いばる上司はいずれ終わる の商品レビュー
鳥居さんは外資系の製薬会社でキャリアを重ね、 数々の外国籍企業のトップを務めてきた人だけど、 中身は人の輪を重んじる古いタイプの日本人。 この人が部下に対して心掛けていたり、 書いてある事が本当なら、物凄い人だと思う。 部下からは、神様のように見えるんじゃないだろうか。 ...
鳥居さんは外資系の製薬会社でキャリアを重ね、 数々の外国籍企業のトップを務めてきた人だけど、 中身は人の輪を重んじる古いタイプの日本人。 この人が部下に対して心掛けていたり、 書いてある事が本当なら、物凄い人だと思う。 部下からは、神様のように見えるんじゃないだろうか。 周囲の人を使うのではなく、周囲に尽す。 部下からの悪い知らせには、まず感謝する。 日本の上司は偉くなり過ぎている。 30年くらい前に読んだ逆さまのピラミッドの思想。 去年読んだサーバントリーダーシップか。 アメリカ企業内の上下関係の厳しさや、ドイツ企業との 違いなんかも「なるほど!」と目から鱗もあった。 外国人にはYes Noをはっきり言わないと伝わらないけど、 その言い方には充分配慮しないといけない。 そこは間違ってなかったみたいでホッとした。 外国人でも立場が上の人ほど、そういうところに 気をつけてるんだ。 日本人が海外企業とやりとりしていくには、 謙虚、礼節、実直、和を尊ぶ心、が大切。 それは残念ながら「昔の」日本人の美徳になりつつある。 でも俺も昔のタイプの日本人だから、 このスタイルがしっくりくるな。 今このタイミングで、この本を読んですごくよかった。
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