ファーブル驚異の博物学図鑑 の商品レビュー

イヴ・カンブフォール(著者),奥本大三郎(訳者),瀧下哉代(訳者),クリスティーヌ・ロラール

2023/08/29

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21208780

2017/07/05

★科学道100 / 果てしない収集
【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11700396

2017/06/26

ファーブルは、というか、当時の博物学者は絵がうまくないとなりませんでした。
写真はなかったからです。
それも昆虫は乾かしても色も形も変わりませんが、植物は変わってしまいます。
生のきのこと、干したきのこは同じとはいえませんから。
というわけで、あまり知られていませんが、ファーブルも素晴らしく絵が上手いです。
そうやって、絵を描こうとすることによって、当時の博物学者たちは、観察する力も磨かれたのかもしれません。
いまでも“博物画のかきかた”というのはあります。
美しいだけでなく、博物画は、シワの数や、トゲの数まで、正確に描かないといけないのです。
鱗にある線の数で、年齢がわかったりするわけですから。
以前出版されていた「きのこ」はそれはそれは素晴らしい一冊でしたが、お値段が確か七万近くしました。
なのでこの一冊は、買い！です。

2017/05/22　更新