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光の巫女を抱く夜 の商品レビュー

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2019/02/07

二人で踊ると、不思議な石を生み出す事ができる巫女。 主人公は数年前にそれに選ばれ、今日も命を削る。 生み出すのが主人公達の命というなら どれだけの犠牲のもとに、暮らしているのか。 それが普通だと認識しているなら、恐ろしい国です。 とはいえ、どこにでも生贄の話は転がっているので ...

二人で踊ると、不思議な石を生み出す事ができる巫女。 主人公は数年前にそれに選ばれ、今日も命を削る。 生み出すのが主人公達の命というなら どれだけの犠牲のもとに、暮らしているのか。 それが普通だと認識しているなら、恐ろしい国です。 とはいえ、どこにでも生贄の話は転がっているので そんなものなのかも知れませんが。 管理している家の長の不遜さ。 見つけてしまったものに対する状況。 これの落ちには驚きましたが、ごく普通に事件は 闇に葬られました、という状況。 もしや濡れ衣、とか二転三転するのかと期待したのですが そのままさくさくと進んで終了。 メインは恋愛ですから、そうなるでしょうが もうちょっと…何か欲しかったです。

Posted byブクログ

2016/10/19

コバルト40周年を記念して企画されたもの。前田珠子先生原案の世界観、キャラクターあらすじを、ひずき優&香月せりなが小説にするという企画の読み切り。 二作品とも同じ舞台設定ですが、ヒロインが選ぶヒーローが違っています。作品の雰囲気やストーリーでの意義などもかなり違うので、それぞれ別...

コバルト40周年を記念して企画されたもの。前田珠子先生原案の世界観、キャラクターあらすじを、ひずき優&香月せりなが小説にするという企画の読み切り。 二作品とも同じ舞台設定ですが、ヒロインが選ぶヒーローが違っています。作品の雰囲気やストーリーでの意義などもかなり違うので、それぞれ別の作品として楽しむことができました。 ”ー放つ風”のほうがヒロイン視点が多く、物語の舞台設定も説明が細かいのに対し、”ー抱く夜”のほうは、かなり舞台説明は簡略化され、ヒロインよりはヒーローのハワルアトの内面が多く描かれます。 己の使命に押しつぶされそうになりながら、彼女と結ばれないことに対するジレンマに苦しむ彼が、切なくて良かった。 そして、”ー放つ風”のような三角関係の沼を期待したのですが、ありません!!エイシャラムのお友達としての爽やかさが半端ないですっ!! こちらも話をぎゅっと詰め込んでいるので、もう少し掘り込んで欲しいと思わなくもないが、サクッと読み切れるので気軽に手に取りやすい文字量です。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5289.html

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