1,800円以上の注文で送料無料

もっと知りたい棟方志功 の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/07

棟方志功の50年を超える画業の中で、現実の彼が求め、 何を表現したかったのか。「板画」の在り方とは何かを、 多くの作品を通し、追求してゆく。 ・はじめに 序章 故郷の風景 第一章 「民藝」との出会い 第二章 板の声を聞く 第三章 「白」と「黒」 第四章 原点への回帰 特集として挿...

棟方志功の50年を超える画業の中で、現実の彼が求め、 何を表現したかったのか。「板画」の在り方とは何かを、 多くの作品を通し、追求してゆく。 ・はじめに 序章 故郷の風景 第一章 「民藝」との出会い 第二章 板の声を聞く 第三章 「白」と「黒」 第四章 原点への回帰 特集として挿絵、倭画、滞欧米作品、女人像 コラム、掲載作品索引、棟方志功作品を所蔵する主な美術館、 棟方志功を知るためのブックリスト有り。 「板上に咲く MUNAKATA:Beyond Van Gogh」原田マハ/作を 読了してからの、追体験としての読書。 著者は棟方志功の孫で、研究者。 白と黒、絵の模様化、線と面の探求、人物像の変遷などを、 生涯の画業を辿りながら探求している。 更に、雑誌「白樺」で原色版で紹介されたゴッホ「ひまわり」、 ハレー彗星の想い出、年賀状や書簡、板画本、 使用されていた道具の解説などの画像があり、 茶の湯の愉しみや、父母への想いを込めたサインなど、 彼の内面に関するエピソードも盛り込まれている。 特に、板画本の色彩の愛らしさが絶妙。 個人蔵なので、画像で見られただけでも眼福でした。

Posted byブクログ

2024/05/03

著者、石井頼子さん、どのような方かというと、次のような紹介記事がありました。 ---引用開始 1956年東京都生まれ。母は棟方志功の長女けよう。54年慶應義塾大学文学部卒業。平成23年の閉館まで学芸員として棟方板画美術館に勤務。 ---引用終了 棟方志功のお孫さんになりま...

著者、石井頼子さん、どのような方かというと、次のような紹介記事がありました。 ---引用開始 1956年東京都生まれ。母は棟方志功の長女けよう。54年慶應義塾大学文学部卒業。平成23年の閉館まで学芸員として棟方板画美術館に勤務。 ---引用終了 棟方志功のお孫さんになります。 で、本作に登場する棟方志功は、ウィキペディアに、次のように書かれています。 ---引用開始 棟方 志功(むなかた しこう、1903年(明治36年)9月5日 - 1975年(昭和50年)9月13日)は、日本の板画家。従三位。最晩年には約半年間、棟方志昂と改名した。 ---引用終了 そして、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 海外での人気も高く「世界のMunakata」として愛される版画家・棟方志功。描くことに目覚めた故郷・青森での青年時代、生涯を変えた柳宗悦・「民藝」との出会い、ヴェネツィア・ビエンナーレ受賞をはじめとする世界的な評価の高まり。形骸化した棟方像から一歩踏み込み、「板に彫った一本の線」を極めるために費やした、棟方五十年の画業に迫ります。 ---引用終了

Posted byブクログ