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照屋くんは絆されない(1) の商品レビュー

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2016/10/01

これは、中々に好い四コマ漫画だ 読んでいるコッチの方が、作品全体から溢れ余っている青春っぽさに照れくさくなってしまうな テレメンってのは、これから地味に流行するんじゃないだろうか。いや、いっそ、流行らせよう、そんな悪ノリ半分で、この感想を書いている事は否定できない 断定していいか...

これは、中々に好い四コマ漫画だ 読んでいるコッチの方が、作品全体から溢れ余っている青春っぽさに照れくさくなってしまうな テレメンってのは、これから地味に流行するんじゃないだろうか。いや、いっそ、流行らせよう、そんな悪ノリ半分で、この感想を書いている事は否定できない 断定していいか、は微妙だが、あえて言うなら、ラブコメに属す、と私は思う どちらかと言えば、ヒロインが主人公を始終、圧倒するタイプのラブコメなので、苦手な人はいそう。でも、私は、そんな主人公が勝てない感じは嫌いじゃない 咲岡ちゃんは、もう完全に、照屋くんの赤面を引き出すのを楽しんでいる。確信犯である(つい、この間、『広辞苑』を読んでいて知ったのだが、この「確信犯」、本来の意味は道徳的・宗教的または政治的“確信”に基づいて行われる犯罪、の事だそうだ。でも、俗的な意味である、それが悪い事と知りつつ、あえて行う行為も良くなっているようだ) 照屋くんは、伸びしろのある男だ。でも、きっと、咲岡ちゃんには、友達のままでいても、恋人関係になっても、一枚上を行かれて、照れさせられるだろう。そんな敗北を、彼が段々と心地よく感じるようにならなきゃいい、と願うばかりだ 照屋くんの(自称)親友の春秋も個性的で、この作品にパンチを利かせている。(2)での活躍が楽しみである どの回も、照屋くんの朱が差された頬がむしゃぶりつきたくなるくらい可愛いが、個人的に推しなのは、第6話だ。日頃からツッパっている男子が、実は料理が巧いってギャップは反則だわw この台詞を引用に選んだのは、作中でもモブが言っているが、謎の威圧感があるからだ。脅しってのは、時に不明瞭の方が効果を高く発揮する時もあるw

Posted byブクログ