総理に告ぐ の商品レビュー
久しぶりに永瀬隼介さんの作品を読みました。 面白かったです。 いざとなると逃げ腰になってしまうノンフィクションライターの小林、 引退した大物政治家の自伝小説のインタビューをするうちに、 その内容が国家を揺るがす、現総理大臣の犯罪に及び…。 国家権力に一庶民が挑む、スリリングな...
久しぶりに永瀬隼介さんの作品を読みました。 面白かったです。 いざとなると逃げ腰になってしまうノンフィクションライターの小林、 引退した大物政治家の自伝小説のインタビューをするうちに、 その内容が国家を揺るがす、現総理大臣の犯罪に及び…。 国家権力に一庶民が挑む、スリリングな展開。 最後の対決の場面では「小林、負けるな!」 そう応援してました。 NEOのメンバーも、それぞれ味があって良かったので、 続編があったらいいなと思います。 戦争を知らない世代が国会議員となり、世の中を動かす。 権力が暴走することの恐ろしさ、 「国家を守る」とはどういうことなのか、 考えさせられました。 まさに政治家の資質が問われている今、妙にリアルで…。 そして小説の中の事とは言わず、 マスコミの姿勢も、ぜひこうあって欲しいです。 ”この物語はフィクションです。” そう…本当にフィクションであって欲しいと願いながら本を閉じました。
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久しぶりに永瀬隼介の作品で、面白いと思った。タイトルだけで読み出したので、もっと政治色の強い作品かと思いきや、いきなりの修羅場。そして、次の章では警察の新組織の発足が描かれ、どう繋がっていくのだろう?と先が気になる展開。でも・・・個人的には、もう少しNEOの活躍が見たかった。NE...
久しぶりに永瀬隼介の作品で、面白いと思った。タイトルだけで読み出したので、もっと政治色の強い作品かと思いきや、いきなりの修羅場。そして、次の章では警察の新組織の発足が描かれ、どう繋がっていくのだろう?と先が気になる展開。でも・・・個人的には、もう少しNEOの活躍が見たかった。NEOのメンバーは魅力的なので、シリーズ化して欲しい。
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