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いばる上司はいずれ終わる の商品レビュー

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2020/11/28

鳥居さんは外資系の製薬会社でキャリアを重ね、 数々の外国籍企業のトップを務めてきた人だけど、 中身は人の輪を重んじる古いタイプの日本人。 この人が部下に対して心掛けていたり、 書いてある事が本当なら、物凄い人だと思う。 部下からは、神様のように見えるんじゃないだろうか。 ...

鳥居さんは外資系の製薬会社でキャリアを重ね、 数々の外国籍企業のトップを務めてきた人だけど、 中身は人の輪を重んじる古いタイプの日本人。 この人が部下に対して心掛けていたり、 書いてある事が本当なら、物凄い人だと思う。 部下からは、神様のように見えるんじゃないだろうか。 周囲の人を使うのではなく、周囲に尽す。 部下からの悪い知らせには、まず感謝する。 日本の上司は偉くなり過ぎている。 30年くらい前に読んだ逆さまのピラミッドの思想。 去年読んだサーバントリーダーシップか。 アメリカ企業内の上下関係の厳しさや、ドイツ企業との 違いなんかも「なるほど!」と目から鱗もあった。 外国人にはYes Noをはっきり言わないと伝わらないけど、 その言い方には充分配慮しないといけない。 そこは間違ってなかったみたいでホッとした。 外国人でも立場が上の人ほど、そういうところに 気をつけてるんだ。 日本人が海外企業とやりとりしていくには、 謙虚、礼節、実直、和を尊ぶ心、が大切。 それは残念ながら「昔の」日本人の美徳になりつつある。 でも俺も昔のタイプの日本人だから、 このスタイルがしっくりくるな。 今このタイミングで、この本を読んですごくよかった。

Posted byブクログ