ホテルモーリスの危険なおもてなし の商品レビュー
力で全て解決。 キザで笑いを取る芸人が滑ったような語り口。比喩、暗喩が外して滑りまくり。 ストーリーも腹立たしければ、語り口も鬱陶しい。 悪い意味で期待を裏切られた。
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ミステリーというのは謎があって、なるほどそういう事かと続くのが多いけど、このお話は謎が無くて、なるほどそういう事かだけがある感じ。なるほどのバラエティが少ないかな。
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ちょっと辛口評価です。 「ドタバタコメディー」として書かれているのでしょうが、文章に躍動感があまり感じられず、盛り上がりもなく、平坦な印象を受けました。 ラヴェルへのこだわり、映画へのこだわり、そして准が幾度となく繰り返す「ホスピタリティは世界全体に作用する重要な思想」との言葉。 これらが諄くて、コメディータッチを殺してしまっている気がしました。 この作家さん、私には向かないかな~
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経営の危機にある高級リゾートホテル「ホテル・モーリス」に派遣された准。現オーナーるり子に心惹かれ、元殺し屋のコンシェルジュ日野をはじめとする個性豊かなスタッフに振り回されながら、ホテル常連ギャングをおもてなしする。コメディタッチで気楽に読める。作中で紹介されるホテル映画の数々。「ホテルルワンダ」と「ベニスに死す」は今度見てみていな。
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【収録作品】グリーン・ビートルをつかまえろ/ローチ氏を始末するには/けじめをつけろ、ドラゴン・フライ/シェルの歌でも聴け/バタフライを見失うな/ホテルモーリス滞在備忘録
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この作者の作品はお上品な面白さがある。 設定が少しヤンチャな気もしたけど、真面目な主人公が周りに巻き込まれる様子はおもしろい。
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文庫になったので読んでみたら素敵な付録が! 准がしっかりした支配人なのも嬉しいしあの人が訪れるなら私も泊まりたい。
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あなたは浅田次郎のプリズンホテルを読んだことがあるだろうか? 読んだことがないなら幸いである。存分にこの本を楽しむといい。 だが、プリズンホテルを読んだことが有り、しかも、プリズンホテルを面白いと思った人には、この本はあまりオススメ出来ない。 いや分かる。プリズンホテルと...
あなたは浅田次郎のプリズンホテルを読んだことがあるだろうか? 読んだことがないなら幸いである。存分にこの本を楽しむといい。 だが、プリズンホテルを読んだことが有り、しかも、プリズンホテルを面白いと思った人には、この本はあまりオススメ出来ない。 いや分かる。プリズンホテルとは違う系統だし、ミステリの短編連作として読んだ場合に、1話1話のキレや落ちも小気味よく面白いのだが、どうしても「プリズンホテルに比べるととんでもなさが足りない」と思うのはわたしの趣味嗜好なのだ。なんというか、こう、キレイで行儀がよく、おとなしすぎるようにみえてしまうのだ。「危険? そんなに危険ではないよね?」みたいな。 出来れば、プリズンホテルを読むまえに読みたかった!
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ドタバタ劇で面白かった。もちろん内容は違うけれど、浅田次郎さんのプリズンホテル的な感じ。この作者さんはどの作品でも登場人物の名前にこだわりがあるなあ。最後の書き下ろし短編も〝マーロウ”だって(笑)。ホテルモーリスの推薦文というより、黒猫シリーズの宣伝になってしまってる様だし(笑)
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寂れたホテルの支配人とさて本社から出向になった主人公が短い期間の中で、危険と隣り合わせながら成長していく話。日野さんが無駄にかっこいいですね。るり子さんとの仲が進展しなかったなーと思いながらエピローグ読んでいましたが、最後のおまけに全部もっていかれました。美学のひとはもっといじられればいいと思います。
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