天皇陵の謎を追う の商品レビュー
地元堺の観光ボランティア活動のために古墳の基本的な勉強はしていましたが、分からないことも多く、何か詳しい本を読んでみたいなあと思っていた時にこの本に出会いました。 知らないこともたくさん載っていて、地元ボランティアにとっては百舌鳥古墳群と古市古墳群の部分だけを読んでも充分価値があ...
地元堺の観光ボランティア活動のために古墳の基本的な勉強はしていましたが、分からないことも多く、何か詳しい本を読んでみたいなあと思っていた時にこの本に出会いました。 知らないこともたくさん載っていて、地元ボランティアにとっては百舌鳥古墳群と古市古墳群の部分だけを読んでも充分価値があります。 陵墓参考地や陵墓治定の話など興味深いお話がたくさんありました。 全てが明らかになる日は果たして来るのだろうか。
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著者は読売新聞のジャーナリスト。個人的な思いがこめられている。エッセイに近い感じ。宮内庁の対応、ジャーナリスト批判というより、長年の恨みにきこえる。 謎を追ったが、発掘もできない以上、謎が解明されることはないという内容です。
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今、○○天皇の陵と言われているのは、仁徳、応神などを除き多くは別の天皇の陵であるそうな。仁徳天皇陵は過去の地震で崩落しているし、ひょっとしたら考古学の上で非常に重要であったかもしれない陵が野ざらしになっている例も多い。
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著者は考古学の大発見などを報道してきた新聞記者である。いわゆる天皇陵について豊富な取材体験から得た話を述べている感じの本。地震考古学の話などは、特に興味深かった。しかし後半部分は、極右的な発言が目立ったり、古代史そのものの基礎知識の不足も見られ、ちょっと残念な感じがした。
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