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アート・ワールド の商品レビュー

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2023/02/06

80年代発行の社会学名著の翻訳。この本自体は2016年発売で30年以上の年月を経ての出版ではあるが、その意義は大いにあったのだろうことは想像に難くない。美学関連の書籍を読みあさっていた時にリストアップした本だったのだが、芸術・アートを社会学的に考えるということ自体が新鮮であった。...

80年代発行の社会学名著の翻訳。この本自体は2016年発売で30年以上の年月を経ての出版ではあるが、その意義は大いにあったのだろうことは想像に難くない。美学関連の書籍を読みあさっていた時にリストアップした本だったのだが、芸術・アートを社会学的に考えるということ自体が新鮮であった。「芸術とは何か、どこからがアートなのかという境界線」という哲学的問題も、社会学的に考えれば、断絶を伴ったはっきりとした境界はなく、それはグラデーションを伴った幅の広いぼんやりとしたものだということは至極納得であった。この本が発表されてからかなりの年月が経つので、おそらくこのアート・ワールドという考え方もいろいろな変化やバリエーションが加わっていることであろう。

Posted byブクログ

2020/01/31

改めて「アートワールド」についての議論が確認できて良い本でした。ただ日本語訳が・・・(分担訳なので質は章まちまち・・・) とはいえ英語で読むのは分厚すぎて大変ですし。

Posted byブクログ

2019/03/20

全部読んだような読まなかったような。アーティストの友人に勧められて手に取る。刊行されたのは随分前だそうだが、日本語訳。アーティストとは。孤独もあるさ、そりゃね。あとシステム、パトロン、お金について。クラフトや音楽のくだりは当てはまらない。

Posted byブクログ