怪談現場東京23区 の商品レビュー
読む前は、いかにも怪談本な200ページちょっとの本(実話怪談本は大概そのくらいのページ数)だから、他の本を読みながらちょこちょこっと読めるだろうって高をくくっていた。 ところが、読み始めてみたら、結構濃厚で…。 意外に読みでがあって驚いた(^^ゞ 「ラルゴ魔館」なんて、そんなの...
読む前は、いかにも怪談本な200ページちょっとの本(実話怪談本は大概そのくらいのページ数)だから、他の本を読みながらちょこちょこっと読めるだろうって高をくくっていた。 ところが、読み始めてみたら、結構濃厚で…。 意外に読みでがあって驚いた(^^ゞ 「ラルゴ魔館」なんて、そんなのテレビでやってたんだー。知らなかったなぁー、なんて思わずつぶやきながら、楽しく読んでたんだけど、第三章の世田谷区で一気に失速。 その後は、第四章の中央区、台東区、文京区あたりはちょっと面白くなるんだけど、結局ネタ切れ感アリアリで終わる。 23区全部やるのではなく、面白いネタのある区だけでやった方が面白かったんじゃないのかな? ていうか、著者のことだから、語れるネタはいくらでもあると思うので。 23区とか、関東とか、東海道とか、くくりを取っ払って、せめてこの2倍の厚さで出してくれたら、絶対買う(^^)/ 著者のことは、今となっては面白く読める数少ない怪談作家として信頼も期待もしているので、ぜひお願いします。 (もちろん、著者が心の師匠としている小池壮彦にも頑張ってほしいんだけどさw)
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土地ごとの怪談話ではなく、その怪談が語られるに至る背景。 土地や水の記憶を追う物語。 ゆえにあまり怖くなく、風土記を読むような気持ちで楽しめる。
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東京23区が舞台となっている怪談、都市伝説の現場で、発生の理由を歴史と事件事故から探っていく楽しい内容。 #読書 #本 #怪談
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怪談をもたらすのは土地の記憶とその場に存在する水の記憶だという目の付け所は面白い。 が内容的にはそれほど刺激的でなく一種の歴史探訪もののようにも見える。 オリンピックによる暗部の開発、そしてまた新たにオリンピックが行われる。この時間的つながりには新たな怪談は生まれる...
怪談をもたらすのは土地の記憶とその場に存在する水の記憶だという目の付け所は面白い。 が内容的にはそれほど刺激的でなく一種の歴史探訪もののようにも見える。 オリンピックによる暗部の開発、そしてまた新たにオリンピックが行われる。この時間的つながりには新たな怪談は生まれるのであろうか。
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