スーパーボス の商品レビュー

シドニー・フィンケルシュタイン(著者),門脇弘典(訳者)

2024/09/15

結局のところスーパーボスには特別な能力を持っている人、凡人にない思考を持つ人、または桁外れの努力ができる人ではないか。また、その「やり方」に共感し、従属できる人や、スーパーボスがそのような能力を持つ人を見つけ、身内に置くことで次のスーパーボスが育つような印象を受けた。
理解が足りない部分が多分にあると思うが、著者が日本人ではないため、異文化の共感しづらい部分も多くあった。参考のエピソードも理解しづらい部分があった。
ただし、参考になる部分も多くあり、考え方の多様性を持つことができた。

2019/04/11

マネジメントラインに立つ人には、部下の活かし方。具体的にはどんな部下を引き上げるべきで、どんな部下はそうではないのか。メンバーラインからは、自分のボスが特筆する能力を有しているのか（スーパーボス）かを見極められる。

2018/10/24

●なんかのビジネス雑誌に紹介されていた本。「『持っている人』を見つけ出す」、「柔軟なのに頑固」、「細部を見ながら部下に任せる」の章は共感できるところはあったが、本書で言うスーパーボスが目指すべき手本なのかは賛同しかねる。

2017/03/13

リーダーを生み出すスーパー・ボスのメカニズムを説く。世に溢れる理想的なリーダーシップ本と異なり、この本に出て来るリーダーはアウトプットは超一流だが、人間的には掴みどころがないなど、非常に人間的。ある意味、部下が上司から好子を得るメカニズムが規則的ではないランダム性に、部下が惹き込まれるのかとも感じた。書中に頻出するバークレーのレストラン、”シェ・パニーズ”のオーナー、アリス・ウォーターズには以前から関心を持っていたこともあり、非常に興味深く読めた。

2016/09/07

カリスマ的魅力のあるボスの手法を次々に紹介する話。属人的スキルが多すぎて参考にならない気がする。話としては面白かった。