思い出のとき修理します(4) の商品レビュー
ちょうど今、自分が大切な人と次のステップに進もうとしている時期にこの小説を読めてよかった。3つの章を読んで、自分の大切な人とのこれからの時間を大切に過ごしていこうと改めて思うことができた。
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最終巻にして、ぎゅっと心を掴まれました。好きだから離れたくない、でも夢を諦めて欲しくない、離れると不安になる…色んな思いが詰まった本でした。 ハッピーエンドだったけど、こんなハッピーエンドもあるんだなと思いました。 素敵なシリーズ本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時計というアナログなものを主に据えている物語だからこそゆったりとした時間を過ごせた物語だったのだと思いました。独立時計師としての秀司の夢を応援する一方で、彼が戻ってきた時の居場所として婚姻届を突きつける明里は意外と強かな面があるのだなと思いました笑 秀司も自分が丹精込めて作り上げた時計をプレゼントするほどに明里のことを想っているので、例え遠距離であっても2人が上手くいく未来が見えるように思います。
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完結。 後日譚などちょっとあったらよかったのにと思います。 きっと夢を叶えて幸せな未来が訪れると思っていますが。
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今回もファンタジーと現実が見事に融合してました。みんなが幸せになる、読み終わって心地よさを感じる、このシリーズが終わってしまったのは残念ですが、登場人物たちのその後を想像するのも楽しいです。
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トゥールビヨン 機械は重力の影響を受ける。 懐中時計は、6時の方向にずっと重力がかかることになる。 テーブルの上においていれば、裏蓋の方に重力がかかる。 そのわずかな力でも正確な動作に誤差を作ってしまうから、なるべく重力を分散して機会が正確に動くようにしようという仕組み
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ついに完結。明里と秀がすれ違ったり離れたりすることなくゴールできて本当に良かった。商店街のみんなも、秀のお祖父さんや明里を可愛がってくれたお祖母さんたちも喜ぶだろうな。 太一は結局は普通の人、でいいんだよね。何となくごまかされた気もするが、ずっとツクモさんに居てくれるならいいか。
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時計というタイトルに惹かれて読み始めた、このシリーズ文庫本も、本書が4巻目で最終巻。昔ながらの機械式時計修理だけで商売が成り立たなくなり、日本全国各地の商店街には必ずあった時計店も、いまや姿を消している。一方、郊外大型ショッピングセンターの出現によって、シャッター通りかしている商...
時計というタイトルに惹かれて読み始めた、このシリーズ文庫本も、本書が4巻目で最終巻。昔ながらの機械式時計修理だけで商売が成り立たなくなり、日本全国各地の商店街には必ずあった時計店も、いまや姿を消している。一方、郊外大型ショッピングセンターの出現によって、シャッター通りかしている商店街の復興も、全国各地の深刻な懸案である。そうした向かいながらの人情通う商店街復興に向けての若者たちの動きも描かれている。
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* 「今すぐこれを買ってもらうよ。長期ローンでね」 * ついにシリーズ最終作。秀司の元に、スイスの時計工房からの手紙が来ていて、スイスで修行をつむのか、商店街で一緒に暮らすのか、自分のために夢を諦めさせるのかなど、悩みの中で選んだ決断とは。 . 明里も秀司も、色々な人の思い出を&...
* 「今すぐこれを買ってもらうよ。長期ローンでね」 * ついにシリーズ最終作。秀司の元に、スイスの時計工房からの手紙が来ていて、スイスで修行をつむのか、商店街で一緒に暮らすのか、自分のために夢を諦めさせるのかなど、悩みの中で選んだ決断とは。 . 明里も秀司も、色々な人の思い出を"修理"していく中で、自分と重ねながら二人で生きていく上での価値観を身につけてきてそれが最後の決断にも繋がってていい話だったなと思った。 .
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壊れた思い出ありませんか? 今は閑散としてしまった商店街に越してきた明里とこの商店街で時計屋を営む秀司の間に起こる心温まる物語。シリーズ完結。 印象に残った文 「時間を隔てていても、同じ場所に立てば、そばにいるかのように感じられるのではないだろうか」
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