若冲 ぞうと出会った少年 の商品レビュー
パラリンピックの若冲の絵を見て図書館で目につきました。子供に読んで欲しかったのですが、読んでくれず私が。 とても読みやすく最後はあったかい終わり方で良かったです。 若冲の心の中があの力強い絵につながってることがわかりました。
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自分のやりたいことと才能が一致してても、生まれによって仕事が決まってしまう。責任もあるし、辛いだろうな。 でも、ひとつ本当に好きなものがあった若冲は羨ましいな、とも思う。
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ワクワクしながら一気に読んでしまった。 表紙のイラストといい、内容といい、手にして読むことができ嬉しかった。 またこんなお話に出会いたい。
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児童書。若冲ファンとしては、なんで表紙の絵が若冲じゃないんだよ〜!と思う。桝屋の跡取り息子だった若冲が、画家になろうと決意するまでの物語。若くて清々しい若冲でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊藤若冲の若き日を描いた児童書。享保14(1729)年、長崎から将軍吉宗のいる江戸に向かっていたゾウは、中御門天皇の上覧に供されるべく京都に立ち寄る。この時、14歳だった若冲がゾウを見た可能性は大いにある。未知のものと出会い、体の中から湧き上がった感動が、自然と画筆を取らせたことも想像に難くない。ここに描かれる若冲は、変わり者というよりも純粋に絵を描くことが好きな若者。西陣のお嬢さんとの恋も実らせてあげたかった。カバー絵の「冲」の字がゾウになっているのが面白い。
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