妄想高校教員 森下(5) の商品レビュー

西渡槇(著者)

2022/09/01

妄想の描写なのかそうではないのか分かりづらかった。どうせ妄想なのだから平本アキラ先生のノリのようにもっとエロに振り切って良かったと思う。森下の変態性（教員。恋愛経験がない童貞。女性を嫌うも、自分が受け持つクラスメイトらで常に妄想。クラスメイトらに似た女優のアダルトビデオを所持。女性が苦手なため、男子校を選び、大学も男性が多い学部に進学。その反面、父親は女性にモテる。父親もぬぎたてのブルマを保温するために炊飯器に入れたり、コスプレ癖があったりと変態性が高い。学校の理事長という立場を生かして、学生時代の森下を女性に慣れさせるように仕向ける。森下は、それが原因で女性嫌いに。女子校に勤務したのは女性嫌いを克服するため。自分自身が女性にとことん好かれていると妄想することで女性嫌いを克服。）は薄気味悪かったが、どんな行動を起こすのか予測がつかなかったので楽しめた。4巻あたりで森下と同じような妄想癖があってやたらと下ネタに結びつける女子高生のキャラクターが出てきたことにより面白さは増していた。その子が小学校の頃にお餅を喉に詰まらせたが掃除機で吸引して九死に一生を得た話で「お餅＝白いもの、掃除機＝黒い棒」にすると、精子をゴックンしたような話に聞こえしまい、当時に担任に性的虐待を疑われた回が笑えた。