも宝石ってどんな石かというと、一般的に“美しい鉱物”のことだそうです。
そんな曖昧な！と思いました。

よくプレゼントや自分へのご褒美として購入される「誕生石」ですが、１８世紀のポーランドの宝石商によって考案されたそうです。
やはり、商売だったのか！と思いました。
好きですけどね。誕生石とか誕生花とか。

監修の松本浩さんの文が、ホントに宝石好きなのね、という感じが出ていて好感度大。

「宝石の魅力は、見ているだけで心が豊かになるほどの美しさと、地球の神秘を感じさせる芸術性にあると思います。数千万年、数億年もの間、一切の光を浴びることなく地中深くに埋もれていた鉱物が、人間の手により研磨され、太陽の光を浴びた瞬間に、地球上のどんな物質よりもきれいに輝くということは、とても神秘的だと思いませんか？」p002

手軽な図鑑としても良いです。

2021/02/07

｢シャーロック・ホームズ｣シリーズで｢青いガーネット｣という事件があったので、調べるために読みました。
綺麗な写真が多いので、眺めているだけでも楽しいです。また、サファイアでも青以外のカラーがたくさんあることがわかるなど、宝石への固定概念が崩れたような気がします。
題名の通り｢見て楽しい｣本でした。時間を置いて、また読みたいと思います。

2018/12/15

宝石商リチャードの話を読んで、宝石に興味を持ったので借りてみた。
聞いたことのない宝石もたくさん作中に出てきたけど、この本で確認できた。

宝石のページはオールカラーで、キレイなカットのルースの写真だけ眺めても楽しいけど、熟読するとスゴく勉強になる。

ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルド以外の宝石もキレイだと思っていたので、何でこの四つが代表格なんだろう、とは思っていた。宝石ではモース硬度が重要視されてるからなんだね。
でもこの本を読んで、へき開性(一定方向への割れやすさ)、靭性(欠けにくさ)という言葉を知った。特に指輪はぶつける可能性が高いから、ダイヤよりは靭性の高いサファイアや翡翠が欠けにくいということも知って、スゴく参考になった。

宝石の価値や選び方を知りたいというよりは、初心者に対して、この宝石はこういう特徴や産地があって、こんなバリエーションがあるんだよーという説明書に近いかな。

2017/11/06

眺めるだけで楽しい本。
色石が産地別で写真掲載されているので、
微妙な色の差異を見たい人には良いのでは。

ちなみに、結婚指輪の意味は、古代エジプトでは左手の薬指の静脈が心臓へつながる特別な血管があると信じられていた。心臓（心）と結びつく指に指輪をつけることで、二人の心を結びつけるという意味があるといわれている。
らしい。p53より。

2016/11/15

パライバトルマリンのピアスをそのうち買おうと思ってる。お高いけど、一期一会を大事にしたい。こういう場合大概大きな出費をした直後に出会ったりする（笑）インディゴライトやシトリンの色が好き。