きみに贈る本 の商品レビュー
6人の作家が紹介するお薦めの本。 読みたい本がまた増えた! 今年こそ夏目漱石を読むと年始に決めたのにまだ一冊も読めてないし、日露戦中のアメトークみたいなもん、という表現に俄然興味が沸いたので、「吾輩は猫である」は今月絶対読もう。
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作家さんのオススメ本がたくさん知れる一冊。 何を読んだらいいか分からないし迷う!って時でも本書を開くとあっという間に気になる本が見つかる。 自分の悩みや鬱憤を他者の中にも感じることで「独りじゃないんだな」と安心する、それが読書だと思っていた。 しかし、共感出来なくても「なんでこ...
作家さんのオススメ本がたくさん知れる一冊。 何を読んだらいいか分からないし迷う!って時でも本書を開くとあっという間に気になる本が見つかる。 自分の悩みや鬱憤を他者の中にも感じることで「独りじゃないんだな」と安心する、それが読書だと思っていた。 しかし、共感出来なくても「なんでこの人はこう感じるんだろう」とか想像することで世界が広がる。 そんな読書の楽しみ方もあるんだなと気付かされた。
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紹介された本にも興味を持ちましたが、それぞれの作家さん達の文体も、興味深いです。皆さん、個性がありますね。
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やはり作家さんの本の紹介の仕方は上手いなぁ。 自分が今まで全く興味を持ったことがなかった本を、無性に読んでみたくなった。
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中村文則さんがお勧めしていた本がどれも凄く惹かれた。中村さんの文の書き方が好きなのかもしらない。中村さんの本も色々読んでみたい。 源氏物語や文豪の小説は全然手に取ってこなかったが、この本を読んで、それらも読んでみたいなと思えた。
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人気作家のおすすめの本を知ることができるなんて とても贅沢でした。 特に心に残ったのは中村文則さんと朝井リョウさんの 『共感』についてのお話でした。 中村文則 共感できなかったという意見は自分の内面の幅の中ではなかったというだけで作品の良し悪しを意味しない。 本を読むとは他者への想像力を働かせることでもある。 共感できれば素晴らしいし、共感できなかったとしても自分とは違うタイプの人を理解したり、内面世界を広げることができる。 朝井リョウ 共感だけが読書ではない。 共感とはつまり、読書前後で何の変化もない状態のこと。これは私と違うという理由だけで受け入れることをやめてしまうのは勿体ない。わからないことにも向き合うことで自分の栄養分になる。 本との向き合い方についての話ですが これは人間関係においても 同じことが言えると思いました。 学生時代は自分が嫌だと思えばある程度は避けることができたけれど、社会に出るとそうではない。 会社には本当に色々な人がいて距離を置きたい人もいるけれど そういう人とも付き合うことで自分も成長できるんだよな、何かしらの良いところを見つけて自分の栄養分にしたいな。とそんな事を思いました。 この本でお薦めされていた本も 読みたいリストに追加したので これから読んでいこうと思います!
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図書館で見かけて『こんな本、出てたんだ』ってことで。佐山さんは知らんけど、他の作家さんは、少なくとも1作品以上は読んだことあるし。かなりベタな選も多く、取り立てて読みたくなった本はあまりなかったけど、書評自体が、各人の個性が出ててなかなかに面白かった。その小説作品が好きな作家にお...
図書館で見かけて『こんな本、出てたんだ』ってことで。佐山さんは知らんけど、他の作家さんは、少なくとも1作品以上は読んだことあるし。かなりベタな選も多く、取り立てて読みたくなった本はあまりなかったけど、書評自体が、各人の個性が出ててなかなかに面白かった。その小説作品が好きな作家においては、書評もやはり楽しめる、ってのが感想。個人的に、ダントツで朝井リョウ書評が好きだったんだけど、そういえば結構最近、氏の書評論をどこかで読んで、並々ならぬ熱量を注いでいるとの発言に感銘を受けたんだった。その発言を裏打ちする質の高さで、改めて畏敬の念を抱いた次第。ってか、氏の単独での書評集が読みたい。祈・出版。
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やっぱり朝井リョウさんが好きだなーと思った。作品に共感できなくても、その経験が人生を豊かにしてくれる。 なかなか手が出ないが、「人間失格」や「吾輩は猫である」などの名作と言われている作品も読んでみたいと思った。
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いろんな本の紹介があり読みたい本がまた増えました。 朝井リョウさんは同世代なのになんだか本当にすごいなぁと思っております。一瞬の風になれがやっぱり読み返したくなりました! 小説のあとがきがすきなので、このように作者の方が本の評価を書いているのは読んでいて楽しかったです。
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201804 やっぱり作家の文章は面白いし、いくつか読んでみたいと思った。単なる本の紹介に留まらず、読書とはといったところも垣間見れてよかった。
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