靴下バカ一代 の商品レビュー
15歳で愛媛(西条市周布)から大阪に出て丁稚奉公を始めて60年、いまや靴下業界を牽引するトップ企業「タビオ」の会長による自伝的な経営哲学の書。戦後の昭和からバブル崩壊後の平成を駆け抜けた尋常ならざるエネルギー(今だったらパワハラだろうと思われるような、昭和ならではの強引さも含む)...
15歳で愛媛(西条市周布)から大阪に出て丁稚奉公を始めて60年、いまや靴下業界を牽引するトップ企業「タビオ」の会長による自伝的な経営哲学の書。戦後の昭和からバブル崩壊後の平成を駆け抜けた尋常ならざるエネルギー(今だったらパワハラだろうと思われるような、昭和ならではの強引さも含む)だけでなく、『論語』など中国古典の精読によって身につけた経営の王道が至るところに現れています。富士そばの丹さんといい、サイボウズの青野さんといい、愛媛出身の経営者にはユニークな人が多い気がします。
Posted by
題名のとおりの本です。 たたき上げの経営者の方の言葉は、どこか乱暴で、どこかに偏りがあって、自己中心的なものです。 合わない方には徹底的に合わないかもしれません。 が、一代で何かを成し遂げるまでに何があったのか、そして、何を支えに何を求めてこられたのかの一部を体感することができ...
題名のとおりの本です。 たたき上げの経営者の方の言葉は、どこか乱暴で、どこかに偏りがあって、自己中心的なものです。 合わない方には徹底的に合わないかもしれません。 が、一代で何かを成し遂げるまでに何があったのか、そして、何を支えに何を求めてこられたのかの一部を体感することができる息遣いが、この本から感じられることは間違いないはずです。
Posted by
- 1