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バリュエーションの教科書 の商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/03/07

図書館で借りた。 バリュエーションとは、いわゆる「企業価値」についての本だ。 投資に関する本は数多ある。「どのように株などで儲かるのか」「株で儲かる仕組み」といった本も数多ある。しかし、「企業の価値を見定める」「企業価値の計算方法」について記載している本は多くない。少なくとも私は...

図書館で借りた。 バリュエーションとは、いわゆる「企業価値」についての本だ。 投資に関する本は数多ある。「どのように株などで儲かるのか」「株で儲かる仕組み」といった本も数多ある。しかし、「企業の価値を見定める」「企業価値の計算方法」について記載している本は多くない。少なくとも私は初めて出会ったと記憶している。 貸出期間を延長させてもらったが、それでも読み足りないくらい、読んでいて満足感を感じた。星5つ評価!

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2023/01/09

資本主義の1仕組みを学ぶために社会人なら読んでおくと良い、但しファイナンスの基礎知識は前提となる。 書籍やMBA等で学ぶ”ファイナンス理論”が実世界でどのように影響しているかを、事例交えながら記載している。 理論で学ぶ”価値”や”不確実性”について、概念的な理解に留まっているこ...

資本主義の1仕組みを学ぶために社会人なら読んでおくと良い、但しファイナンスの基礎知識は前提となる。 書籍やMBA等で学ぶ”ファイナンス理論”が実世界でどのように影響しているかを、事例交えながら記載している。 理論で学ぶ”価値”や”不確実性”について、概念的な理解に留まっていることに課題感を感じている人は、是非読んでみてほしい。 個人的には、9章の”リスクマネジメントをオプションで捉える”に記載のある不確実性の定量的な評価方法は、他の初学者向けの書籍ではあまり見たことがなく、勉強になった。

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2022/02/13

心が折れそうになっても、ぜひ後書きまで読んで欲しい本。前半は極力平易にバリュエーションの意義や方法を解説してくれているが、後半は比較的専門的な内容。M&Aやデューデリジェンスの実務に少しでも関わっていないとイメージが膨らまない内容だろう。ただ、このような構成となった理由は...

心が折れそうになっても、ぜひ後書きまで読んで欲しい本。前半は極力平易にバリュエーションの意義や方法を解説してくれているが、後半は比較的専門的な内容。M&Aやデューデリジェンスの実務に少しでも関わっていないとイメージが膨らまない内容だろう。ただ、このような構成となった理由は後書きで筆者が自ら回顧しており、メッセージと共に受け取ると妙なまでに腑落ちする。今日明日の実務に直結する、という人は少数だと思うが、ビジネスマンとしてより経営寄りの視野を持ちたい人、投資をゲーム感覚でなく信念を持って始めたい人には是非読んで欲しい本。

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2022/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【目的】 Valuationに関する理解を深める 【評価】 Valuation周りの広範なトピック(ファンドの動向、事業再編、オプション、事業再生)を取り上げているので、「企業価値評価がビジネスのどこに影響してくるのか」という全体理解には良い。又、著者の問題意識が一貫している点も良かった点ではある。一方、テクニカルなバリュエーションの実務に詳しくなりたいならば、MBA関連やマッキンゼーの本などの方が良い。良い意味で門戸が広い内容であり、著者もそれを意図したものと思われる。

Posted byブクログ

2021/10/04

企業価値ってこういうものだよ、ということを数式少なめに記載している。 一回パラパラ読んだ感じだと、企業価値の求め方なんて、経験と勘だけど、なんとなく納得感あるものにしようとするもんなんだなって思った。 もっと理解するためにはちゃんと読まなきゃだなー

Posted byブクログ

2021/08/24

2回目を終了。 尊敬する元ファンドマネージャーの推薦本であり、再読。1回目の時は殆ど分かっていなかった事が、 ファイナンスの基礎を勉強してから、個人投資家の視点で読むと、なるほどと納得できるところも多かった。「のれんの創造力=PBR」とあり、企業価値について深く考えさせられるき...

2回目を終了。 尊敬する元ファンドマネージャーの推薦本であり、再読。1回目の時は殆ど分かっていなかった事が、 ファイナンスの基礎を勉強してから、個人投資家の視点で読むと、なるほどと納得できるところも多かった。「のれんの創造力=PBR」とあり、企業価値について深く考えさせられるきっかけとなった。 第三部の実務応用篇については、理解が難しい。投資家としては、判断が難しい場合、今すぐ投資しないというのも立派なオプションの行使にあたる。 著者監修のドラマもいつか観たい。

Posted byブクログ

2020/09/19

最初の方にあるROE等の解説は理解すると会社をまずはどう評価していくかという取っ掛かりがわかることになるので良いと思った。会計士試験に受かってすぐくらいの年次で勉強するのがよいと思う。

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2020/07/17

典型的なグロービス講師同様、日本文化や経済(経営ではない)の理解が弱い。 過度の資本主義を否定するフリして、資本主義の論理にどっぷりつかっている。 お金の本質を理解しておらず、残念な文章が多い。 投資家に都合の良い意見を言いがち。 原理原則を語るのは良いが実態を見て見ぬフリで...

典型的なグロービス講師同様、日本文化や経済(経営ではない)の理解が弱い。 過度の資本主義を否定するフリして、資本主義の論理にどっぷりつかっている。 お金の本質を理解しておらず、残念な文章が多い。 投資家に都合の良い意見を言いがち。 原理原則を語るのは良いが実態を見て見ぬフリで株主第一主義を盲信している。 筆者のようなレトリック=詭弁で日本社会が欧米化し格差社会が生み出されている現実を知った方がいい。 分かるようでわからない言い回しをする天才か。 市場が付けた株価が正しいと言っちゃうあたり大丈夫か?と思う。 教科書なのに数値があまり出てこないで、言葉だけで説明しちゃうのが分かりにくい。 日本企業もっとバリュエーションの勉強しろ。ハゲタカファンドに食い物にされるぞという問題提起はその通りで真摯に学びたいと思う。 民営化を正当化しちゃう。

Posted byブクログ

2020/04/12

9,10章が難解。リアルオプションについてあまり勉強してこなかったのでキャッチアップの上再読する。それにしてもドラマハゲタカとファンドの捉え方が似てるな、と思ったらこの著者がドラマの監修してたのね…

Posted byブクログ

2020/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"PBR=ROE*PER"という公式を初めて知った。また、Earn Outの使い時(株主と経営陣が一緒で、経営陣がStayする様な時に、売値のバリュエーションにコミットさせる)等も良く理解できた。最後のOptionの話は難解であったものの、将来M&A(に限らないが)の交渉の場に立つのであれば、必ず必要な知識であると感じた。

Posted byブクログ