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労働時間革命 の商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2022/08/14

残業が減り、業績がアップした実例をこれでもかと詰め込んでいる。 結果、読みにくい。もっと抽象化してくれた方が良かった。 某県庁、某自動車メーカーとかで十分。 あと結局残業の原因はそれぞれ違うから、なんにでも応用可能なノウハウはないということなのだろうが、具体的な真似できそうな記...

残業が減り、業績がアップした実例をこれでもかと詰め込んでいる。 結果、読みにくい。もっと抽象化してくれた方が良かった。 某県庁、某自動車メーカーとかで十分。 あと結局残業の原因はそれぞれ違うから、なんにでも応用可能なノウハウはないということなのだろうが、具体的な真似できそうな記述は一切なかった。 日本が取り巻く状況のデータは豊富に使われていた。現在の日本の状況を俯瞰的にみる一助にはなるかもしれない。

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2020/06/21

労働時間と少子化の関係性、そしてそれが国の将来に大きな影響を及ぼすという側面は、これまで持ち合わせていない観点であり、勉強になった。

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2018/05/21

◯育児で休んでいる女性の数を、介護で休んでいる男性の数が逆転して超えます。(46p) ◯100年、200年先の日本を救うことができるかどうかは、この3年にかかっているのだ(54p) ★これほど他人に読ませたくなる本も珍しい。あと数年で団塊ジュニア世代が介護で時間制約社員となり...

◯育児で休んでいる女性の数を、介護で休んでいる男性の数が逆転して超えます。(46p) ◯100年、200年先の日本を救うことができるかどうかは、この3年にかかっているのだ(54p) ★これほど他人に読ませたくなる本も珍しい。あと数年で団塊ジュニア世代が介護で時間制約社員となり、いやでも労働時間短縮に取り組まなくてはならなくなる。

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2018/03/31

凝り固まった思考回路に、別の切り口、視点を与えてくれるという意味では、こういうビジネス書はいいんだけれど、読んでいて面白いという感覚がないのは、読書は私にとっては趣味であり、好きだから読むのであって、何かのためになどというものとは関係のない世界だから、なのだと思う。 自分の職場...

凝り固まった思考回路に、別の切り口、視点を与えてくれるという意味では、こういうビジネス書はいいんだけれど、読んでいて面白いという感覚がないのは、読書は私にとっては趣味であり、好きだから読むのであって、何かのためになどというものとは関係のない世界だから、なのだと思う。 自分の職場にも働き方改革の嵐は吹き荒れていて、道具や制度は揃うのだけれど、全然使えないし、使ったところで残業時間が減らない。 なんでだろう、と思った時、もっと根本原因があって、そこを正していかなければならないのだけれど、それは1年とか2年とか、スタート地点に立つだけでもそれくらいのスパンで考えないといけなくて、成果が出始めて軌道に乗って、当たり前のようになるにはもっと時間がかかるものだ。 それを、今すぐ!結果を!出せ!ってなるから表面的なものになってしまっている。

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2018/03/16

一読して損はない。 わかりやすく、納得感あり。 ただ事例が少し多すぎてくどいかも。 自分の働き方を見直すきっかけにもなりました。

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2019/04/07

2017.07.15読了 なるほどと思った点 ・ハーバード大学のデービッド・ブルームの学説、人口ボーナス期と人口オーナス期。人口ボーナス期は若者比率が高く安い労働力に溢れている&高齢者比率が低いので社会保障費の負担が低い→爆発的な経済発展。中国はそろそろ終わる、インドは2...

2017.07.15読了 なるほどと思った点 ・ハーバード大学のデービッド・ブルームの学説、人口ボーナス期と人口オーナス期。人口ボーナス期は若者比率が高く安い労働力に溢れている&高齢者比率が低いので社会保障費の負担が低い→爆発的な経済発展。中国はそろそろ終わる、インドは2040年まで続く。日本の高度成長期はまさに人口ボーナス期とぴったり合う。 ・東京大学大学院の島津明人准教授曰く、人間の脳は起きてから13時間しか集中力がもたない。それを過ぎたら酒酔い運転と同じ集中力。残業とはそんな集中力の状態での非効率な業務でしかなく、企業としてそこにコストを掛けることは利益の圧迫でしかない。 読み終えて改めて認識した点 ・成果だけでなく、生産性の高さを評価する人事制度が必要。いかに効率良く結果を出せているかで評価されない限り、長時間労働でカバーする人が評価されるため時間制限のある従業員は不利でありモチベーションを上げることが出来ない。従業員全員が生産性を常に上げていく意識を当たり前に持つ状態になればベスト。

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2017/02/20

そでに書かれた「長時間労働は「勝つための手段」ではなく、「負けている原因」なのです」に集約されている。警察でも働き方改革に取り組んでいるというのはなんだか説得力があるような気がする。

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2016/11/04

長時間労働による生産性低下が、 出産率の低下、労働人口の低下につながり、 最終的には日本自体の崩壊に繋がるという 負のスパイラルに陥ってしまうと警鐘を鳴らしている本。 また、介護の問題にも着目していて、 そもそも長時間働くことはできなくなり、 かつ在宅勤務等の働き方の多様化が進...

長時間労働による生産性低下が、 出産率の低下、労働人口の低下につながり、 最終的には日本自体の崩壊に繋がるという 負のスパイラルに陥ってしまうと警鐘を鳴らしている本。 また、介護の問題にも着目していて、 そもそも長時間働くことはできなくなり、 かつ在宅勤務等の働き方の多様化が進むと言ってます。 仕事は計画、プロセスと結果が大切であり、 長く働けばいいというわけではないと思う。 インプットの時間やプライベートの充実から生まれる、 新しいアイデアなど、仕事以外の内容が 仕事に繋がることも十分にある。 この本でも書いてあるが、働き方を変えるなら今である。 現在長時間で働いていて、労働力が一気に減ったとき、 今と同じ生産性を保つことは絶対にできない。 自分も積極的に働き方を変えたいと思う。 【勉強になったこと】 ・人口ボーナス期と人口オーナス期という定義があり、  若者の比率が高い人口構造の状態が人口ボーナス期、  その逆が人口オーナス期。  日本は人口オーナス期を迎えており、  今後もますます若者の比率は少なくなる。 ・人口ボーナス期が終わった国に、  二度と人口ボーナス期は訪れない。 ・人間の脳は朝起きてたった13時間しか集中力は持たない。 ・少数派の人材も、自分がこの組織においてメイン人材で  あるという自信を持って発言できる状態になって、  初めてダイバーシティが機能していると言える。  多種多様でも発言する人が偏っている場合は、  ダイバーシティとは言えない。 ・早く帰るために、  早め早めに準備する  今日やらなければならない仕事を確実に片付ける  明日やればよいことは明日やる  10分悩んで解決しなかったらすぐに周囲に相談する ・働き方の多様化が生まれた結果、  労働環境の悪い企業には人は集まらなくなった。  人が集まらないのは、労働環境に問題がある。 ・生産性の評価は時間あたりの生産性であるべき。  期間単位だと残業して結果を出すといった発想が生まれる。 ・働き方を変えるためにはコンサルや仕組みづくりも  大事だが、自分たちで取り組むといった意識改革が大事。  そのために、   トップが率先して動く等、真剣に取り組む   徹底的に見える化して現状を気づかせる  といったことが大事。  そのため、トップの意識改革は極めて重要だが、  トップを変えるのは難しい。  変えるのではなく、トップ自らに変わってもらうよう、  働きかけることが重要。例えば、他の会社のトップの  話を聞いてもらう。そういった情報をインプットさせる  といったアプローチがよい。 ・自分の人生の時間をどう使うかを主体的に決めること、  すなわち自分の人生を自分でハンドリングしている感覚は、  人間の幸福の大きな条件である。 ・十分な実力がありながら、理由もなく自信を持てずに  悩む症状のことを「詐欺師症候群」という。  評価されても、大したことやってないのにという心情に  なって悩んでしまうことで、女性によく見られる。 ・いつでも社員と連絡が取れる状態は、  何らかのストレスがかかっている状態。  海外では休暇中の連絡をするとペナルティーを与える  といった取り組みも出ている。

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2016/07/22

文句なしの星5。 すごく具体的で内容が濃い。 わかりやすいしエビデンスがちゃんとあるので説得力がある。 残業時間を減らす取り組みが生産性向上をもたらし、利益向上につながるということが伝わった。 社長に読んでほしい。今のままだと、自分や自分のチームだけが残業時間を減らしても、暇だと...

文句なしの星5。 すごく具体的で内容が濃い。 わかりやすいしエビデンスがちゃんとあるので説得力がある。 残業時間を減らす取り組みが生産性向上をもたらし、利益向上につながるということが伝わった。 社長に読んでほしい。今のままだと、自分や自分のチームだけが残業時間を減らしても、暇だと思われるだけ。忙しい部署に異動させられて終わり。全社的に取り組む必要があると感じた。残業しない=善。の意識を高めたい。 ・タイムオフプロジェクト→アメリカの労働者がすべての有休を消化した場合、120万人の雇用が創出され、20兆円の売上高が増加し、2兆5千万の税収増とされる研究。 ・社内資料なのに「てにをは」「レイアウト」にこだわりすぎるのは生産性が悪い。 ・少数派の人材も、自分がこの組織においてメイン人材であるという自信をもって発言できる状態になって初めてダイバーシティの意味がある。多様な人が参加してれば多様性があるということではない。 ・詐欺師症候群→自分は評価に値する人間だとは思わずに、たいした能力もないのに褒められてしまったと罪悪感を覚え、まるで褒められたことが何かの間違いかの様に感じること。十分な実力がありながら理由もなく自信を持てずに悩む症状。自分の業績を褒められると、詐欺行為を働いたような気分になり、そのうち化けの皮が剥がれるに違いない、などと思ってしまう。

Posted byブクログ

2016/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本企業の働き方改革・女性活躍がなぜ必要か、働き方改革・女性活躍がもらたすメリットを学ぶ上で非常に参考になる一冊。人事系の人にはオススメです。 この本によると、働き方改革の一番良い方法は評価軸を「期間あたり生産性→時間あたり生産性」に切り替える事。これをしない限り、残業・休日労働を無制限にできやすい男性管理職が活躍し続け、それ以外の社員は活躍の可能性が制限されると思う。 ※自分用メモ;その他参考になる指標 ・夫の家事協力時間が、第二子以降の出生に顕著に影響する。週6時間以上の協力で第二子以降出生率80% ・人間の脳は朝起きてから13時間しか集中力が持たない。それ以降は酒酔い運転と同じ集中力になる。 ・団塊世代が2017年な70代に突入し、介護で休む男性社員が大量発生する。

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