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ヤンキーの虎 の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2021/12/26

言ってることが結構グロテスクというか、著者は「自分は善を為していると本気で思い込んでる邪悪」なので質が悪い。大人しく黒子としてファンドマネージャーの仕事にだけ徹していればいいのに。

Posted byブクログ

2021/08/08

マイルドヤンキーの話かと思ったら、それを従わせるトップの話。この本を読むとその実態は真面目で勤勉家で将来のことを考えてると思わせるけど、本物はそうなのだろうか? 地元のことを考えて発展させてるところが全てだったら良いけど

Posted byブクログ

2020/06/27

地方のビジネスの現状を解説する。 地方でフランチャイジーや介護事業者などとしてコングロマリット化する企業。 彼らはいかなるもの、どう稼ぐか、性格的特徴などを丁寧に解説しており、その貪欲さに刺激を受ける。 確かに言われてみるとちらほら思い当たる人がいる。 日本経済がたどった...

地方のビジネスの現状を解説する。 地方でフランチャイジーや介護事業者などとしてコングロマリット化する企業。 彼らはいかなるもの、どう稼ぐか、性格的特徴などを丁寧に解説しており、その貪欲さに刺激を受ける。 確かに言われてみるとちらほら思い当たる人がいる。 日本経済がたどった近年の社会的出来事も同時に学ぶことができる。 おもろかった。

Posted byブクログ

2019/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ヤンキーの虎」は、地方の若者層にあたる「マイルドヤンキー」のリーダー格であり、地方の経済と政治への影響力を伸ばしている。その生態系や背景までを解説した一冊。 藤野さんは実際に全国各地にひふみの投資説明会で足を運んでいるので生の一次情報を集めている。機関投資家としてリスクも取っているのでトレンドを追いかけるノンフィクション作家より信頼できる。 「ヤンキーの虎」が生まれた背景は、衰退する地方企業(経営者や職員の高齢化とコンサバ化がリスク・テイクを鈍らせて競争力低下など)を吸収(M&Aや市場で競り勝つなどして)しつつ、本社規模を維持することで管理コストの占める割合を下げて商品サービスの価格競争力も高めるコングロマリット化だ。知識集約が必要な製造業には手を付けず、店舗運営やロジスティクス中心に手を広げることも特長。 僕は業界紙の記者の頃、ドラッグストア業界の勢力争いを取材した経験がある。彼らは「ヤンキーの虎」の親世代に近いが、自分の地盤で店舗拡大して雇用の受け皿となるだけでなく、選挙活動から積極的に政治に関与して政治と経済の両方への影響力を高め続けていた。生態系がよく似ている。そしてその様子は、まるで天下統一を夢見る戦国時代の合戦だった。 藤野さんは全国各地を回ってお金を集めて「ヤンキーの虎」と「ベンチャーの虎(グローバル志向のテクノロジー系)」を発見して彼らとの信頼関係を構築し、エンパワメントする流れを作っている。2020年頃までは加速し続けそうだ。

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2017/10/15

・人口減少を迎える直前の2020年くらいまでは、  順調に伸び続けるのではないか。 ・リスクをとる勇気と、いくばくかの経営センスさえ  あれば、地方で伸びていくことは可能。 ・顧客情報が、地方ビジネスの生命線。  ヒトを扱うビジネスを同時展開する。 ・本当のコンテンツは、お...

・人口減少を迎える直前の2020年くらいまでは、  順調に伸び続けるのではないか。 ・リスクをとる勇気と、いくばくかの経営センスさえ  あれば、地方で伸びていくことは可能。 ・顧客情報が、地方ビジネスの生命線。  ヒトを扱うビジネスを同時展開する。 ・本当のコンテンツは、お客様自身。場所だけを  提供する居場所ビジネス。

Posted byブクログ

2017/08/31

地方経済活性化の鍵となりつつあるヤンキーの虎に存在とその実像がよく分かった。また2025年は、急速な人口減少、社会福祉費の増大、全国的な需要減少で日本経済か大きなインパクトがあり、節目となる年になるのだろう。。

Posted byブクログ

2017/07/08

マイルドヤンキーの理解を深めるため、読んでみた。 やはり、大きな潮流としてマイルドヤンキー族があるとは思えず、ごく一部の人を取り上げているように感じる。 確かに、地方にいるヤンキーの虎を知っているし、イメージはつくのだが。 ただ、この本を読んで、民族の理解は深まるものの、そこ...

マイルドヤンキーの理解を深めるため、読んでみた。 やはり、大きな潮流としてマイルドヤンキー族があるとは思えず、ごく一部の人を取り上げているように感じる。 確かに、地方にいるヤンキーの虎を知っているし、イメージはつくのだが。 ただ、この本を読んで、民族の理解は深まるものの、そこに自分がどう関わるかというのが、思いつかない。 ヤンキーの虎同士の戦いがあるという視点は面白かった。

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2017/04/02

コンセプトとかそういうことは考えず、儲かりそうなものには飛びつく積極性。戦略コンサルタントが眉をひそめそうなやり方で成功しているのは痛快。まあ、「虎」たちのセンスのなさと幼稚さにはうんざりではあるんだが。 シャッター通りは実は裕福というくだりは興味深かった。そして、今隆盛を誇る「...

コンセプトとかそういうことは考えず、儲かりそうなものには飛びつく積極性。戦略コンサルタントが眉をひそめそうなやり方で成功しているのは痛快。まあ、「虎」たちのセンスのなさと幼稚さにはうんざりではあるんだが。 シャッター通りは実は裕福というくだりは興味深かった。そして、今隆盛を誇る「虎」も何年後かには苦しくなると予想しているところもさすが投資家。

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2016/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「彼らは、崇高なビジョンやミッションを掲げているわけではありませんし、ヨコ文字を並べたような近代的な経営をしているわけでもありません。―中略― 私も、かつては彼らのビジネスを過小評価していました。しかし、全国各地を訪れてはたと気が付いたのです。今、このような人たちが、地方経済の担い手となっているのではないか、と。」 地方経済を回す、お金を地方に回す、という視点から見ると、ヤンキーの虎の果たす役割は重要だ。域内での消費を促し、域内に雇用を生んで還元する事ができるからだ。国際的または全国的に高い競争力を持つような、域外からキャッシュを稼いでくることも地方に必要だが、いま地方にあるお金を域外に出さずに中で循環させていく仕組みも必要だ。前者は地方ベンチャー企業が担い、後者をヤンキーの虎が担うことが必要だろう。 本書の中で問題視されていた、高齢者の持つ眠るお金。これを地方経済という舞台に出すためには、ヤンキーの虎が消費を喚起することが求められる。

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2016/09/10

「ベンチャーの虎」…グローバルシティ、グローバル(orナショナル)ビジネス 「ヤンキーの虎」…ローカルタウン、ローカルビジネス 高収益力の秘密は本社コストの抑制。各事業の間接部門を共通化。 「伊藤レポート」…ROEが5年で平均5%を下回ったら、社長はクビにしろ。8%以上を目指...

「ベンチャーの虎」…グローバルシティ、グローバル(orナショナル)ビジネス 「ヤンキーの虎」…ローカルタウン、ローカルビジネス 高収益力の秘密は本社コストの抑制。各事業の間接部門を共通化。 「伊藤レポート」…ROEが5年で平均5%を下回ったら、社長はクビにしろ。8%以上を目指せ。米国は15%、欧州は10.5%(2013年8月時点)。

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