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本当の学校事務の話をしよう の商品レビュー

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2018/08/05

小中学校の学校事務という普段あまり顧みられない、しかし現場にとっては欠かせない仕事について書かれた本。著者は非常に意欲的な学校事務職員であり、まだ30代ながらも様々な工夫をこらして保護者負担の軽減や教育環境の改善に奔走しており、見習うべきものがある。 管理職の考え方や各学校の抱...

小中学校の学校事務という普段あまり顧みられない、しかし現場にとっては欠かせない仕事について書かれた本。著者は非常に意欲的な学校事務職員であり、まだ30代ながらも様々な工夫をこらして保護者負担の軽減や教育環境の改善に奔走しており、見習うべきものがある。 管理職の考え方や各学校の抱える課題はまちまちであり、本書にあるような取組が可能とは限らず、それが良いとも一概には言えない。しかし、書かれていることは学校事務職員以外が読んでも学校現場改善のヒントになりうる。 また、事務職員の実態が垣間見えるので、学校組織体制を考える際のヒントにもなる。社会に開かれた学校教育や教員多忙化解消の鍵として、学校事務は欠かせない存在になりつつある折に、多くの人に読まれるべき良書である。

Posted byブクログ

2016/06/21

学校事務の仕事をここまでやれるのはエネルギッシュな栁澤さんならではのことだと思いますが、公立の小学校、中学校の課題が少し見えた気がします。 自分も小学校のPTAの役員をしているので、なるほどと思いながら読みました。 脚注まで丁寧に書かれていることに感心しました。

Posted byブクログ