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統合失調症だけど、がんばって生きています の商品レビュー

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2016/08/28

脳の病気か・・・100人に1人か・・・。ほんとに珍しくないな。 なのに偏見はすごいある気がする。 統合失調(に限らず精神疾患が)=「ありふれた病気」になるよう現実が追いつくことを希望する。

Posted byブクログ

2016/07/26

統合失調症とはどんな病気(患者の視点から)か、入院することの意義は何か、治療はどんなことをするのかを、著者の体験を通して語られる。 強烈な被害妄想から、自身も周りの人間も振り回されることを、コミカルにも描きながら、その壮絶な状態が伝わってくる…… 特に、症状が悪化して追いつめられ...

統合失調症とはどんな病気(患者の視点から)か、入院することの意義は何か、治療はどんなことをするのかを、著者の体験を通して語られる。 強烈な被害妄想から、自身も周りの人間も振り回されることを、コミカルにも描きながら、その壮絶な状態が伝わってくる…… 特に、症状が悪化して追いつめられる著者の顔が「顔が暗くなり目が光っている」という定番のマンガタッチながら、鬼気迫る雰囲気がわかる。 読んでいて羨望を覚えるのが、旦那様やご両親、ご家族の存在。 後ろめたさを抱えている著者を邪険に扱わない。無償の愛とはそういうものなのだと思った。 症状とはいえ、心理的狭窄状態故に主人公の被害者意識は独りよがりで周りの人間を傷つけてしまう。 それを理解したうえで寄り添ってくれるという。 脳障害なら、治療は難しい(薬で症状が悪化しないようにする)と思うが…… どう向き合うかを問うものなのだと思った。

Posted byブクログ