ミサイルの科学 の商品レビュー
2016年の書籍で少し古めかしいものの大まかなトレンドは掴める。 関係ないがシーベルトの定義をこの本で理解した。
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ウクライナ戦争が始まって、ロシアが毎日のようにミサイル攻撃している。 ミサイルという兵器の名前は誰でも知っているが、その実態はあまり知られていない。 この本では、ミサイルの分類、誘導方式、推進方式、弾頭、ミサイルからのサバイバル術、防御方法、核ミサイル等に分けて、それぞれ写真や...
ウクライナ戦争が始まって、ロシアが毎日のようにミサイル攻撃している。 ミサイルという兵器の名前は誰でも知っているが、その実態はあまり知られていない。 この本では、ミサイルの分類、誘導方式、推進方式、弾頭、ミサイルからのサバイバル術、防御方法、核ミサイル等に分けて、それぞれ写真や図表を使って詳しく解説されており、大変勉強になった。 世界には、用途別に様々なミサイルがあって、それぞれの性能も千差万別。公表されているミサイルの大部分を網羅しているが、この本で紹介されていないミサイルもあると思う。 また、ウクライナ戦争では市販ドローンがミサイル的な使い方をしており、ミサイルの定義が難しくなっている。この戦争でミサイル攻撃の有効性が示されたので、航空機の製造能力が無い独裁国家は、増々ミサイルへの依存が強まりそう。 この本で特に参考になったのは、ミサイルや核攻撃からの身の守り方。ミサイルの性能を知ることも必要だが、一般人にはミサイル攻撃からのサバイバル方法を知っておく方が重要だと思う。
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ざっくりとミサイルの仕組みや種類を知るには十分の内容。一応、相互確証破壊にも触れているものの、ミサイルそのものを主体としているため仕方のないところではあるが、戦略や戦術におけるミサイルの役割についてまではちゃんと触れていないので、その方面について知るためには別の本をあたった方が...
ざっくりとミサイルの仕組みや種類を知るには十分の内容。一応、相互確証破壊にも触れているものの、ミサイルそのものを主体としているため仕方のないところではあるが、戦略や戦術におけるミサイルの役割についてまではちゃんと触れていないので、その方面について知るためには別の本をあたった方が良い。とはいえ、相互確証破壊にも触れているのであれば、現在の核ミサイルの定義は米露間のものでしかないことや、威力が小さくても戦略ミサイルになり得ることにも触れておくべきだろう。そうすればもう少し息の長い本になれたのに。
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書き方が砕けすぎている箇所があったり、唐突に武器の名前が出てくるも、素人にはそれが何かわからないであろうという書き方とか、ミサイルじゃない話に逸れていったり、あんまり完成度は高くない。
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