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意思決定と合理性 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2021/05/20

1983年の講演録。既訳はすごく読みづらいことで有名とのことなので、ネットで拾った山形浩夫の訳で読んだ。ご丁寧に山形がアンチョコまで作って公開している。 ________________ 第二章の進化理論の話が面白かったかな。扱っている話題が途方もなくでかいので言っていること...

1983年の講演録。既訳はすごく読みづらいことで有名とのことなので、ネットで拾った山形浩夫の訳で読んだ。ご丁寧に山形がアンチョコまで作って公開している。 ________________ 第二章の進化理論の話が面白かったかな。扱っている話題が途方もなくでかいので言っていることが大味というか漠然とした印象。

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2020/10/07

山形さんのアンチョコを見てやっと理解。 https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://cruel.org/books/simonrationality/simonsummary.pd...

山形さんのアンチョコを見てやっと理解。 https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://cruel.org/books/simonrationality/simonsummary.pdf&ved=2ahUKEwj7lMzcr6HsAhVkNKYKHQzkA24QFjABegQIAxAB&usg=AOvVaw1vNmltbKSYZy7lgqNyyNU2 僕の詳しい感想こちら https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://note.com/takasu/n/n9fb88f348654&ved=2ahUKEwj7lMzcr6HsAhVkNKYKHQzkA24QFjADegQIBBAB&usg=AOvVaw16cUAG9zpm9nfha5s2CGIF

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2018/10/14

原書名:REASON IN HUMAN AFFAIRS 第1章 合理性にみるいくつかの考え方(理性の限界;価値;主観的期待効用(SEU);行動の選択肢;直観的な合理性;直観と情動;結び) 第2章 合理性と目的論(合理的適応として考えられる進化;ダーウィン説モデル;社会的ならびに...

原書名:REASON IN HUMAN AFFAIRS 第1章 合理性にみるいくつかの考え方(理性の限界;価値;主観的期待効用(SEU);行動の選択肢;直観的な合理性;直観と情動;結び) 第2章 合理性と目的論(合理的適応として考えられる進化;ダーウィン説モデル;社会的ならびに文化的な進化;進化過程における利他主義;進化という近視眼;結び) 第3章 社会的営みにおける合理的過程(制度上の合理性の限界;制度上の合理性の強化;公共情報の基礎;結び) 著者:ハーバート・サイモン(Simon, Herbert Alexander, 1916-2001、アメリカ・ウィスコンシン州、政治学) 訳者:佐々木恒男(1938-、東京都、経営学)、吉原正彦(1947-、経営学)

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2017/12/18

意思決定と合理性についての本。ちまたで重宝されている話の再検討と実際の意思決定や合理性とされるものの問題点のアウトラインを素描する。もやもやとした問題点が多少はクリアになる。が、クリアになるなら解かれるわけで解けない問題はクリアにはならない。だからアウトラインを素描するレベル。と...

意思決定と合理性についての本。ちまたで重宝されている話の再検討と実際の意思決定や合理性とされるものの問題点のアウトラインを素描する。もやもやとした問題点が多少はクリアになる。が、クリアになるなら解かれるわけで解けない問題はクリアにはならない。だからアウトラインを素描するレベル。とはいえ、それらは根深く難しい問題で限界があるという話なので、明るい展望は持ち得ない。が、ある種の閉塞に留保を挟むくらいにはなっていると思う。

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2016/03/19

 合理的は判断をしていれば失敗はあり得なかった、というのはよく聞く批判である。そもそも合理的な意思決定は可能であるのか?という疑問を、合理的な意思決定手法、直感、生物学モデルなどの検証を通して考察している。例えば意思決定手法においては、提示される選択肢が全て示されており、しかもそ...

 合理的は判断をしていれば失敗はあり得なかった、というのはよく聞く批判である。そもそも合理的な意思決定は可能であるのか?という疑問を、合理的な意思決定手法、直感、生物学モデルなどの検証を通して考察している。例えば意思決定手法においては、提示される選択肢が全て示されており、しかもその発生確率が一様であり、そしてその任意の選択が可能であるという前提条件を満たす現実が果たして存在するのかという疑問からはじまる。それを満たすような状況として向上の生産性向上の取り組みを挙げ、成果が出たことを示しつつも、果たしてそれを社会一般に適用可能であるのかの検証を行う。他のモデルについても同様な検討を行うが、いずれも限定的な条件や範囲においては合理的な意思決定が可能と言えなくもないが、一般化は難しいという結論に落ち着く。またこれらの検証において、情報の確からしさという問題も検討されている。ここではマスコミは役に立たないとバッサリ切り捨てられ、専門家もその専門分野を否定するような状況では役に立たない。また、専門家と称する人を集めればその人数分だけ意見があり、その中には”欲しい意見”もあるだろうことを示している。それ故、専門家の意見を取り入れたのにもかかわらず失敗するというのは普通にありえるということである。結局のところ合理的な判断は”限定的な状況では可能である”ということになるが、実質的には”不可能”ということだろう。

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2016/02/05

限定合理性の考え方の正しさ、対比して考えられる考え方との違いなどについて述べていたところはわかりやすかった。ただ、全体として結局言いたかったのがなんなのかはよくわからなかった。

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