パレイドリア・フェイス の商品レビュー
2021年10月15日 登場人物の性格が面白い。真面目を装ったお酒、すごいわがままな気、堅物だが真面目で思いやりを見せる広瀬などなど。 それにしても文科省の結論ありきの調査や捨て駒にする若手官僚や黙ってその場しのぎをする日和見な人たちが権力を持っているのはとても嫌になる。 犯行は...
2021年10月15日 登場人物の性格が面白い。真面目を装ったお酒、すごいわがままな気、堅物だが真面目で思いやりを見せる広瀬などなど。 それにしても文科省の結論ありきの調査や捨て駒にする若手官僚や黙ってその場しのぎをする日和見な人たちが権力を持っているのはとても嫌になる。 犯行は瑞稀の推理によって
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シリーズ3作目だが、Qやαに比べて、いい人が少なくて、読んでて疲れる。瑞希ももうひとつ。イマイチだなあ、このシリーズ・・・
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表紙違う感じで続きなのか不安でした。 でもすぐ世界に入り込めて。官僚にも廣瀬みたいな人いたらなぁ。 水鏡も理解ある人のそばでこそ活きる能力だからこれからもどんどん危険な目にあいながら頑張って。
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地震で突然隆起した人面塚を巡るシリーズ第3弾。今作も瑞希以外の登場人物が全員変わっており、やっぱり物語に愛着を感じない。今回は廣瀬以外の登場人物のほとんどが私利私欲にまみれていて、人面塚が出来た過程もかなり無理があると言うか、その近くでN極とS極が入れ違う現象が起きていることとか...
地震で突然隆起した人面塚を巡るシリーズ第3弾。今作も瑞希以外の登場人物が全員変わっており、やっぱり物語に愛着を感じない。今回は廣瀬以外の登場人物のほとんどが私利私欲にまみれていて、人面塚が出来た過程もかなり無理があると言うか、その近くでN極とS極が入れ違う現象が起きていることとか、その伏線必要?と思ってしまう。地学の知識がある人は面白いかもしれないが、トリックがかなり難しい。ちなみに「パレイドリア」とは錯覚で、雲や地面が人の形に見えてしまうことを言うそう。それだけは勉強になったかも。
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大地震の後、山中に出現した巨大な土の塊。人の顔そっくりの隆起は「人面塚」と名付けられ、マスコミが貧村に殺到する。その隣村では地球のN極S極が逆転する現象の新たな証拠が見つかる。立て続けに発見された地球の成り立ちの常識を変える二大現象に、文科省タスクフォースのヒラ事務官・水鏡瑞希が...
大地震の後、山中に出現した巨大な土の塊。人の顔そっくりの隆起は「人面塚」と名付けられ、マスコミが貧村に殺到する。その隣村では地球のN極S極が逆転する現象の新たな証拠が見つかる。立て続けに発見された地球の成り立ちの常識を変える二大現象に、文科省タスクフォースのヒラ事務官・水鏡瑞希が挑む。
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あ、これシリーズになったの? と思って検索してみたら、水鏡推理3なのか。 え、2を読んでない!!! 後先考えない部下は扱いにくいだろうけれど、その勢いが結局は役に立っている。 毛嫌いしなくても個性ということでいいんじゃないか。
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栃木県北部の小さな村に突如出現した人面塚。その近接地で発見される地球の地磁気逆転の痕跡。過疎化、貧困に苦しむ林業の村。地主、村長、諸々の思惑に、研究者の欲が絡む。今回の瑞希の相方は、静岡大出身の総合職官僚・廣瀬。 3.8
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シリーズ三作目。今回のテーマ「地磁気反転」……うーん、あまり意味が分かりませんでした。噛み砕いてもらってもけっこう難しくて、あまりよく分かっていません。でも謎解きとしては楽しめたし、面白くないことはないので。ひとえに私の理解力不足……ちょっと悲しいっ。 相変わらずの瑞希の暴走ぶり...
シリーズ三作目。今回のテーマ「地磁気反転」……うーん、あまり意味が分かりませんでした。噛み砕いてもらってもけっこう難しくて、あまりよく分かっていません。でも謎解きとしては楽しめたし、面白くないことはないので。ひとえに私の理解力不足……ちょっと悲しいっ。 相変わらずの瑞希の暴走ぶりにははらはらしたり、わくわくしたり。そりゃあ自治体の抱える問題は切実ではあるのだろうけれど。だからといってこの捏造は頂けませんね。
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シリーズ第3弾。地磁気逆転って、先日「林先生が驚く初耳学」でやってた! 五輪エンブレム問題といい、話題のネタを上手く取り入れてるなぁ。そして、パレイドリア・フェイス。火星の人面岩を思い出した(笑)。秩父原人フィーバーは知らなかったけど、旧石器捏造事件についても調べてみたくなった。
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「水鏡推理」シリーズの3作目です。 単行本の装丁は、重厚な雰囲気に変わりましたが、 内容的には、2作目の流れ、パターンを程よく…。 といぅか、 ポスト万能鑑定士、ポスト凜田莉子感が鮮明に…。 (水鏡瑞希が、無邪気すぎて、馬鹿っぽぃけど…) 本作品にてベースとなった題材は、 2...
「水鏡推理」シリーズの3作目です。 単行本の装丁は、重厚な雰囲気に変わりましたが、 内容的には、2作目の流れ、パターンを程よく…。 といぅか、 ポスト万能鑑定士、ポスト凜田莉子感が鮮明に…。 (水鏡瑞希が、無邪気すぎて、馬鹿っぽぃけど…) 本作品にてベースとなった題材は、 2000年に発覚した「旧石器捏造事件」となります。 特に、後の検証により事件の背景とされた事象を、 うまく盛り込みつつ、省庁間の問題なども絡めて、 問題が広く、深く、難しくて、面白かったです…。 基本設定上の制約?も、いぃ感じで逆手?に取り、 今回、3作目も、無難に乗り切りまして、 新シリーズとして、引き続き、期待できそぅです。 ただ…、ネタ(研究不正事例)が、 どれだけ持つかが、ちと心配かもですね…。
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