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まっぷたつの先生 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2024/06/14

教師は聖職といわれ、生徒の見本となるような生き方や振る舞いが求められる。とはいえ、先生も1人の人間で弱い部分や問題が起きたときの向き合い方も一筋縄ではいけない。闇の部分を感じた。先生は大変。

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2023/02/04

先生も人間。意識の高い人ばかりではない。それもある程度の年齢になって気付くもの。ただ、自分は先生には向いていないとわかっているのに、男の影を追いながら教師を続ける。その時に子どもを傷つけたことをずっと悔やみ、何年も経ってからその子の元へ謝罪に行くなんて、自分勝手の何物でもない。そ...

先生も人間。意識の高い人ばかりではない。それもある程度の年齢になって気付くもの。ただ、自分は先生には向いていないとわかっているのに、男の影を追いながら教師を続ける。その時に子どもを傷つけたことをずっと悔やみ、何年も経ってからその子の元へ謝罪に行くなんて、自分勝手の何物でもない。そんな沙世先生には感情移入なんてできない。

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2022/05/02

見る人の視点によって、その人の評価が変わる。罪の意識をずっと持ち続けて20年間を過ごした先生には、これからの人生、幸せに過ごしてほしいと思う。しかし、その20年間にも新たな日常生活は営まれていて、その積み重ねがその人らしさを形づくっていき、今の人柄ができているように思います。

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2020/03/08

人物を整理しながら読まないとこんがらがってくる小説でした。みんな辛そうだつたりエキセントリックだったり…

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2019/10/10

タイトル的には、2人の先生が出てきて、2人の生徒が出てくる。それぞれの一人称が交互に書かれて物語が進むのだが、タイトルが意味不明なくらいに回想と現実、誰が誰?と読み進めると、あ、これは回想シーンかってわかるが、また急に現実に戻ったり、その間の行間もないので非常に読みづらく、だらだ...

タイトル的には、2人の先生が出てきて、2人の生徒が出てくる。それぞれの一人称が交互に書かれて物語が進むのだが、タイトルが意味不明なくらいに回想と現実、誰が誰?と読み進めると、あ、これは回想シーンかってわかるが、また急に現実に戻ったり、その間の行間もないので非常に読みづらく、だらだらと進む。 で、結局だれの何を強調したかったのかもわからないし、4人がそれぞれどうなのかもよくわからない、どうしたいのかもわからない。 図書館で人気作家コーナーに置かれていたので借りてみたが いまいちだった。 総評して物語的には悪くなかったが構成が酷すぎた作品。

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2018/06/17

誰の何を描きたいのかが全然わからなかった。タイトルに「まっぷたつ」とあるけれども、登場人物がみんなごちゃごちゃしていて、むしろもう少しハッキリしてくれ、という感じ。

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2018/03/19

うーむ。 先生と生徒の当時と現在と震災。 視点が変わるのがわかりづらかったし、 先生にただの人感が出過ぎてていまいち。 よい子が実は腹黒かったり、賢い子が先生ウケがよかったり、小中学生の先生は大変だと思うけど、 自分が子どもだった頃、大好きな先生はいなかった。 親になって、子ども...

うーむ。 先生と生徒の当時と現在と震災。 視点が変わるのがわかりづらかったし、 先生にただの人感が出過ぎてていまいち。 よい子が実は腹黒かったり、賢い子が先生ウケがよかったり、小中学生の先生は大変だと思うけど、 自分が子どもだった頃、大好きな先生はいなかった。 親になって、子どもの先生に感じいい人はいたけど、わが子がどう思っていたかは謎。

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2018/03/17

仕事上のキャラクターとプライベートの乖離に苦しむ人っているだろうと思ってた。それが聖職と呼ばれる職種ならなおさら。

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2017/02/10

教師も一人の人間。 お気に入りの生徒がいれば、苦手な生徒もいる。 生徒皆に対し平等に接するのは難しい。 二人の女性教師と二人の女生徒が時を経て交錯。 それぞれが過去を振り返りながら交流を深めていくさまが、痛々しいけれども潔くてよかった。 中央公論新社さん、こちらは文庫化してく...

教師も一人の人間。 お気に入りの生徒がいれば、苦手な生徒もいる。 生徒皆に対し平等に接するのは難しい。 二人の女性教師と二人の女生徒が時を経て交錯。 それぞれが過去を振り返りながら交流を深めていくさまが、痛々しいけれども潔くてよかった。 中央公論新社さん、こちらは文庫化してください。 ついでに『イギリス海岸ーイーハトーヴ短篇集』もお願いいたします。 作中に登場した高政の笹かまぼこ、ぷちあげたまねぎをまずいただきましたが、とてもおいしかったです。 好きな作品に出てきたものは手に取ってみたくなります。

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2016/10/30

先生ってつくづく大変な職業だと思います。 影響力も大きいし、素晴らしい職業だと思いますがその責任は重すぎるときもありそう。 2人の小学校の先生とその教え子、それぞれの視点で 語られるストーリー。 恨み節…後悔…暗いけど引き込まれて読みました。

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