キャプテン・コリア の商品レビュー
いつもであれば漢字のタイトルであろうが、なぜかカタカナで読みだしたら現代の話である。ただし内容は相変わらずの朝鮮もの。現代となっているので韓国となっているため、コリアとなっているがやることはいつもと同じ。ただし、今の話となっていることと、全くオブラートに包まない仮名での今の人を揶...
いつもであれば漢字のタイトルであろうが、なぜかカタカナで読みだしたら現代の話である。ただし内容は相変わらずの朝鮮もの。現代となっているので韓国となっているため、コリアとなっているがやることはいつもと同じ。ただし、今の話となっていることと、全くオブラートに包まない仮名での今の人を揶揄した内容となっているので、露骨となっており、これは隣国の人が読んだら怒るだろうなという感が強い。また、タイトル通り某マーベルヒーローの正々堂々のパクリなのも、ここまでくると一線を越えた感があり、潔い。
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荒山先生が描く現代劇は…なんとヒーローもの。 クチュク・モードに変身し、 檀君バリアーで銃弾を跳ね返し、 パルッパタ重力で壁や天井に貼りつき、 アルファベットKと太極旗をあしらったコスチュームに身を包んだ、ひとりアベンジャーズとでも言うような能力を身に着けた、キャプテンコリアの活...
荒山先生が描く現代劇は…なんとヒーローもの。 クチュク・モードに変身し、 檀君バリアーで銃弾を跳ね返し、 パルッパタ重力で壁や天井に貼りつき、 アルファベットKと太極旗をあしらったコスチュームに身を包んだ、ひとりアベンジャーズとでも言うような能力を身に着けた、キャプテンコリアの活躍を描く。 …しかし内容のほうは痛快なアクションというより、韓国の社会問題や国民性、歴史問題などを痛烈に皮肉ったブラックコメディの色が強い。ある意味いつもの荒山先生なのですが、「歴史もの」というフィルタを介さない分、「そのままやんけ」感が物凄い。対馬の仏像盗難事件をモチーフに、阿弥陀如来が「殲滅如来」となり韓国に復讐するとか物凄いエピソードがあったり。荒山作品において仏像が動くのは当たり前であり、ウルトラのパロディがあったりするのももはやお約束感すら感じますな。 何より驚いたのは、いうなれば本作は『キャプテンコリア・ビギンズ』であり、多くの謎や伏線を残したまま幕を閉じること。…これ、本気でシリーズ化するつもりですか!?(満面の笑みで)
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