ちはやふる奥の細道 の商品レビュー
フラナガンシリーズ。ギャグが時事なので、昭和のクレージーキャッツ谷啓を知らない人にはきついだろう。同時代を生きたものだから、細かい落ちに気づく。何度再読しても笑える。
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W・C・フラナガン「ちはやふる奥の細道」小林信彦訳(新潮社 1983)・・・なんて滑稽で面白いパロディなんやろ~。芭蕉&曾良のコンビを、ジョン・レノン&ポール・マッカートニーのコンビになぞらえるところなぞ、抱腹絶倒もの。どうも江戸落語か講談(?)を読んでいるかの錯覚に陥りそうで...
W・C・フラナガン「ちはやふる奥の細道」小林信彦訳(新潮社 1983)・・・なんて滑稽で面白いパロディなんやろ~。芭蕉&曾良のコンビを、ジョン・レノン&ポール・マッカートニーのコンビになぞらえるところなぞ、抱腹絶倒もの。どうも江戸落語か講談(?)を読んでいるかの錯覚に陥りそうで、いったいこの本(古書で入手した単行本だが、文庫本もあり)って何? って思ってしまう。敢えて付けられた<原注>のひとつひとつにも笑ってしまう。なかなかの策士だぞ、このフラナガンって輩は。ミステリーのような不思議なテイストに満ちている。ミステリアス「奥の細道」。小林信彦の仮面策士を味わおうって次第です。
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先ほどの、C.W.ニコル氏(「白河馬物語」)の作品と、趣を同じくする作品というべきか。 作者らしい、粘着的な作風。 週刊文春の連載コラムも面白い。 うへ、単行本初版、昭和(!)58年だって。 タイトルは、あくまでも、「W.C.フラナガン 小林信彦役 ちはやふる 奥の細道」です...
先ほどの、C.W.ニコル氏(「白河馬物語」)の作品と、趣を同じくする作品というべきか。 作者らしい、粘着的な作風。 週刊文春の連載コラムも面白い。 うへ、単行本初版、昭和(!)58年だって。 タイトルは、あくまでも、「W.C.フラナガン 小林信彦役 ちはやふる 奥の細道」ですから。 検索すると、「著者:W・C・フラナガン」になってるのよ。 それはどうかと・・・。
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この作者、ほんとにフラナガンさんってガイジンみたいな文章なんですけれど、実は小林信彦さんなんですよね。だまされてしまいます。英訳の俳句も出てくるしね…むかし、NHK・FMでラジオドラマで、これを小林克也さんがやられていて楽しく聞いた記憶です。
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