ポーラースター の商品レビュー
チェゲバラの若き日、南米大陸旅行を通して、革命家に目覚めるまでの物語。 エビータとのつながりは映画を観たけどすっかり失念していてビックリ、読みながらすっかりあのマドンナの歌声がよみがえってた。 すごくわかりやすいのだが、やはり世界情勢、歴史を把握してないので、難しかった。
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左寄りの本かな~と危惧したけど、そうでもなく当時の南米の状況を冷静に説明してくれて親切。若者のお馬鹿な旅行記で終わるのかな、と思っていた矢先の展開に涙がでた。作者の描くゲバラがどう変わっていくのか楽しみ。
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若き日のチェ・ゲバラを描いた一冊。 「桜宮サーガ」の時に気になっていた、気障な文体は、舞台が南米だと割としっくりくる感じです(笑)。 本作のゲバラは、若いという事もあり、結構青っぽいのですが、好感はもてました。終盤はショッキングな展開になるのですが、これを乗り越えていく今後のゲ...
若き日のチェ・ゲバラを描いた一冊。 「桜宮サーガ」の時に気になっていた、気障な文体は、舞台が南米だと割としっくりくる感じです(笑)。 本作のゲバラは、若いという事もあり、結構青っぽいのですが、好感はもてました。終盤はショッキングな展開になるのですが、これを乗り越えていく今後のゲバラ君の姿が楽しみです。 4部作になるとのことで、(しかも1年1冊のペースっぽい)読むほうも長期戦の覚悟が必要かと。
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バチスタシリーズで有名な海堂氏が書いた、ゲバラに関する小説。 スカラムーシュ・ムーンでもあったが、最近の海堂氏の小説はどきどきよく分からない世界観に引きずり込まれることがある。 この小説の中のゲバラはおちゃめで、女好きで、頑なで、だけど何かを持った青年として描かれており、まるでゲバラが最初から英雄になるのが決まっているかのようなストーリー展開。 加えて小説なので、どこまでが事実でどこからが海堂氏の創作なのかが分からない。 まさに現実と創作の狭間を彷徨っている感じがする。 ボリビアの最後の地雷に遭遇するシーンとか、まさにそう感じた。 (追記) そして詳しく調べてみたら、ゲバラと南米放浪の旅に出たのはアルベルト・グラナードという人物で、別にボリビアで地雷を踏んで亡くなったわけでもなく、普通に2011年まで生きているではないか。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89 アルベルト・グラナードはベネズエラのハンセン病療養所で働くことになり、ゲバラはマイアミまで行ってから、ボリビアを経由することなく飛行機でブエノスアイリスに戻っているではないか。 ますます、どこまでが事実なのかがわからなくなってきた。 まあ、小説なのでそんなものか。
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種本である「モーターサイクリスト・ダイアリー」を未読なので詳細はわからないが、主人公の人生をなぞりながらも、相当に著者の創作が入っていることだろう。 だがそれによって、著者の主張はよりわかりやすくなっているはずだ。 この著者は100%の創作だと筆が走り過ぎるきらいがあるが、「...
種本である「モーターサイクリスト・ダイアリー」を未読なので詳細はわからないが、主人公の人生をなぞりながらも、相当に著者の創作が入っていることだろう。 だがそれによって、著者の主張はよりわかりやすくなっているはずだ。 この著者は100%の創作だと筆が走り過ぎるきらいがあるが、「外科医 須磨久善」など実録ものでは、程よく抑制のきいた読み応えのある作品となるのは興味深い。
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チェ・ゲバラのフィクションで4部作の一作目。ゲバラの青春編、好きな子にアタックして結婚を申し込んでOK貰ってるのに、アチコチ旅に行ってしまい。メチャクチャな奴だ(^_^;) 友達も要領が良く、うまく出版社の契約社員として、記事を書きながら旅を続けるのが面白い。その場所でも、ハチャ...
チェ・ゲバラのフィクションで4部作の一作目。ゲバラの青春編、好きな子にアタックして結婚を申し込んでOK貰ってるのに、アチコチ旅に行ってしまい。メチャクチャな奴だ(^_^;) 友達も要領が良く、うまく出版社の契約社員として、記事を書きながら旅を続けるのが面白い。その場所でも、ハチャメチャぶりが笑える。続きが楽しみです。
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シリーズの1巻目. 抑制の効いた語り口が,返って熱いゲバラの思いを伝えてくる.ゲバラ覚醒のタイトルにふさわしい導入部.次巻が楽しみである.
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どうして、この作者がゲバラと思っていたが、医学生だったということは全く分かっていなかったし、そもそもキューバ人ですらなかったということもわかっていなかった。あまりに名前と肖像のみが独り歩きしてイメージのみでしか分かったいなかったということであって、そのよう認識を新たにできたことは良かったが、話としてはこれからなのかもしれないが、面白くはない。これは続くということなので、次作以降を期待したい。それにしてもエビータと本当に親交があったのかね。マドンナの映画の影響かな。
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チェ・ゲバラってキューバ人じゃないんだ…。 ましてや南米各国の情勢などわかるはずもない。 医学生の呑気なバイク旅行と思いきや、ボリビアで世界がひっくり返った。 4部作らしいので、これから勉強させてもらいます。
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著者によるチェ・ゲバラ伝記風フィクションでしょうか。実際の本人はどうなのかは知りませんけど、著者の描くゲバラにとにかく魅力がない。ちゃらんぽらんだし頭は悪いし女にはいいかげんだし。4部作になる予定らしいですが、ちょっと付き合いきれません。
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