あなたの嫁にしてください! の商品レビュー
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渡海先生らしい思いっきりの「境遇切切甘」が好みではありましたが、サラッとサクッとまとまってしまった感じがレーベルカラーから止む無しと分かっていても残念だった。 あと「嫁にして下さい」は言わなかったなぁ…
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高山は、父親を早くに亡くし、一家の大黒柱として働く母親の代わりに、家事の一切合切を引き受けている。 会社も定時で帰り、弟たちの弁当を作るも、反抗期の弟は高山に対して反発してばかりだし、双子の妹たちは自分たちだけの世界を作り上げて高山とは口を効こうともしない。 そんな中、唯一の癒しが、会社からの帰り道にある喫茶店でコーヒーを飲むこと。 その喫茶店で、ちょっとしたトラブルから有能そうなスーツ姿の男・瀬崎と知り合う。 少しずつ距離の縮まっていく二人だが、高山の母親が再婚することになり、会社でも新しい従業員が入ることになり、高山が退職をほのめかされることになり、不安定な心の内を瀬崎にさらしてしまい…… という話でした。 大人の余裕のある瀬崎と、自分のことは二の次にしてきた高山の恋愛話なんですが、高山の家族に対する気持ちのところもこの物語では、大事なポイントになっていて、そこで翻弄されてしまう高山を瀬崎がきちんと支える……という、大人の包容力を感じる話でした。 ただ、恋愛を読みたい人にはちょっと物足りないかもしれません。
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受の家族がひどい、というレビューをあちこちで拝見したが確かに母・兄妹の態度は、愛情はあるものの受に対してひどかった。でも家族ってそういう(一方的な押し付けをされても否定できない)ものだよね…と妙なリアルさを感じたのも確か。個人的には受が攻に愛されることによって、物理的にも家族から...
受の家族がひどい、というレビューをあちこちで拝見したが確かに母・兄妹の態度は、愛情はあるものの受に対してひどかった。でも家族ってそういう(一方的な押し付けをされても否定できない)ものだよね…と妙なリアルさを感じたのも確か。個人的には受が攻に愛されることによって、物理的にも家族から解放されあれでも愛されていたんだと思うことができるのであれば、それもまあいいかと。 それはさておき、家族のことがなくてもよいラブ度でした。
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読みながら一緒になって少しつらくなったけど、ラストみんないいひとでホッコリ(*´▽`*) でも、弟と双子ちゃんはもちょっとわかりやすく態度にだしてくれても!って思ったけど、お母さんが止めたのかな? 一緒に暮らせばいいのに、は読んでて思ったけどあえての一人暮らしの理由になっとく。ちゃんと成長できる大人だね!続きが読みたいです(*´ー`*)
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▼あらすじ 会社帰りの喫茶店でよく見かける、かっこいい男性・瀬崎と、あるきっかけで友達になった高山。建築士だという瀬崎は、見た目通りに有能で、おおらかで優しくて、ちょっとおっさん。そしてバツ二。二回とも、すれ違いや浮気で嫁に去られたのだという。もし自分が瀬崎のお嫁さんなら、瀬崎を支えて一緒に頑張るのに……高山がつい口にしたその言葉が、瀬崎を撃ち抜く引き金に!? ほっこり優しくて幸せな、年の差純愛♥ *** 小説でこんなに萌えた作品、久し振りかもってくらい萌えた作品。 ストーリーも最後までしっかりしているし、途中、一度も手を止める事なくあっという間に読んでしまいました。 まず、高山(受)の抱えてる家庭と職場の問題が物凄くリアルで初っ端から感情移入しっぱなし。家庭では女手一つで家族を支える母親の助けになろうと家の事は殆ど全て高山が引き受けているのですが、感謝されるどころか下の弟は反抗期で生意気だし、双子の妹は不登校児な上に口下手で部屋から滅多に出て来ない。職場では何年勤めようが常に下っ端扱いで、高山がどんなに頑張っても評価されず、ミスばかりを指摘され…。 とにかくもう「あるある…!」って何度も頷いてしまうような事ばかりで、高山のあまりの報われなさに胸が痛くなりました。 それでいて高山自身は落ち込みこそすれど不満を周囲に漏らす訳でもなく、ただひたすら献身的に頑張り続けるので、自己犠牲にも程がある!とやきもきしたり、可哀想過ぎてウルッとしてしまうような部分もあったりしたのですが。 そんな中、高山は会社帰りに立ち寄る喫茶店で良く見かけていた瀬崎(攻)と、とあるアクシデントがきっかけで友達になり、出会いを重ねていく内にちょっとずつ良い感じになっていくんですね。 この瀬崎というキャラクターがまた凄く素敵で…!!もう吃驚するくらい包容力が凄まじいんです…!! 優しくて紳士的で、精神的に余裕があって、高山の話をちゃんと聞いてくれて…。 こういう穏やかで受けの事を大切に扱ってくれる紳士的な攻め、個人的に超大好物なので高山だけじゃなくて私まで惚れてしまいました(笑) その後、高山の母親が再婚する事を決め、同じタイミングで高山の会社に新たな女性事務員が入社する事になり、高山は退職せざるを得なくなったりと高山にとってショッキングな出来事が続くのですが、正直、母親が高山に「独立してほしい」と言ったシーンは酷過ぎて苛立ちを感じました。 十年以上、家族の為に自分を犠牲にして頑張って来たのに要らなくなったらお払い箱?下の弟も妹も、高山が家を出て行く事に対して何のリアクションもしないし…幾ら家族でもそれってあんまりじゃない?? それでショックを受けながらも反論せず素直に受け入れる高山にも少しイラッとしましたが、それよりもお風呂でひっそり泣くシーンがあまりにも不憫過ぎて読んでるこっちまで貰い泣きしそうになってしまいました。 だからこそ、瀬崎の優しさと包容力に救われたりしたのですが。 因みに最後の方で、実は母親が独立を勧めたのは、他でもない高山自身の将来を思って家族と相談して決めた事だったということが分かり、少し安心しました。 常に反抗的だった弟が涙ながらに本音をぶつけるシーンや、双子が大泣きしながら高山を引き留めるシーンはちょっぴり切なく感じたものの、よくよく考えれば高山家は本音を言わな過ぎだな、と…(^^;) でも皆、最後は良い方向に変わり始めてくれたみたいなので良かったです。 作中、取り立てて派手な事は起こらないけど、ストーリーがしっかりしている為、最後まで楽しめましたし、何より高山と瀬崎が両想いになるまでの流れが凄く自然で、二人共ノーマル同士だけどすんなり受け入れる事が出来たのが印象的でした。 シリアスなシーンはあまりなく、全体的に甘々な雰囲気なので糖分補給したい方や、BLに癒しを求めるタイプの方にオススメしたい作品。 私も日常に疲れた時はまた読み直したいな、と強く思いました。 評価は文句無しの★5です。ああ…それにしても攻めが本当に素敵だった…(笑)
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