京都 恋地獄 の商品レビュー
一緒になれなくても、永遠の別れがあっても、本気で愛した男はその男ひとりだけだったと言えるような恋をすることは幸せなんだろうか。 長年一緒に暮らし、馴れ合いになってしまうような夫婦だったら、前者の方が女としては幸せなんだろう。 でも、女として、母として、人としてと、一人の人間でもい...
一緒になれなくても、永遠の別れがあっても、本気で愛した男はその男ひとりだけだったと言えるような恋をすることは幸せなんだろうか。 長年一緒に暮らし、馴れ合いになってしまうような夫婦だったら、前者の方が女としては幸せなんだろう。 でも、女として、母として、人としてと、一人の人間でもいろんな側面があり、いろんな形の幸せがあると思うから、あまり現実的ではないような。 と言っても、身も焦がれるような激しい恋をしてみたい気もする。
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エロスとホラーの融合作品。 職業としての『墓守』の話、何とも興味深く、男女の業云々よりもそちらの話がもっと読みたくなってしまった。
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初の花房観音さん。個人的には最後の星野さんはちょっと寂しいかな。なんで関係もった後に突き放すようなこと言うんだろ。最初から知ってたなら、しなければよかったのに。結局きもちいことしたいだけなのって。わからないでもないけど、自分が優位に立ったように言い捨てて帰っちゃうのはさすがに寂し...
初の花房観音さん。個人的には最後の星野さんはちょっと寂しいかな。なんで関係もった後に突き放すようなこと言うんだろ。最初から知ってたなら、しなければよかったのに。結局きもちいことしたいだけなのって。わからないでもないけど、自分が優位に立ったように言い捨てて帰っちゃうのはさすがに寂しいよ。
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京都旅行中に京都を舞台にした本を手にとってみたのが本書。著者の著作は初めて読んだ。 自分の価値を男に依存することと、人肌恋しいこととはちょっと違うと思うのだが、女性(著者)にとっては、苦しい恋愛というカテゴリーで同じことなのか? 若い頃には、ダメな男から離れられない女のストー...
京都旅行中に京都を舞台にした本を手にとってみたのが本書。著者の著作は初めて読んだ。 自分の価値を男に依存することと、人肌恋しいこととはちょっと違うと思うのだが、女性(著者)にとっては、苦しい恋愛というカテゴリーで同じことなのか? 若い頃には、ダメな男から離れられない女のストーリーを聞いたり読んだりすると、無意味に嫉妬や無力感を覚えた。久しぶりにそんなストーリーを読んで、若い頃の気持ちを思い出したものの、同じ気持ちにならない自分をおっさんになったと感じた。 それでも、最後の約10ページは蛇足だと思う。また、文庫は解説も楽しみにしてるのだが、(私の解釈が違うだけかもしれないが)解説者が本書を理解しているようには思えず、解説が面白くなかったことも残念。
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