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ここはボツコニアン(2) の商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2022/10/10

シリーズのノリに慣れてきたようで、結構楽しく読めた。 オチ、というか次巻へのつなぎがとてもよい。「あ、だから、あんまんなのかー」となりました。

Posted byブクログ

2021/09/24

なんとも言えない読後感。面白くないことはないし、ゲームの世界ならなんでもありと思うが、はちゃめちゃ感激しすぎる。 宮部みゆきならではの作品だと思う。

Posted byブクログ

2021/09/06

別の本が期待ほど面白くなくて、遅々として進まない合間につまみ食い。ノリが子供なんだがネタが大人すぎて、どっちもイケるニッチな読者にしかウケない。あと3冊もあるね。

Posted byブクログ

2020/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の第一巻は、あんまりこう、おもろいぜ!と素直に思う事はできなかったのですが、この第二巻、コレは、かなり、良い。冗談抜きで、かなり、良いと思いました。 コレは、宮部さんの悪ノリに、耐性が付いたからでしょうか。この世界観に、慣れてきたからでしょうか。それとも、宮部さんの方が、第一巻ではこう、あまり、作品としての面白味の出し方が、ご本人も分からなかったのだが、この第二巻くらいから、面白味の出し方が、分ってきたからなのか? 読み手の俺の問題なのか、書き手の宮部さん側の問題なのか、どっちなんやろ?不思議だなあ~オモロいなあ~って思いながら、読み進めましたね。いやでも、第一巻より、間違いなく面白かったです、自分にとっては。 エッセイっぽい感じも、ありますよね。小説としての側面だけではなくて。作者の宮部さん自身が、地の分に、しょっちゅう登場して自分の気持ちをいいますし、小説の登場人物そのものが「おい作者!」って、ツッコミ入れたりしますし。ホンマにユルいよなあ~こういう所。 1980年代のジャンプコミックスのギャグ漫画を思い出しました。新沢基栄「ハイスクール!奇面組」とか、鳥山明「Dr.スランプ」とか。あの時代のあの辺りのギャグ漫画って、漫画のなかに、しょっちゅう、作者自身が登場して、セルフツッコミとセルフボケみたいなん、してたやないですか。あのノリ。凄く感じたなあ。 あと、ゲームの没ネタだけで創造された世界、ってのは、けっこう秀逸な設定ですよねえ。「あ、そこに目を付けたのか、宮部さん。おもろいなあ。さすがに生粋のゲーマーだなあ」って感じ。これ、更に進めて、この滅茶苦茶な設定のまま、奇跡的にちゃんとしたゲームバランスで調整して、どこかのゲームソフト会社、おちゃらけRPGとして商品化してくれへんかな?って思いました。2020年現在、そんな話は、でていないみたいですので、、、残念ですが、、、無理なんかなあ? まあでも、没ネタのみでできている「ちゃんとした」RPGを作るのって、まあ、無理でしょうねえ、現実的に、、、ぜってえクリアできねえじゃん、そんなの。って感じ?うーむ。残念ですねえ。でも、2030頃には、発売してるかもしれないな、、、気長に待とう。まあ、俺、最近全くゲームしてないんで、多分、ホンマに発売されたとしても、多分プレイしないと思うんですけどね。すまんですなあ、、、 しかし宮部さん、あの「模倣犯」「ソロモンの偽証」の後で、こんなにとんでもねえ作品を生み出していたんだよなあ。マジでとんでもねえバランス感覚だよなあ。大尊敬ですね。あまりにも幅広いじゃん、その懐。 さて、次の第三巻、なんといっても三国志の世界観で書かれるみたいですからね。すげえ期待しちゃう。どんな愉快ツーカイ三国志になってるのかなあ。楽しみだなあ。

Posted byブクログ

2017/08/20

どんどん楽しくなってきました。 謎の提示から、解決までの流れの描写はさすが宮部さん。グイグイ読ませてくれます。ある意味アホらしい世界の話なんだけど。

Posted byブクログ

2019/03/07

登場キャラと作者がやり取りをして、キャラが作者にツッコんだりする、でもラノベではない― 地の文で作者が盛大に自分語りをする、でもエッセイではない― ゲームのネタはたくさん入っている、でもゲーム系ではない― そんななんとも宙ぶらりんなファンタジー。 舞台を<ボツによって作られてい...

登場キャラと作者がやり取りをして、キャラが作者にツッコんだりする、でもラノベではない― 地の文で作者が盛大に自分語りをする、でもエッセイではない― ゲームのネタはたくさん入っている、でもゲーム系ではない― そんななんとも宙ぶらりんなファンタジー。 舞台を<ボツによって作られている世界>とすることで、作品にするほどではないけれども使ってみたかったネタ、手垢がつきすぎていて作品には使えない表現や設定、便利だけれど自らを律して使用を禁じている安直な小説表現、語りたいけれど発表する場が無い作者の好きなもの、そんな作者の頭の中にありながら外に出ることができず、塵のように積もっていつの間にか山になり、発酵して熟成された思い、この作品を逃したら二度と世に出ることは無いだろうそんな思いがたくさん詰め込まれています。 例えるならば、「アイスクリーム大好きで、バケツのように大きなアイスを一人で全部食べてみたいと思っていたけれど、おなかを壊すからと親に禁止されていた。だけど一人暮らしを始めたのでタブーを破ってみる」って感じでしょうか。 こういうのって、傍から見れば…いや、本人も薄々は、「やめときゃいいのに」って思っていて、最後には…いや、1/3くらい食べ進んだ頃には、「やっぱり親が禁止するのにはちゃんと理由がある」って思い知って、案の定最後にはおなかを壊す、って落ちがつきがちです。 この作品、周りはやめときゃいいのに、って思っているけどご本人はまだまだ突っ走っている最中です。まあ、世界観の説明やらチュートリアルやらが終わって最初の中ボス戦の巻ですから、まだまだ作者本人は満足していないのかもしれませんけれど。 ただ、最後に「巻末ふろく トリセツの突撃! 宮部みゆきインタビュー」という名の後書きがついていて、作者本人が作品の意図を語り、周りは戸惑っているかもしれないけれどこのまま突っ走りますと宣言しているので、周囲の反応は承知したうえでの確信犯なんでしょう。 読者は置きざりにされそうですが、でも…。この世界の神って作者ですよね。ピノピが会いに行こうとしている相手は宮部みゆきだったってメタフィクションって結末になりそうです。そうであるなら地の文にちょくちょく作者の語りが入って、それに対してキャラクターたちがツッコミを入れるラノベっぽい展開も、実は伏線になります。 最後はなんか累々たるボツの屍がなければ作品は生まれないんだよ、みたいな展開になったりしたら…かえって説教くさくて興ざめかな。 ところで、回廊図書館、伝道の書は何の隠喩なんでしょうね。なんか意味ありげで気になるんですが…。 あと、5冊シリーズの2冊目で最初の鍵を入手して、残りの鍵が5つっていうのは大丈夫でしょうか。最後のほうは駆け足になって、鍵3つくらいまとめて入手する展開になったりしないか、他人事ながら心配です。

Posted byブクログ

2017/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読。1巻よりはまだ読みやすくなったけど、まだまだしんどい。ホント感想かきづらい。宮部さんの書くものを下手くそなんてい言えるはずもなく、かといって持ち上げるのも無理がある。とりあえず、またしばらく間を空けて、3巻に行きます。

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2016/07/05

ボツコニアンの第2弾。 ある街に冒険の旅に出て、そこでボスキャラと戦ったりする。宮部の趣味的な小説で馴染みにくいが、1冊めよりは少しは慣れてきた。 最後は、なんと三国志の世界に入り、3巻に続くらしい。 惰性で続きもよむことにはするだろう。

Posted byブクログ

2016/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前回よりもシリアス多め。画伯に描写を丸投げして空いたスペースに私事やゲームネタをぶちこんでいくスタイル。 しかし、普通に神様に魔法石を生成してもらえるよう交渉するための旅をする正統派ファンタジーが読みたかったような気もしないでもない。 ・人生のL1ボタン ・作者が書いているのではなく登場人物に描かせている ・羊の執事→一瞬キャサリンかと思った

Posted byブクログ