高田文夫の大衆芸能図鑑 の商品レビュー
東京演芸界のもはや生き字引たる高田文夫先生の芸人さんをメインに紹介したエッセイです。江戸っ子の粋な感じが出ていて大変面白いです。ただ一人一人の分量が少ないので、小気味よく読めるとも言えますが、ちょっと物足りない気もしました。個人的には花形敬が近所でキャッチボールしてもらったとか羨...
東京演芸界のもはや生き字引たる高田文夫先生の芸人さんをメインに紹介したエッセイです。江戸っ子の粋な感じが出ていて大変面白いです。ただ一人一人の分量が少ないので、小気味よく読めるとも言えますが、ちょっと物足りない気もしました。個人的には花形敬が近所でキャッチボールしてもらったとか羨まし過ぎるエピソードが良かったです。こういう江戸の粋とかは無くなってほしくないなぁ〜
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あーほんと高田文夫氏にも長生きしてほしいよ~。 こんな昭和から平成にかけて大衆芸能に詳しい人はいないんじゃないかって思うほど。 まだ芽がでる前に永六輔に弟子入れ希望のファンレターを(お嬢さんのおむつ替えから犬の散歩までと)出していたとは…。”弟子はとりません、友だちになりましょう”と返事がきたとは…素敵じゃないか永六輔も。そしてその後の後日談も。(ビートたけしと世に出たあとに”今からでも遅くありません。弟子になってください”ってハガキがきたらしい。) 永六輔も今はパーキンソン病と闘ってるけどね。 すごい筆まめでシャレのわかる人だったのね。 著者が最も影響をうけた3人と言えば”作家部門”で永六輔、 ”落語部門”で立川談志そして生き方部門で”ビートたけし”だろうって。 安藤昇って初めて知った名前、自伝読んでみようかな。
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