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ユニ・チャーム式 自分を成長させる技術 の商品レビュー

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2023/04/15

Develop Your Potential With Unicharm Style https://www.diamond.co.jp/book/9784478065068.html

Posted byブクログ

2018/01/28

おむつや生理用品を扱うユニ・チャームの社長である高原豪久氏が同社で取り組んでいることや自身の考えについて書かれた一冊。 「共振人材」を育成するためにSAPS手法やPNIルールなど独自のルールを作り、それを徹底させる同社の取り組みによって海外でも存在感のある現在の地位を築いてきた...

おむつや生理用品を扱うユニ・チャームの社長である高原豪久氏が同社で取り組んでいることや自身の考えについて書かれた一冊。 「共振人材」を育成するためにSAPS手法やPNIルールなど独自のルールを作り、それを徹底させる同社の取り組みによって海外でも存在感のある現在の地位を築いてきたことが本書を読んで理解できました。 そのなかでもSAPS手法を実践する期間を週単位で4、5時間かけて行なっていることは印象に残りました。 またリーダーとして部下としての立ち居振る舞いについても書かれており氏の功績と人生観からの言葉であり、非常に身の引き締まるものを感じました。 氏の人柄を表すような箇所もあり、来年の一文字やカバン持ち制度などは同社を牽引していく想いを感じました 必要な準備すること、最後まで粘り強く努力を怠らないこと初心を忘れず謙虚な姿勢でいることや結果を出すための最善策を出すための徹底した人材育成の文化が日本ではほぼ普及している不快を快に変える事業を発展途上国でも受け入れられている要因だと感じました。 同社がこれから益々の発展をし、グローバルカンパニーとしての飛躍が楽しみになる一冊でした。

Posted byブクログ

2016/11/13

実に鋭く明快な言葉を組み立てて表現する方だなぁというのが印象的。 しかも言葉のひとつ一つに重みがあり、すっと腹落ちする。 こんな言葉を出せるようになりたいものだ。 内容も、もちろん大変参考になった。

Posted byブクログ

2016/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

UCの2015年度売上高は7,387億円、営業利益利率は10.8%となっており、これまで14期連続の増収、9期連続の増益を達成している。高原社長が社長に就任以降15年間で約3倍に成長してきている。それを牽引しているのが全売上高の61%を占める海外市場だ。今後もグローバルな市場で勝ち続けるため、共振人材の増強、すなわち「共振の経営」を世界中のユニ・チャームグループで実践していると説く。そのノウハウが本書の全般を通じて解説されている。 この「共振の経営」の原動力となっているのが、2003年から導入しているSAPS手法という仕組みだ。このSAPS手法は「最も重要なこと、つまり解決することによって得られる成果が最も大きい課題に、時間という重要な経営資源を集中する」ところに特長がある。 またSAPS手法実践の4点セットとして、OGISM(A)表、1Pローリング表、SAPS週報、週次SAPSミーティングを挙げている。 売上目標などの数値的な結果ではなく、行動プロセスを重視し徹底的に行動改革に努めることが肝要であると説く。すなわち、結果よりも行動を重視しているのである。この行動管理の重要性について以下具体例を挙げているが、なるほどなと思った。 『たとえば、「ホームランを打て」と命じられても、実行できる人は少ないでしょう。そうではなく、「毎日1000回素振りをしなさい」といった、やろうと思えば誰でも実行可能な具体的な行動を指導し、また実行し続ければ、ホームランという素晴らしい結果が生まれるということです。』 P47 人間であれば、何とかしてやりたい、もうちょっと何とかならないかと思い悩むのは当然でしょう。しかしそんな感情に流されては物事を悪化させるばかりです。「大事は理を以て決し、小事は情を以て処す」を心掛けなければなりません。 P73 「親身なOJT」は「熱すぎるかな」と思うくらいでちょうど良いと思っています。熱血指導など時代にそぐわないなどと考えてはいけません。 P83 一般には、今までより大きな役割を担ってもらうことで、その人の成長を促そうとする際に「権限を委譲する」と言いますが、正確には「責任委譲」されたときに、部下の成長が加速するのだと思います。 P115 こうした3つの行動習慣(主体性を強くすること、人脈づくりの行動習慣、常に腰を軽くしておくこと)をもつために必要な思考習慣にも3つあります。 まず、素直に何かから学んでいこう、すべての機会を成長につなげていこうとする姿勢です。2つ目は、何かを命じられたり仕事を任されたときに、表層的な理解ではなく、目的からきちんと理解することです。あるいは、その仕事の本質的な価値をまず考える習慣を持つことは大切です。3つ目は入社したときの志望動機や、会社に入って最初に頑張りますと言ったときの初心を忘れないことです。 P119 自分の目標、計画、やらなければならないことを公言して、それを実行し成果をあげることが重要。一般に言われている不言実行のスタンスではビジネスマンとしては失格である。 P169 社内の異動などによって「初めて」に出合えた人は本当に幸運です。なぜなら、自分に秘めた能力を開花させるきっかけに出合えたのですから。その機会を活用して能力の引き出しとやる気の充実に励めば、結果は必ずついてきます。 P185 どんなに優れた経営者であっても、油断があると、いとも簡単に裸の王様に陥ってしまうのです。これは経営者ばかりでなく、人を率いるリーダー全般に言えることだと思います。

Posted byブクログ

2016/08/07

・ユニチャームで掲げた理想的な人材像=共振人材6要件 1)皆が奮い立つ共通の的を創る想像力=大局観 2)現場の知恵を経営に活かそうとする”場”を組織や固定観念に囚われず、タイムリーに設定できるコミュニケーション力=傾聴力・提案力 3)ありのままの一次情報を早く正しく認識できる直観...

・ユニチャームで掲げた理想的な人材像=共振人材6要件 1)皆が奮い立つ共通の的を創る想像力=大局観 2)現場の知恵を経営に活かそうとする”場”を組織や固定観念に囚われず、タイムリーに設定できるコミュニケーション力=傾聴力・提案力 3)ありのままの一次情報を早く正しく認識できる直観力=現場力 4)暗黙知の”勝ちパターン”を形式知の”勝ちパターン”へ”見える化”できる実践力=論理性 5)みずからの意志やアイデアを集団で実行に導く胆力=求心性・共感性 6)”勝ちパターン”を”型”として組織に浸透定着させる徹底力=しつこさ・真面目さ ・最も重要な資源である「時間」の使い方…従来の経験では予測できないような大きな変化がものすごいスピードで起こるという状態がグローバル化とIT技術の進化によって常態化し、過去からの延長線上に収まらない振れ幅で大きな変化が頻発する時代になった。そんな時代を生き抜くには、可能な限り先を読み、変化に対応する準備を徹底しなければなりません。どんなに大きな変化であっても、準備さえ怠らなければ他に先駆けて対処できるでしょう。これからの時代は、「カメの勤勉性を持ち合わせた足の速いウサギ」でなければ生き残れないと考えています。企業間格差は、組織の運動能力によって差がつく。それには、組織として早く(速く)行動できる仕組みが必要です。それができて初めて、時間は重要な経営資源となるのです。 ・熱すぎていい、親身なOJTこそ育成の王道である…業績達成と人間的に直結した学習は実践からしか得られない。熱血指導など時代にそぐわないなどと考えてはいけません。 ・報告はバッドニュースから…これは報告の鉄則だから覚えておいて損はない。ただし、悪い報告をするときは代替案をもって臨むことが大切。上司は「できませんでした」などという実況報告なんて聞きたくないのです。報告に続く、部下の意見こそが聞きたいのです。そしてそのことを習慣化させたいと思っています。キャリアが上がって責任ある地位につくにつれて、リスクヘッジを考える習慣がついてきます。代替案を考えるということは、その習慣を若いうちから経験することでもあり、自分がリーダーになったときに大いに役立つはずです。 ・成長を促す行動習慣…①主体性を強くする ②人脈づくりの行動習慣 ③常に腰を軽くしておく/3つの行動習慣をもつために必要な思考習慣…①素直に何かから学んでいこう、すべての機会を成長につなげようとする姿勢 ②何かを命じられたり、仕事を任されたときに、表層的な理解ではなく、目的からきちんと理解すること ③初心を忘れないこと ・

Posted byブクログ