内田樹の生存戦略 の商品レビュー
読了。面白かった。世の中のごちゃごちゃしたことがすっきりわかる気分になる。事務所の人に貸してみよう。
Posted by
政治的な問題に関しては、他の質問より紙数を割かざるを得ないというところが、現在の日本の政治的状況の困難さを物語っているように感じた。
Posted by
どうすればいいんですか?という問いは標準的なふるまいはどうなんですか?という問いと同じです。みんなは何をしてますか?と訊いているのと同じです。もっと踏み込んで言えば、何をしていればその他大勢に紛れ込めますか?を訊いている。そういう態度って、あまりクリエイティブじゃないと思うんです...
どうすればいいんですか?という問いは標準的なふるまいはどうなんですか?という問いと同じです。みんなは何をしてますか?と訊いているのと同じです。もっと踏み込んで言えば、何をしていればその他大勢に紛れ込めますか?を訊いている。そういう態度って、あまりクリエイティブじゃないと思うんですか
Posted by
賃貸はいいですよ。隣が嫌なヤツだったらすぐ引っ越せるし。「海辺の街に住みたいな」とか「里山の近くがいい」とか思ったら、翌月から住めるし。壁にキズとか床にタバコの焦げをつくっても、「あ、いいんだ、オレんちじゃないから」って言えるし。これが自分の家だと、客が床にワインをこぼしたりする...
賃貸はいいですよ。隣が嫌なヤツだったらすぐ引っ越せるし。「海辺の街に住みたいな」とか「里山の近くがいい」とか思ったら、翌月から住めるし。壁にキズとか床にタバコの焦げをつくっても、「あ、いいんだ、オレんちじゃないから」って言えるし。これが自分の家だと、客が床にワインをこぼしたりすると、ちょっと「むっと」するじゃないですか。(p.95) 結婚の基本目的は、「生き延びるチャンスを高めること」です。だから、配偶者を探す時の基準は、「夢中になるほど好きになる」とかではないんです。誤解を招くかも知れないけど、「その人と一緒にいる方が、ひとりでいるより生き延びるチャンスが高まるかどうか」なんです。この基準をクリアーするなら、誰と結婚してもいい。だってしみじみ「結婚していてよかった」と思うのは「病めるとき」「貧しきとき」だからです。健康でリッチなときには、配偶者なんていなくても平気です。配偶者が切実に必要になるのは、危機的状況においてです。 いつも言っていることですけれど、配偶者の選択にうるさい条件つけちゃダメです。「異性が10人いたら、そのうち3人はストライクゾーンに入る」というくらいの幅の広さが欲しい。できれば「10人いたら5人はOK」というくらいの境地に達してほしい。 どんな相手と結婚しても「そこそこ」幸福になれる能力というのは人間の成熟度を考量するたいせつな指標です。だって、最高の結婚相手だと思って結婚したら、その人が破産したり、不治の病にとりつかれたりというのはよくある話しですからね。そういうときに「予想と違った」と言って離婚話を持ち出すような相手では困る。そういうときにも、にこにこして「まあ、人生いろいろなことがあるよね」と機嫌よく新しい状況に適応できるような人間が配偶者としては望ましい。(p.129) (鬱の人に)、周囲に求められているのは細やかな気遣いをしつつ放っておくことです。むずかしいけれど、それがいいんだと思います。「オレはお前のことをすごく心配しているんだ」というようなことは言っちゃダメです。それは必ず「だから、オレのために・・をしろ」という新たな「仕事」を要求することになりますから。朝起きたらご飯が炊けていたとか、冷蔵庫を開けてみたらプリンが入っていたとか、そういう「地下室のこびとさん」的な気遣いだけでいいんだと思います。(p.148) 僕は移民の拡大には反対です。移民対策で成功した国は一つもないからです。あえて成功と言えば、アメリカだけです。実際に「アメリカは移民で成功したじゃないか」という理由で移民拡大に賛成する人たちがいます。でも、あの国の場合は、移民が先住民を殺して「移民が主人」の国にしたことで成功したわけですから、アメリカの先例に倣うつもりなら、移民を入れて代わりに日本人が列島から出て行くしかない。それなら成功するかもしれない。(p.252)
Posted by
2016.7参院選で自民が勝ち、天皇がお気持ちを公にするところまで当たっててすごかった。その他の情報の信頼度が上がった。 韓国の軍事力の発動権は米国にあり、米中間は近くなっている。軍事力の発動権が米国にある日本との戦争は起きない。 米国は世界の警察をもうやめたい。それに中東で精...
2016.7参院選で自民が勝ち、天皇がお気持ちを公にするところまで当たっててすごかった。その他の情報の信頼度が上がった。 韓国の軍事力の発動権は米国にあり、米中間は近くなっている。軍事力の発動権が米国にある日本との戦争は起きない。 米国は世界の警察をもうやめたい。それに中東で精一杯。東アジアに手をかけてる暇はない。 ここがへーとおもった。
Posted by
久しぶりの(でもないかな?)内田先生の本。 雑誌GQの悩み相談記事の総集編という内容です。 なかなかおもしろいです。 雑誌というわりと軽いメディアに対してだからかも しれませんが、わりと諧謔的な書き方ですが、 過激な内容が多くなっているような感じがします。
Posted by
- 1
- 2