1,800円以上の注文で送料無料

佐藤愛子の役に立たない人生相談 の商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/11

そんなこと私に聞かれてもねぇ...とけんもほろろの第一声だけど一応ちゃんと答えてくれるかんじ。 「趣味に合わないプレゼントを贈ってくる彼にどうすれば本心を伝えられるか」というあるあるなお悩みに、「ガタガタ言うな」と一蹴。愛情の証である品物に感謝をしないのは彼女の怠慢だという回答...

そんなこと私に聞かれてもねぇ...とけんもほろろの第一声だけど一応ちゃんと答えてくれるかんじ。 「趣味に合わないプレゼントを贈ってくる彼にどうすれば本心を伝えられるか」というあるあるなお悩みに、「ガタガタ言うな」と一蹴。愛情の証である品物に感謝をしないのは彼女の怠慢だという回答が印象に残りました。

Posted byブクログ

2021/10/19

人生の大先輩である佐藤先生が、老若男女から寄せられる様々なお悩みをバッサリ切っていきます。 相談している側からすると真剣そのものなのでしょうし、そう考えると「こんな回答で大丈夫か……?」と思ってしまうものの、他人事だと思うと途端にクスッと笑えてしまったり。 日々のちょっとした空き...

人生の大先輩である佐藤先生が、老若男女から寄せられる様々なお悩みをバッサリ切っていきます。 相談している側からすると真剣そのものなのでしょうし、そう考えると「こんな回答で大丈夫か……?」と思ってしまうものの、他人事だと思うと途端にクスッと笑えてしまったり。 日々のちょっとした空き時間で軽く楽しめる1冊です。

Posted byブクログ

2021/03/15

まずタイトルが良いですね。 「役に立たない」と「人生相談」の対比が面白い。 そして92歳とは全く思えない切れっ切れの回答が痛快です。 良くある「相手に寄り添って」と言う回答とは真逆とも思える愛とユーモア溢れる珍解答(失礼) 歯に衣着せぬ物言いなのですが、不思議と嫌な感じ...

まずタイトルが良いですね。 「役に立たない」と「人生相談」の対比が面白い。 そして92歳とは全く思えない切れっ切れの回答が痛快です。 良くある「相手に寄り添って」と言う回答とは真逆とも思える愛とユーモア溢れる珍解答(失礼) 歯に衣着せぬ物言いなのですが、不思議と嫌な感じが全然なく、思わず噴出したり、「そうだよな、その通り!」と納得する回答多し。 人生相談なのに、楽しいエッセイ本を読んでいる様な錯覚に陥った愉快な1冊です。

Posted byブクログ

2020/11/10

老若男女から寄せられる様々な悩みを、佐藤先生がバッサリと切っていきます。果たしてその答えで悩みは解決できるのか…。そう思いたくなってしまう解答の数々に、つい笑いがこぼれてしまいます。(新ひだか町静内)

Posted byブクログ

2018/08/12

言葉に選び方が素晴らしく、読んでいてスッキリします。 今までの積み重ねがあってこその迫力で、他の人が同じことを書いても(言っても)、この説得力は出ません。 佐藤さんのファンだった祖母の生前に是非読ませたかった。 企画を立てた人もすごいと思います。

Posted byブクログ

2017/11/11

タイトルだけで予想はつくけど、相変わらずスカッとする佐藤愛子さんの本。 作家になるにはどうしたらいいですか?って人に遠藤周作さんも激おこだったとか。 面白かったデス。

Posted byブクログ

2017/05/16

☆4.26?くらい 純粋に相談相手の役に立とうとする回答ではなく、持論を出してきているところがいいと思った。

Posted byブクログ

2016/12/20

「90歳、何がめでたい」が大人気の佐藤愛子さん。 初めて読んだ。 文春の阿川対談もおもしろかったが、この本もおもしろかった。 字も大きいし、イラストもあるし、つるっと読めてしまった。 私がきれいに見えるのは、メイクの人もついて、撮影してるから。本当の私は、歳相応のおばあさんですよ...

「90歳、何がめでたい」が大人気の佐藤愛子さん。 初めて読んだ。 文春の阿川対談もおもしろかったが、この本もおもしろかった。 字も大きいし、イラストもあるし、つるっと読めてしまった。 私がきれいに見えるのは、メイクの人もついて、撮影してるから。本当の私は、歳相応のおばあさんですよ、とか。 自分のことをイケメンだと思っていて、謙虚なイケメンなんていない、とか、歯切れがいい言葉がよい。

Posted byブクログ

2016/10/27

著者のお兄さん サトーハチロー氏の詩も好きであったが、著者の歯に衣を着せないものの言い方(❓)は毒舌的なのだが、戦争を知っている世代で、苦労を通り越して来た人生経験者にかかったら、質問者が、なんとたわいない相談をしているように見える。 目は笑っているが、口が歪んでいるイラストは...

著者のお兄さん サトーハチロー氏の詩も好きであったが、著者の歯に衣を着せないものの言い方(❓)は毒舌的なのだが、戦争を知っている世代で、苦労を通り越して来た人生経験者にかかったら、質問者が、なんとたわいない相談をしているように見える。 目は笑っているが、口が歪んでいるイラストは、少し気に食わないが、、、豪快に笑い飛ばしているイラストの方が、著者らしいのではないだろうか? 表紙の白大島の着物をさりげなく着こなし、92歳の御年に見えない若さは、素晴らしい。

Posted byブクログ

2016/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「九十歳、何がめでたい」があまりに面白くて「こんな面白そうな本もでているぢゃないか!」とすかさず手に取った一冊。何よりも佐藤先生の、カカと笑っているかのようなこの表紙の表情。 役に立たないと謳っておられる様に多分ほとんど人生相談の役には本当に立たないと思うのですが、ストレス発散の役にはかなり立つのではないかなと思うのです。 とにかく痛快。「人生相談なんかしたくない」とあれほど「九十歳何がめでたい」で書いておられたのに引き受けちゃったのな~という残念感(?)もあるのでなおさら面白いのです。でもやけっぱちというのでもなく、先生なりの真面目さでちゃんとお答えにはなっているのです。 「それはどうかなぁ」と反論や疑義の余地のある回答もあるのですが、人生相談なんか正解はないのだからこういう意見も面白いよなぁと思うのです。 むしろ、佐藤愛子先生に人生相談を持ちかける人は、「くだらないっ!」などとばっさり切られたいのでは、とも思えるのです。別に悩みなんかないけれども佐藤愛子先生に切られるなら人生相談持ちかけてみたいと思いますもの。 佐藤愛子先生の回答に添えられた表情のイラストもまた痛快。するする読めてすっきりするまさに解毒剤の一冊。他の本もちょっと読んでみたくなりましたね。 何か読むものないかなと探している方、さらっと読める一冊お勧めします。

Posted byブクログ