熱誠憂国 の商品レビュー
こんな「日本人」がいたこと、もっと僕らは誇りに思った方がいい。前の大戦のすべてを肯定するわけではないけど、いつまで自虐史観を未来に持っていくか。この2.24でも自分たちが世界史の動きから逃れられないことがわかった。平和の「維持」にもっと努力しないと、そう意識させてくれた1冊。
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こうも国際感覚の優れた国家元首がいるものか。世界的には実態として認められつつも認められない。最初に国家元首と書いたが、台湾とは、中華民国とは、両岸問題とは。この本の書かれた2016年とは米中関係が大きく変化しており、中国が押され気味である。ここ数年中国は経済援助の見返りに台湾との...
こうも国際感覚の優れた国家元首がいるものか。世界的には実態として認められつつも認められない。最初に国家元首と書いたが、台湾とは、中華民国とは、両岸問題とは。この本の書かれた2016年とは米中関係が大きく変化しており、中国が押され気味である。ここ数年中国は経済援助の見返りに台湾との国交断絶を迫っているが、言われてみればこの1年大きな動きが無かったように見える。一方蔡英文政権も行き詰まり感があり、中国に膝を屈するような総統を輩出しないよう踏ん張りどころであると言えよう。 李登輝総統は台湾独立運動を起こしたことも無ければ、面と向かって中国と対立したこともない。しかし、台湾省を廃し、中国の一省であることは明確に拒否した。台湾に住む人は台湾は台湾国でありたいのか、中華民国という台湾でありたいのか。近年中華民国のパスポートの中華民國と書かれた表紙に「台灣」というシールを貼ることが俄に流行っている。私も実際に見たことがあるが、本来そのような表紙を改変したパスポートが有効であることがおかしいのだが、誰も止められる事なく台湾を入出国している。これが現実なのではないだろうか。
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李登輝氏の著書。 読みやすい内容で、台湾との関係性、日本の置かれた状況、アジアとの対等な関係の取り方について考えさせられた。 こけしを子消しという由来があるとはまったくしらず、勉強になった。
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