禁断の心理話術 エニアプロファイル の商品レビュー
「エニアグラム」9タイプについて書かれた本。 私は人の頭の数だけ、その人なりの正解があると思って生きている。だがしかし、同じ日本語で会話してるはずなのに全く会話が成り立たない経験もしている。 何かのヒントになるかもと思って読んでみた。 本よりユーチューブのほうが面白いかも。「...
「エニアグラム」9タイプについて書かれた本。 私は人の頭の数だけ、その人なりの正解があると思って生きている。だがしかし、同じ日本語で会話してるはずなのに全く会話が成り立たない経験もしている。 何かのヒントになるかもと思って読んでみた。 本よりユーチューブのほうが面白いかも。「サブリミナル酒場」好きだし。 ある晩、性格診断テストをしていた。 「人に合わせるのはほぼ無理。かえって気持ち悪くなるからやめなさい。」と診断結果のアドバイスが。 タイプはピースじゃないかなあと思うが、思ったことをそのまま言うので、数々の地雷を踏んでいる。 強く生きていこうと思ってる。そして、1番大切なことは、ある雑誌の切り抜きの言葉。「自分にも周りにも期待しない。」ことだ。出来ないことも確かに多いし、根性論だけで解決しない事も多い。(過度の期待は自分を苦しめるから。)囚われるのではなく、「私の勝負するとこはそこじゃない。」と思う。
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Audibleで聴いた。登場人物毎に読み手が変わって制作にコストがかけられている印象。 優れたカウンセラーや教師、営業マン、経営者などはエニアグラムが提唱する9つのタイプより多様なパターンに分類しているだろうし、それゆえにさらに柔軟な対応をしていると思う。 そういう意味では9つは粒度がそもそもザックリしている。その実態は「認知バイアスの順列組み合わせ」の数以上にあるだろう。 とは言え、まったく何も知らないよりかは、9つのパターンへの判別方法とその対応方法を知っておくに越したことはない。なぜなら、営業のように時間の制約があるシーンでは相手と良い関係を築ける可能性が上がると思うから。また相手がタレントや経営者、教師、大手社員などのように「こうあるべき/こうありたい」と客観的に把握していたり、社会的な立ち位置が明確な時は有効と思われる。 ただし、時間の制約なしに話を聴ける大切な相手であれば、こんな狭っ苦しい9つのパターンなど捨ててゼロベースで相手をまんま受け入れることを目指す「傾聴」が良いのは言うまでもない。
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エニアプロファイルとは、エニアグラムの応用らしい。 エニアグラムとは、自己分析の考え方で、人間を9つのタイプに分類する分類法。 エニアプロファイルとは、これを他人の分析に応用して、対人関係に利用する考え方のようです。 9つのタイプとはいっても、人間は全てのタイプをある程...
エニアプロファイルとは、エニアグラムの応用らしい。 エニアグラムとは、自己分析の考え方で、人間を9つのタイプに分類する分類法。 エニアプロファイルとは、これを他人の分析に応用して、対人関係に利用する考え方のようです。 9つのタイプとはいっても、人間は全てのタイプをある程度は持っていて、その中で最も表面に現れているタイプで代表して分類するとか。 まあマンガやTVに出てくるような人はキャラクターがデフォルメされているので分類するのは分かりやすい気がします。 しかし、身の回りにいる普通の一般人はあまり特徴が強調されていないので分類はやりにくい気がします。 私個人としては典型的な「シンカー」タイプではないかと自己分析します。 「シンカー」の特徴として「雑談はしない」と記されています。 これはまさしくそうで、私は子どもの頃から雑談は嫌いでした。 余計な話は時間の無駄だと思うタイプで、本論だけ議論してればいいのだと思っていました。 「シンカー」ばかりいる浮世離れした世界の住人になれば幸せな人生を送れていたかもしれないのですが、残念ながら中学時代にうつ病を発症し、その後回復することなく人生を転落してしまいました。私の人生はうつ病を発症した中学3年で終わってしまったようなものです。 現在私がいる娑婆の世界は雑談ができないと成り立たない世界なんですね。 少し前、社会生活をしていく上で雑談がいかに大事かということを斎藤孝先生の著書で知り、目からウロコの思いでした。 今は必死で雑談のやり方を研究していますが、なかなか上達できません。 それはともかく、本書の著者も齋藤孝先生のように説明がうまい方です。 何せ9つあるタイプのうち、典型的で分かりやすくて日本人に多いという6タイプのみの説明で抑えて、分かりにくい3つのタイプの説明は省略するという割り切り様。 そういった割り切りも分かりやすくするためには必要でしょう。 説明されている6タイプについては、会話の実例付きで詳しく分かりやすく解説されています。レイアウトも工夫されています。 本書で説明されていない3タイプについては、エニアグラムの本は色々出ているから他の本で調べればよいでしょう。 説明が独特で分かりやすいので、正統派のエニアグラムを学んでいる方々にとっても本書を読めば、違った観点から見られて理解が深まるという参考書ではないでしょうか。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/02/18/210325
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禁断の心理話術エニアプロファイル 岸正龍 フォレスト出版 人間の無意識の分析 肉体の誕生に伴っている生まれながらの先天性の意識で 通常の後天性の意識と別物だとされる 古代ギリシャで誕生した無意識を九つに分類するエニアグラムを 元にして発展したのがエニアプロファイルだという ...
禁断の心理話術エニアプロファイル 岸正龍 フォレスト出版 人間の無意識の分析 肉体の誕生に伴っている生まれながらの先天性の意識で 通常の後天性の意識と別物だとされる 古代ギリシャで誕生した無意識を九つに分類するエニアグラムを 元にして発展したのがエニアプロファイルだという 人の心を表層から四段階に分類する 役割的性格・この段階の発言や行動は本心ではない 習慣的正確・変えることができる 狭義の性格・幼年期に作られた性格で変えることが容易でない 気質・先天的な無意識下のもので変えようがない個性であり ここで起こる恐れから来る感情的要求が 全ての判断のベースとなるので コレを満たしてくれる相手には両手を上げて迎え入れる 自分の無意識を意識化すれば不安恐怖の落とし穴に 嵌まることなく客観的に人生を選択できる可能性がある また邪道だが第三者の無意識下に潜入して 操ることも可能になるとこの本は説き 恋愛やビジネスや子育てなどに応用ができるという 無意識の分類は九つの内の六つを選りすぐっている 親分タイプの「ビッグボス」(改革する人) コントロールされることに恐れ自分を守りたい 明るくお節介で世話好きな「スマイリー」=フレンドリー(助ける人) あるがままで愛されないことを恐れ先回りして世話を焼く=愛されたい人 気難しい専門家タイプの「シンカー」=考える人(達成する人) 余分な会話が嫌いで時間を無駄にしたくないが琴線に触れると喋りまくる=有能で ありたい人 裏表が見えにくいスマートで合理的な「クール」=理性的な人 自分の本質に価値が無いことを恐れて頑張る=価値のある存在でありたい 空気を読まないエンターテイナー「ファンラバー」=楽しむ人 満たされないことを恐れて何でも器用にたのしむが深くは追求しない 全部をひっくるめたどっち付かず「バランサー」 不安に敏感でって依存心が強く弱きで外目線=安全を求める人 絞り込むには 体型・雰囲気・声の高さ・話すスピード・話し方・表情・よく口にする言葉に注目 する しかしこれは一方通行の場合侵略であり搾取であり道義的に問題となるだろう 相手の心を引き寄せるために自分の思いを殺して誘惑することは 本意に反する本末転倒だろうし 相手に対して嘘を付きだます行為は 例え良かれとしたことであったとしても許されることでない したがって双方が双方の無意識を理解し合って話を進めることができれば 素晴らしい結果を出せるだろう まずは自分を省みる為の道具として使うことにこそ役立つ武器の一つとなる その上で相手を知ればお互いに納得できる落とし所を見つけられるだろう 六つの他には ルーラーとワンダーとピースの三つで九つになる
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心理テクニックを、本を売るために使うのではなく本の内容の評価を高めるために使っている。大衆へのアピールは弱いけどシンカーにアピールする。本を買うのはシンカーなので正しいマーケティングかもしれない。
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エニアグラムにて相手のタイプを見極め、 その相手の深層心理に入り込んで交渉ごとを進める。 簡単にはいうものの、 短い時間の中で相手のタイプを見極めるのは難しい。 実際のところ、1つの特徴が色濃く出るだけで、 それ以外の特徴が出ないかというとそんなことはない。 とはいえ、大まか...
エニアグラムにて相手のタイプを見極め、 その相手の深層心理に入り込んで交渉ごとを進める。 簡単にはいうものの、 短い時間の中で相手のタイプを見極めるのは難しい。 実際のところ、1つの特徴が色濃く出るだけで、 それ以外の特徴が出ないかというとそんなことはない。 とはいえ、大まかなタイプと特徴を理解したうえで、 相手のことを観察するというアプローチは良いかと思った。 結局は相手がどんな人なのかの興味を持って観察するのが大切。 【勉強になったこと】 ・人の性格は次の4つの層から形成されている。 気質: 生まれた瞬間から抱えているもので、変えられない 狭義の性格: 幼少期に形成される部分で、変えることは難しい 習慣的性格: 住んでいる場所や生活習慣によって形成されるもので、 変えることができる 役割的性格: 会社や学校、家族などそれぞれの関係性の中で形成される。 ・人の根本的な考え方や性向は、気質によって決まっている。 ・第一印象をチェックするときのポイントは以下 体型、雰囲気、声の高さ、話すスピード、 話し方、しぐさや表情、よく口にする言葉 ・プロファイリングするときは、以下のいずれのタイプか を判断するところから始めるとよい。 ビッグボス、スマイリー、シンカー、 クール、ファンラバー、バランサー ・ビッグボスは、他人にコントロールされることを恐れ、 本当は寂しがり屋な人が多い。 ・スマイリーは、あるがままの自分では愛されないことを 恐れ、「ながら会話」をされるのを嫌う。 ・シンカーは、自分が無力で無能であることを恐れ、 時間を取られるのを嫌う。なので、雑談を嫌う。 ・クールは、あるがままの自分に価値がないことを恐れ、 成功に対する意欲が強い。実際、目標に向かって邁進する。 ・ファンラバーは、満たされることがないことを恐れ、 自分の話を聞いてもらいたい傾向がある。 ・これまでのどのタイプにも当てはまらない人は、 一端バランサーとしてプロファイリングするのがよい。 実際、日本人に多いのはこのタイプである。 バランサーは自力でやっていけないのではと恐れ、 いろんなことに対して不安を感じている。 ・人と親密になる方法として、バックトラッキング法がある。 これは、相手が言ったことをそのままおうむ返しに発言 することである。 これだけでも、人は聞いてもらえていると感じることが 出来る。 ・エニアプロファイルをするときには相手に興味・関心を 持つことが最も大事。とにかく観察すること。 ・エニアプロファイルの流れ 1. 会った瞬間から相手に興味を持ち、関心を注ぐ。 2. 相手から伝わってくる印象で初期エニアプロファイルをする 3. 興味関心を強めながら、過去や未来に対するヒアリングをする。 4. バックトラッキングをしながらラポールを築く。 5. 集まった全ての情報を元に最終エニアプロファイルをする 6. ラポールを継続しつつ、プロファイリングしたタイプに 合った話し方をする 7. 心から感謝する 8. エニアプロファイルによって築いた信頼を大切にする
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