童話作家になる方法 の商品レビュー
ドローセルマイアーのあとがきが、再び現れ叱咤されることになる。斉藤洋になった方法であり、童話作家になるための普遍的なマニュアルではない。生々しい話が多く、斉藤洋世界との距離が近くなる。印税とか、たった一人の伝説がうまれたのは編集者とのやりとりだというのは一番好きなだけにがっくり、...
ドローセルマイアーのあとがきが、再び現れ叱咤されることになる。斉藤洋になった方法であり、童話作家になるための普遍的なマニュアルではない。生々しい話が多く、斉藤洋世界との距離が近くなる。印税とか、たった一人の伝説がうまれたのは編集者とのやりとりだというのは一番好きなだけにがっくり、空中メリーゴーラウンドも、西遊記の原作がなぜ最後まで読まれないか、ないことからも小説の本質をえぐる。これがすごかった。プロットからテーマ、教養。斉藤洋さんという作家ができるまでのプロットから、ちからづよいデーマがうかんできた。大学図書館の案内腹立つ。
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童話、児童小説のベテランの自伝的なお話。〜なる方法的なタイトルで時代に合わせた形ですが、一度絶版になったものらしいので、興味津々です。絶版ってやっぱ読めなくなっちゃうのでね。こういう形で読めると嬉しい。イッパイアッテナが非常にインパクトに残っているわけですけど、著者の児童小説に対...
童話、児童小説のベテランの自伝的なお話。〜なる方法的なタイトルで時代に合わせた形ですが、一度絶版になったものらしいので、興味津々です。絶版ってやっぱ読めなくなっちゃうのでね。こういう形で読めると嬉しい。イッパイアッテナが非常にインパクトに残っているわけですけど、著者の児童小説に対する思いなども伝わる、素敵なエピソード群。で、そこにはどれくらいの創作が入っているかわかりませんが、引き寄せますね。児童小説ってのは、児童から何歳まででも読めるわけで、読んでみたくなりますね。
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斉藤洋節が炸裂しつつ、作家になるためのアレコレがこれ本気か?冗談か?というドキッとするような辛辣なエピソードを交えて描いてあり大変面白かったです。 多分、半分本気な感じだと思う。 出版されてる本の裏話的なこともあり、既読は読み返したくなるし、未読なものは読んでみたくなりました。
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- ネタバレ
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【図書館】著者のデビュー作が『ルドルフとイッパイアッテナ』なんですね。私は、その本を読んでいない。映画化されて、タイトルを知り映画館で予告だけは観たが、実際、映画は観ていない。その上、著者の作品は何も読んだことがないのだ。つまり、この本を手にしたのは、“童話作家” になる方法を知りたかったから。ただそれだけである。だけど、この本を読んでいるだけで、自分の子供時代を思い出して、楽しくなってきた!色々とメモを取りながら読了。図書館の本じゃなかったら付箋や書き込みだらけになっていた、と思う……。(笑)
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カスが書いたカスのような本。灰谷某や谷川某の偽善は言うまでもないが、一方、このようにシャランとけち臭い俗を書いてしまう自称童話作家も如何なものか。死ぬまでにこの作家のケチくささを100人には伝えてしまうことだろう。
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