御手洗潔の追憶 の商品レビュー
買ったことをすっかり忘れていた。本棚に見つけて。 古典かと思ったら原爆開発の話を当事者達の家族たちの目線で書かれた「新古事記」に始まり、 NHK朝の連ドラ「虎に翼」で星航一が勤めていた「総力戦研究所」という場所とエピソードが何気なく手に取った本書の「天使の名前」での御手洗の父...
買ったことをすっかり忘れていた。本棚に見つけて。 古典かと思ったら原爆開発の話を当事者達の家族たちの目線で書かれた「新古事記」に始まり、 NHK朝の連ドラ「虎に翼」で星航一が勤めていた「総力戦研究所」という場所とエピソードが何気なく手に取った本書の「天使の名前」での御手洗の父とかぶり、 「新古事記」で作られた原爆が、「天使の名前」で落とされた側の結末を読むという。 3つの側面からこの夏教わったことは、なんらかの意味があるのだと思う私にとって。
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番外作品集ということで、小説と呼べるのは「天使の名前」くらいだったが、その一遍がとてもよかった。御手洗シリーズを読んだことがない人でも楽しめると思う(いや、話の内容は楽しくないんだけど)。
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御手洗もの!事件!ミステリ!と思って読んだらいけない。 御手洗潔の人間性について色々な登場人物を通して語られたり、御手洗や石岡のインタビュー(聞き手が島田荘司!)があったり、つまり番外編のようなもの。 短編集の中に番外編一編、とかならおまけ的に楽しいんだけど、全編これ一色となると...
御手洗もの!事件!ミステリ!と思って読んだらいけない。 御手洗潔の人間性について色々な登場人物を通して語られたり、御手洗や石岡のインタビュー(聞き手が島田荘司!)があったり、つまり番外編のようなもの。 短編集の中に番外編一編、とかならおまけ的に楽しいんだけど、全編これ一色となると、うーん。 ファンブックみたいなものだった。 島田荘司、トリックは面白いけど文章はそんなにいいと思えないので、ミステリじゃないものだとあちこち細かいところが気になっちゃうのもある。んーーーー
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あの濃厚な御手洗ミステリーのつもりで読むと大失敗。御手洗や石岡はのインタビュー、2人を知る人物の語りなど、「御手洗潔」ファンへのサービス本って感じ。御手洗のお父さんが登場する、太平洋戦争へと至った経緯を扱った「天使の名前」などは興味深く読めるものの、「別にこういう形で読まなくても...
あの濃厚な御手洗ミステリーのつもりで読むと大失敗。御手洗や石岡はのインタビュー、2人を知る人物の語りなど、「御手洗潔」ファンへのサービス本って感じ。御手洗のお父さんが登場する、太平洋戦争へと至った経緯を扱った「天使の名前」などは興味深く読めるものの、「別にこういう形で読まなくてもいいな」というのが正直な感想。社会派・島田荘司の思想が色濃く盛り込まれた感じも。面白くないわけじゃないけど、純粋に昔のようなネットリした本格・御手洗潔ミステリーが読みたい。
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20190317 水を、と思った。そうだ水だ、水を飲ませてやろう。急げば、今ならまだ間に合う。きっと間に合う。この子は助かる。助けなくては。それは自分の使命なのだ! そしてまた気づいた。(p168)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「御手洗潔、その時代の幻」「天使の名前」「石岡先生の執筆メモから。」「石岡氏への手紙」「石岡先生、ロング・ロング・インタビュー」「シアルヴィ」「ミタライ・カフェ」「あとがきに代えて」の八篇収録。語り手は島田荘司。石岡君の風貌が遂に語られる!ヒュー・グラントに似てるって、『モーリス』のクライヴじゃん。やっぱりそうだったのね、ハアハア……。島田が分析した里美やレオナの話もあります。御手洗シリーズフアンは必読。「天使の名前」があるからシリーズフアン以外でも読んでOk だと思う。御手洗父は天使が見える ちがい❪敬虔なクリスチャン❫で被曝者救護に奔走する話。
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最近の御手洗ものは「過去の事件」しかないので現在進行形の話を一応は知れるファンブック的な。 里見ちゃんの話をあとがきを読むに一応は「これからの事件の構想」はあるんだなあ・・・と。いやもうホントに早くそっちを書いてほしいw しかし今の刊行ペースだとここで紹介されているものが全部読め...
最近の御手洗ものは「過去の事件」しかないので現在進行形の話を一応は知れるファンブック的な。 里見ちゃんの話をあとがきを読むに一応は「これからの事件の構想」はあるんだなあ・・・と。いやもうホントに早くそっちを書いてほしいw しかし今の刊行ペースだとここで紹介されているものが全部読めるのはいつになるのだろう・・・
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【収録作品】御手洗潔、その時代の幻/天使の名前/石岡先生の執筆メモから/石岡氏への手紙/石岡先生、ロング・ロング・インタヴュー/シアルヴィ/ミタライ・カフェ/あとがきに代えて
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御手洗潔シリーズの番外短編集であり、 ファンブックなので、 御手洗、もしくは石岡くんのファンが ニヤニヤしながら読むというのを楽しむ感じ。 ファンからの質問へのインタビュー回答という形式だったり 近況報告的な内容が多く ミステリー短編集ですらないので。
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