1,800円以上の注文で送料無料

温泉街のメデューサ(04) の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/06/18

最終巻・・・・・・・ ちょっと早すぎでない、と思ったが、中身を読むと、ちゃんと綺麗に話がまとめられていて、文句の言いようがない 完全に受け入れた訳じゃないが、しばらくすれば、モヤモヤは消えてくれそう ほっこりとした、男と女の友情コメディなんだけど、やっぱり、ストーリーの土台は、不...

最終巻・・・・・・・ ちょっと早すぎでない、と思ったが、中身を読むと、ちゃんと綺麗に話がまとめられていて、文句の言いようがない 完全に受け入れた訳じゃないが、しばらくすれば、モヤモヤは消えてくれそう ほっこりとした、男と女の友情コメディなんだけど、やっぱり、ストーリーの土台は、不動くんと巳里ちゃんの片想い一方通行ラブコメだなぁ、と実感する巻だった 傍目から見てると、不動くん、巳里ちゃん、菅くんは三角関係っぽいんだけど、何だかんだで、不動くんと巳里ちゃんが両想いっぽいので、恋のバトルの舞台に菅くんは上がれこそしているが、何ら、恋愛の対象やライバルとして見られてないのが滑稽を通り越して可哀想なレベルだったな、最後まで けど、自分が傷付くのを承知で、巳里ちゃんの背中を押して、素直にならせてやる男らしさには拍手を送りたい 不動くんと巳里ちゃんは、物理的に距離こそ離れちゃったが、精神的にはほぼ密着しているに等しいので、ちょっとしたキッカケがありゃ、友達以上恋人未満から、バカップルに進化できていただろう・・・その変化を見たかったんだが、実に残念 この(4)では、表紙を見れば分かる通り、三人目のヒロインが登場する クール系の眼鏡美女・常山さんは見た目通り、自分の恋心には鈍感。でも、いざ、気付いたら気付いたで、感情任せに動ける熱いラヴの持ち主 そんな彼女の、傍にずっと居続けた、立派な体格の男性・戸丸さんは常山さんを大事にし過ぎているのに加え、自分に男としての自信を持てず、あと一歩が踏み出せない、共感できるトコの多いヘタレ こんなじれったい二人を相思相愛へ持っていくキューピッド役を買って出たのは、まさかの七都 戸丸さんの優しさに触れ、一目惚れしてしまうのだが、分かりやす過ぎる彼の、常山さんへの恋心を大事にし、己の気持ちを押し殺した強さ、泣ける 好きになった人の為に自分は身を引けちゃうトコがそっくりな、七都と菅くんはホント、名ペアだ 色々と見所がある最終巻ではあるが、やはり、水着の買い出しも含めた海回は強烈。菅くんの興奮が、ホント、同意できる。ここまで、見事なモノを拝んだら、鼻血くらい出さないと、女性に失礼だろ、男として けど、やっぱ、菅くんは不動くんには及ばないな、ってコトがハッキリしちゃったのも、この海での出来事。ホント、この行動力は尊敬に値する 全巻を改めて通し読むと、不動くんが巳里ちゃんらと関わっていく事で人間味を得ていったことが分かり、同時に、彼の色に巳里ちゃんが染められていく様も楽しめる 最終回、番外編、どれも面白かったが、個人的にグッと来たのはカバー下。あくまで、これは私の妄想だが、これは不動くんと巳里ちゃん、菅くんと七都のW結婚式じゃないかな? 描かれちゃいないが、戸丸さんと常山さんは既に済ませていて、後輩らにアドバイスする立場に違いない 『温泉街のメデューサさん』が終わってしまったのは寂しいが、それならそれで、『三つ目三蔵のさいゆーき』が連載化されるかも、って期待も出来る。可能なら、この作品は少年ジャンプ+や本誌でなく、週刊ヤングジャンプで掲載されて欲しいなぁ この台詞を引用に選んだのは、骨抜きにされてしまったので。この羞恥に染まった顔で言われたら、他の娘(笑)になんぞ、目がいかなくなるわ。自分の弱いトコ、ブレーキになるコトバ、それを知ってる不動くん、やっぱ、良いわぁ

Posted byブクログ