父さんたちが生きた日々 の商品レビュー
第二次大戦前に日本の大学院に留学していた中国人と、お互いを兄弟のように思っていた日本人との思い出を中国人の息子が語る。 日・中・韓平和絵本というシリーズの一冊。他も気になる。
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日・中・韓 平和絵本 シリーズ その1・父さんたちが生きた日々 その2・へいわってどんなこと? その3・京劇がきえた日 その4・非武装地帯に春がくると その5・ぼくのこえがきこえますか その6・くつがいく その7・さくら その8・火城 燃える町-1938 その9...
日・中・韓 平和絵本 シリーズ その1・父さんたちが生きた日々 その2・へいわってどんなこと? その3・京劇がきえた日 その4・非武装地帯に春がくると その5・ぼくのこえがきこえますか その6・くつがいく その7・さくら その8・火城 燃える町-1938 その9・とうきび その10・春姫という名前の赤ちゃん こういうシリーズがあります。 公共図書館入れておくべき、でしょう。 その中の1冊「父さんたちが生きた日々」です。 学校にも通えないほど貧しかった子ども時代に辛抱強く努力し大学まで行き、人類学者になったお父さんの話を娘さんが書いています。 当時学問はアジアではトップだった日本に留学し、お父さんはそこで無二の親友となる山本さんと出会います。二人は本を読み、一緒にご飯を食べ、将来の夢を語るのですが……。 戦争が始まったのでお父さんは中国へ帰り、日本と戦わなくてはならなくなります。 戦争が終わったら 桜が咲いたら また会おう、と言い合って……。 娘さんは繰り返し繰り返し山本さんの話を聞いて大きくなったのでした。 今まで、日本の側の話はたくさん書かれてきましたが、向こう側の人の話はほとんどなかったように思います。 こういう企画は貴重です。 買えるところは買ってください。 2024/01/30 更新 ※こちらは以前今日の一冊でもご紹介済みですが、再度ご紹介しました。 以前のご紹介ーーーーーーー 戦前の、中国からきた留学生と日本の学生の友情物語です。 戦争が始まり、二人は敵同士にならざるを得ませんでした。 戦争が終わったら! また会おう! と固く約束していたのに……。 ここ4、5年、戦争文学に新しい風が吹いてきはじめました。 孫の世代が描き始めたのです。 被害者意識ではなく、もうすでに何が起きたかは史実として知っている人たちが描く戦争文学は、やはり新しい、と思います。 学校は、買い、でしょう。 2020/06/30 更新
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