ネット炎上の研究 の商品レビュー
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炎上参加属性知れたのは面白かった。日々当たり前にネットを使う生活なので、発言に気をつける事と炎上にあった際の対処法を子供たちにも教えてあげたい。
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大学教授による共著。年齢が30ほど離れているが、他にも共著があるようだ。「炎上」を起こす人たちの傾向と実態、対策などを研究している。 各種統計や調査から、炎上を起こす人は全体の1%程度であり、炎上によって個人攻撃を受けることがあっても「世界中から非難されている」と思い詰めない方...
大学教授による共著。年齢が30ほど離れているが、他にも共著があるようだ。「炎上」を起こす人たちの傾向と実態、対策などを研究している。 各種統計や調査から、炎上を起こす人は全体の1%程度であり、炎上によって個人攻撃を受けることがあっても「世界中から非難されている」と思い詰めない方が良い、と述べている。また、こうした常習者は最初から議論をしようという気がなく、一方的に自分の「正義」を振りかざすだけなので相手にするだけ無駄である、と。 現実世界よりも執拗な攻撃者がネット空間では出やすい原因が「一人の情報発信力が大きい」、つまり誰もが公の場で意見表明する手段がネットのそもそもの技術であることが挙げられている。そこに「匿名性を持って安全地帯から一方的に」というのも個人的には付け足したい。 ある程度分かりやすく解説された本書だが、同じ題材や同じ主張の引用が何度も出てくるのには少々閉口した。それがなければ満足度の高い一冊だった。
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ネットでの炎上について、実際に炎上に加担しているのは全ユーザーのごく一部であることを実証したもの。炎上コメントの多くは、極めて特殊なプロファイルを持っており社会集団の代表ではないと思われるが、炎上を嫌って自由な意見交換ができなくなることが問題と説く。 地道な実証は好感できる。難を...
ネットでの炎上について、実際に炎上に加担しているのは全ユーザーのごく一部であることを実証したもの。炎上コメントの多くは、極めて特殊なプロファイルを持っており社会集団の代表ではないと思われるが、炎上を嫌って自由な意見交換ができなくなることが問題と説く。 地道な実証は好感できる。難を言えば、分析の表し方が特殊で、データの説明力が弱いところだろうか。
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オーソドックスにネット炎上を分類し、状況を分析し、原因を探り、政策的な対策を検討している。 148ページまで読んだ
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ネット炎上の研究 炎上について定量的に考察し、原因や対策について述べた本。 アイスケースに入った学生の件などは、その後学生の通う学校側が謝罪文を出し、学生は専門学校を退学させられている。(撮影した人は入った人とは別人で退学していない?) 被害にあったスーパーかすみは、お客様...
ネット炎上の研究 炎上について定量的に考察し、原因や対策について述べた本。 アイスケースに入った学生の件などは、その後学生の通う学校側が謝罪文を出し、学生は専門学校を退学させられている。(撮影した人は入った人とは別人で退学していない?) 被害にあったスーパーかすみは、お客様が営業時間中にアイスケースの中に入った事実を確認したためとして、アイスを全撤去し、ケースの清掃および消毒を実施する金銭的被害が出ている。 炎上は2014年には年間400件程度発生しており、実被害が出るケースも少なくない。 リツイートによる拡散ってバケツリレー方式だから、一括配信するニュースとかと違って情報の統制が効かなそうだと思った。影響力のある人は責任ある行動が必要。 炎上により、有名人でなくとも炎上する可能性が出て来ている。 英語では炎上をフレーミングという。ただし、より広い意味でインターネットを通じた一対一の罵り合いも含む。 炎上をしっかり分類している。 炎上には然るべき理由があるものと、 (おせちが画像と違う問題など) とばっちりや逆恨みで受けるものがある。 炎上事件へ書き込みをしたことのある人はインターネットユーザの0.5%と少数で、さらに炎上参加者の9割は一言コメントを述べるだけで攻撃しない。 炎上参加者は子持ちの男性が多い。 2ちゃんねるなどの炎上事件の実行犯は実は少ないことが多く!コメント数の大半を一人で埋めているような場合もあるという。
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仕事用も兼ねて。実際の例が豊富にあげられていてめちゃくちゃ説得力ある。最後の方の炎上対策については,業務でSNS等を運用しなくてはならない人に非常に参考になると思った。
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多くの先行研究も引用しながらネット炎上の初期からどのように変化していったのか分析していて、この時代を実際に生きてきた私はとても面白く読むことができました。イメージと実際は異なるということがわかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実際の事例、アンケート、データから炎上について定量的な評価を行なっている。また、炎上対策としてサロン型SNSの導入を提案。炎上は対策可能であるという著者たちの強い信念を感じる。
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ネットの炎上を書き込んでいるのは 0.5%ごく少数である。 ではなぜここまで社会的問題として日本では炎上が捉えられるのか。 それは炎上を行っている人の社会的属性も関係している。 ステレオタイプではニート、引きこもりなどの時間がある人が攻撃的に行っているというイメージがあるが、...
ネットの炎上を書き込んでいるのは 0.5%ごく少数である。 ではなぜここまで社会的問題として日本では炎上が捉えられるのか。 それは炎上を行っている人の社会的属性も関係している。 ステレオタイプではニート、引きこもりなどの時間がある人が攻撃的に行っているというイメージがあるが、実情は栄光収入こと、子供と同居、メディアリテラシーが高く、インターネット上では非難し合って良いと思っている人。 その結果、ごく少数の攻撃的な意思が 全体の意思として攻撃的な人が多く、怖いところだというイメージをインターネットに根付かせてしまっている。 面白かったのは、このような攻撃的で怖いと思っている人達が炎上自体に傍観者、共犯者として参加している点である。 著者達は解決策の一案としてはサロン型SNSを提案している。これはオープンでもクローズでもないSNSとして1つのモデルケースとして有用ではないか。 炎上という言葉そのまま、少し頭でっかちに全てにキレイゴトで答えようとしすぎている。 熱くなるなよと。 横に受け流してもいいし、逃げてもいい。 ただ頑張る事だけが解決策ではない。
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