さくら聖・咲く の商品レビュー
シリーズを2冊読んで、時代物ではあれだけ冴える畠中さんの筆だけど、現代の小説には向いていないと判断しました。 現代社会だとある程度のリアリティを求めてしまうものの、残念ながらそこが欠けてるんですよね。
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「アコギなのかリッパなのか」続編。 元大物政治家事務所でアルバイトをしながら義理の弟を扶養する大学生、聖の就職活動。 就職に悩む聖と その周囲の思惑をユーモラスに。 切れ者の聖は、何をやってもそつなくこなす。 現代物のシリーズ化かな?畠中さんって思ったけど、ここまで。
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稚拙「多くのの事を中途半端に知っているより 何も知らない方が良い」 現代劇挑戦は大失敗 時代物 行き詰ったのでしょうか?
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さくさく読める。登場人物が多くて把握が難しい。事件ものだけど、誰かが不幸になったり、人が死んだり怪我をしたりとかがないので安心して読める。
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政治家の事務所でアルバイトをしている聖も、就活をする時期に!弟を養うために政治関係ではなく、お堅い職業をつかもうと四苦八苦しています。相変わらず彼は仕事ができる頭のいい男で、数々のトラブルに巻き込まれながらもなんとか切り抜けていきます。ユーモアミステリというより、愛すべき周りの人...
政治家の事務所でアルバイトをしている聖も、就活をする時期に!弟を養うために政治関係ではなく、お堅い職業をつかもうと四苦八苦しています。相変わらず彼は仕事ができる頭のいい男で、数々のトラブルに巻き込まれながらもなんとか切り抜けていきます。ユーモアミステリというより、愛すべき周りの人達との繋がりを楽しむ感じでしょうか。ひとつだけ聖が凄いなあと純粋に思うことがあります。どんなに頭に血が上ってもそのまま言葉にしない所。息を吸ったり、10まで数えたり。私もそうしたいけれど、意外と難しいのです。
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久々の二巻。畠中恵の思う、頭が切れるとはどういうことか、ということが伝わるようなお話 なににもかににも、まずはタフであることかも。 気配り、上からと横からの気配りが大事。 でも、それが正しさではなく、自分の心に聞いてみるところからきてるのがニクい 聖の十分の一でもそういう能力が...
久々の二巻。畠中恵の思う、頭が切れるとはどういうことか、ということが伝わるようなお話 なににもかににも、まずはタフであることかも。 気配り、上からと横からの気配りが大事。 でも、それが正しさではなく、自分の心に聞いてみるところからきてるのがニクい 聖の十分の一でもそういう能力があればと思うけど、こればっかりは鍛えていくしかない 覚悟を決めてる人は強いのだな 奨学金やら仕送りが始まって、肝心の覚悟が揺らいじゃうんだけど。 そこも若者らしさでよい 九時五時の会社なんか今時ないよ!と思いたくもなるけど、聖ならどこでもいける気がするな 島耕作みたいに続くといいなあ~
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うーん……現在ものを読んでいるはずなのに、「妖が出てこない”しゃばけ”」を読んでいる気しかしない……(汗)政治家事務所モノとしても、日常推理モノとしても中途半端な感じが残念でした;
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『しゃばけ』シリーズで、”江戸を舞台にファンタジー”という新しいジャンルを提示してくれた、畠中恵。 『たぶんねこ しゃばけシリーズ12』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461333 代表作の『しゃばけ』シリー...
『しゃばけ』シリーズで、”江戸を舞台にファンタジー”という新しいジャンルを提示してくれた、畠中恵。 『たぶんねこ しゃばけシリーズ12』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461333 代表作の『しゃばけ』シリーズを含め、江戸時代や明治時代を舞台にした作品を、数多く発表しています。 その畠中恵が珍しく?現代を舞台にしているのが、『佐倉聖の事件簿』シリーズ。 『アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461716 とある事情で、元大物政治家に関連する事務所でアルバイトをしている大学生、佐倉聖が主人公。 そのシリーズ第2作が文庫化されていたので、読んでみることにしました。 大学3年生になった聖は、事務所でのアルバイトをやりながらも、熱心に「就活」に取り組んでいます。 これまた事情があり、中学生の弟を養わなくてはいけない彼は、安定した会社への就職という、いささか漠然とした希望を抱いて面接などに励んでいます。 しかし有名な元大物政治家とのつながりがある彼には、コネ入社のお誘い等、さまざまな横やりが入ってきます。 今回の作品は、そんな主人公・聖の就活にかかわる五つのエピソード+アルファが、連作短編集の形でまとめられています。 つぎつぎと起こるもめごとや事件を、聖とその周りにいる政界関係者たちがどのように解決していくのか。 個性豊かな登場人物たちによって、コミカルに展開していきます。 住民の声を聞く。 そして複数の声を調整し、不公平感を与えないように実現していく、政治家という職業。 その怖さとやり甲斐を知ってしまった、主人公。 政治の世界に本格的に入り込むのか、それとも”まっとうな”道に進むのか。 謎解き小説が好きな人、政治の世界を垣間見たいという人には、興味深く一冊ではないかと思います。 今回も楽しく、読ませていただきました。 .
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「アコギなのかリッパなのか」の続編 今回は聖の就職を軸にしたトラブルのあれやこれや 堅い堅実な会社ということでインターンを狙った会社が広告代理店のD社って、今となってはギャグだな 人間でいられないくらい忙しいよ?(笑) 世間は就職難というのに、政治家のコネがあると向こうから勝...
「アコギなのかリッパなのか」の続編 今回は聖の就職を軸にしたトラブルのあれやこれや 堅い堅実な会社ということでインターンを狙った会社が広告代理店のD社って、今となってはギャグだな 人間でいられないくらい忙しいよ?(笑) 世間は就職難というのに、政治家のコネがあると向こうから勝手にお誘いがあるという、うらやましい状況ですなぁ ま、これをマネしようと思ってもなかなかできないだろうけどね そんな状況にありながら、むしろコネ以外のところに就職しなければいけないという制約 結果としては妥当なところに収まったんだろうけど いやいや、まずその仕掛けに気づこうよ と思ってしまった どうしても気づかないような仕込みがあったようには見えなかったけどね 一応これでめでたく事務員ではなくなることになったわけで これで終わりで完結ってことでも問題ないけど、完結とかって文字が見当たらない もし続くとするなら、就職までのお話か、就職してから何だかんだあって事務員に戻るか、会社員として事務所に絡んでくるか 畠中恵は現代劇もいけるんだという事を実感できるシリーズなだけに、もっと続きを読みたいなぁ
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