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白銀の逃亡者 の商品レビュー

3.6

37件のお客様レビュー

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2025/02/11

コロナ禍の初期を元ネタに、少しだけSFのテイストを織り混ぜたようなお話。感染すれば大方は死亡するところはよくあるパニック系なんだが、稀に生き残った場合は超人になると。 知念さんの凄いところは、その超人たちが偏見と差別を受けて、決してヒーローにはならないところ。 期待通りの面白さで...

コロナ禍の初期を元ネタに、少しだけSFのテイストを織り混ぜたようなお話。感染すれば大方は死亡するところはよくあるパニック系なんだが、稀に生き残った場合は超人になると。 知念さんの凄いところは、その超人たちが偏見と差別を受けて、決してヒーローにはならないところ。 期待通りの面白さでした。

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2025/02/10

人を超える力はともかく、コロナも初期の頃は隔離とか人権侵害とかで(病気とは直接関係なく)死者も出ている。難しい問題だと感じる。

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2025/02/05

未知のウイルスが流行り、感染すると死ぬか乗り越えて超人のヴァリアントになるかの二択。危険性から隔離されるヴァリアントたちと、強盗強姦殺人の罪で捕まった1人のヴァリアントたちが頑張る話。 病気の設定、未知のものに対する周囲の反応、お偉いさん方の情報操作など、丁寧に作られているリア...

未知のウイルスが流行り、感染すると死ぬか乗り越えて超人のヴァリアントになるかの二択。危険性から隔離されるヴァリアントたちと、強盗強姦殺人の罪で捕まった1人のヴァリアントたちが頑張る話。 病気の設定、未知のものに対する周囲の反応、お偉いさん方の情報操作など、丁寧に作られているリアルさと、ヴァリアントという適度なフィクションが面白かった。

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2025/01/10
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p296「あっちで里奈によろしくな。仲良くするんだぞ」 鈴木比呂士によって娘の里奈はDoMSになり死んだのにこんな言葉をかけれる毛利刑事かっこよすぎ。 コロナもコロナになったことが目で見て分かるような病気だったらこんなパンデミックになってたと思う。 比呂士は死んだけど医師の純也と悠たちヴァリアントが平和に過ごせますように。

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2024/11/06
  • ネタバレ

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屋上のテロリストを思い出した。 作品に引き込む力はほんと知念先生すごいなぁと改めて思いました。 クソ首相が殴られた時はスカッとしました!

Posted byブクログ

2024/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

DoMSに感染し急性期から回復すると驚異的な身体能力がみについてしまう(ヴァリアント)。そんな感染症を政治の道具にされ、差別をうけてしまうヴァリアント達の復讐ストーリー。 フィクションでありながら新しい感染症が国中をパニックに陥れてしまうのを最近目の当たりにしていたので結末行き所が楽しみで一気読みであった。 最初は善人が登場していない雰囲気であったが、比呂士が起こしてしまった事件の真相が明らかになったあたりから様相が一変、真の悪人が明確になる勧善懲悪の展開。あれだけ悪人が救いようのない奴だと読んでいて気持ちの持って行き場が明確になり易くて良い。 岬と悠がヴァリアントとしての宿命を背負いつつ前向きに進んで行く結末にすっきりした読後感を味わう事ができた。 現実の世界でヴァリアントの様な感染症罹患者がいたら、絶対悪いことを考える奴がいるんだろうな。

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2023/12/03

知念実希人さんの小説は「ザ・エンターテインメント」という表現がピッタリな気がする。 この作品もまさにそんな感じでした。 コロナ禍をヒントに、「白銀」の眼を持つ ヴァリアントが登場する内容は実写化も 観てみたい!と思わせるほど、ハラハラ ドキドキな展開。 他の作品も色々読んでみ...

知念実希人さんの小説は「ザ・エンターテインメント」という表現がピッタリな気がする。 この作品もまさにそんな感じでした。 コロナ禍をヒントに、「白銀」の眼を持つ ヴァリアントが登場する内容は実写化も 観てみたい!と思わせるほど、ハラハラ ドキドキな展開。 他の作品も色々読んでみたいです。

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2023/07/22

設定に戸惑いながらも、政治絡みのお話にも挫折しそうになりながらも読み進めたのが功を奏した。後半からバラバラに見えた断片が繋がってきて思いもよらない展開に。それぞれのキャラ立ちが絶妙だった。コロナ前に書かれたお話というのも驚き。

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2023/06/18

ミステリ的なミスリードは薄く、勘のいい読者ならすぐ気づく仕組みになっている。 だが本書の魅力はそんな所ではない。ノンストップサスペンスとでも言うべきか。よく出来た映画でも観ているような面白さや楽しさがある。なかなかの良作だ。

Posted byブクログ

2023/06/07

致死率95%の謎の感染病から生存を遂げた「ヴァイアント」と呼ばれる人たちへの偏見、風当たりの強さを描いた物語。 コロナの後に書かれた著書かと思ったらそれより前に発売されていた。 最初の病気の説明を乗り越えればそのあと非常に面白かった。 厨二心もくすぐる作品。

Posted byブクログ