ITロードマップ(2016年版) の商品レビュー
2017年6月1日読了。NRIが毎年発表しているという、将来のIT技術のトレンドを読む本。これは2015年時点での2016年以降を見る本になるが、継続的にこの本を読み続けて未来がどう変わっていったか確認してみるのも面白そうだ。本書で取り上げられているクラウド、IoT、AI、API...
2017年6月1日読了。NRIが毎年発表しているという、将来のIT技術のトレンドを読む本。これは2015年時点での2016年以降を見る本になるが、継続的にこの本を読み続けて未来がどう変わっていったか確認してみるのも面白そうだ。本書で取り上げられているクラウド、IoT、AI、APIなどはまさに今流行っている技術。2020年頃に技術が大爆発…とは本当だろうか。それぞれのIT技術についてどうセキュリティが確保されるか、は非常に気になるところだがそこに関する記述は薄い。というか、そもそもセキュリティ技術がまだ確立していないところなのだろうな。
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毎年読んでいますが。 今年はAI・Iot・ブロックチェーン・APIエコノミー・ プライベートDMP(オウンドメディア)あたりが トレンドというか追っていくべきキーワードではないかと 思います。
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確か5、6年前に同シリーズを読んだが、その頃より、内容と自分の考えとの距離が縮まっていると感じ、自己の成長を噛み締めるのである。また数年後に読もう。 因みに5年後の重要技術は、下記の通り。 1.人工知能 2.IoT 3.ウェアラブルコンピューティング 4.カスタマー・エクスペ...
確か5、6年前に同シリーズを読んだが、その頃より、内容と自分の考えとの距離が縮まっていると感じ、自己の成長を噛み締めるのである。また数年後に読もう。 因みに5年後の重要技術は、下記の通り。 1.人工知能 2.IoT 3.ウェアラブルコンピューティング 4.カスタマー・エクスペリエンス 5.APIエコノミー
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NRIによるITトレンドのまとめ。 ビジネス・技術背景のバランスがよい。 人工知能・IoT・ウェアラブル・カスタマーエクスペリエンス・APIエコノミー・FinTech・リテールTech・デジタルマーケティング 人工知能:ディープラーニングの登場で次のステージへ IoT:データ...
NRIによるITトレンドのまとめ。 ビジネス・技術背景のバランスがよい。 人工知能・IoT・ウェアラブル・カスタマーエクスペリエンス・APIエコノミー・FinTech・リテールTech・デジタルマーケティング 人工知能:ディープラーニングの登場で次のステージへ IoT:データの取引、AIとの融合で新しいビジネスモデル ウェアラブル:AIとの融合でより生活シーンに根付く カスタマーエクスペリエンス:接点が増え、多様化し、接触タイミングが変わる APIエコノミー:APIで機能ではなくビジネスを公開する流れ。UberとFourSquareなど FinTech:メガバンクも注目。ベンチャーが主役に。ブロックチェーン。 リテールTech:リアルとデジタルの融合・IoTと密接に。 デジタルマーケティング:顧客生涯価値への注目。ペイド・アーンドメディアを使いつつ、オウンドメディアへ誘導必須。
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野村総研の『ITロードマップ』は、毎年『ITナビゲータ』と同時期の12月に出版されていたが、今年はなぜか3月に出版された。2005年の第一作目の出版から10年が経ち、今回ですでに11作を数えるらしい。2015年12月に出版されなかったことから、『ITナビゲータ』と比べて数字の議論が少なく、技術トレンドを追いかけるものだったが、ポジショニングがあいまいになったので終わったのかと思っていた。『ITロードマップ2015』では古明地氏がグループマネージャであったが、今回グループマネージャが城田氏に変わったことが遅れた原因だろうか。いずれにせよ、業界定点観測としての意義も大きい本書が今年も引き続き出版されたことは喜ばしいことである。 今回、今から5年後の重要技術として、次の5つが挙げられている。 ①人工知能 ②IoT ③ウェアラブルコンピューティング ④カスタマー・エクスペリエンス ⑤APIエコノミー カスタマー・エクスペリエンスがわざわざ取り上げれているのが目につくが、「オムニディレクショナル」「ポリモーフィック」「プロアクティブ」という方向性を示して、カスタマー・ジャーニー・マップの重要性を挙げたものである。 また、複合的なITの活用として ①FinTech ②リテールTech ③デジタル・マーケティング が挙げられる。わかりにくいが、FinTechはブロックチェイン、リテールTechとしてはAmazon Echoなどが代表格として取り上げられている。 また、さらにその先の2030年に向けて「実世界との融合」「インテリジェント化」「ナチュラルユーザーインタフェースの実現」を挙げている。例えば5年後にその方向に世の中が向かっているのか確認してみたい。 それでは、本を変えて昨年度を予測した5年前の『ITロードマップ 2010』を振り返ってみたい。 『ITロードマップ2010』では、まず2005年~2009年が振り返られている。真摯な立場だと思うし、実際に振り返りとして役に立つ。 その上で5年後の重要技術として、 ①シンクライアント ②Webアプリケーション ③IPTV ④クラウドコンピューティング ⑤マスターデータマネジメント ⑥IPコールセンター ⑦Webマイニング また、複合的なITの活用として、 ①エクスペリエンス・テクノロジー ②ワイヤレスブロードバンドの活用 ③グリーンIT が挙げられている。 この内容を見ると『ITナビゲータ』と違って定性的予測が多いこともあり、それほど外している感はない。 ただ、「IPTV」の内容はよく読むと、ピクチャ-イン-ピクチャ方式の広告や情報表示のことだったりするので、ダイレクトにOTTのことを指していないので、ピントがずれていたと言わざるをえないだろう。 興味深いのは「おわりに」の内容だ。「以前より、日本における新技術の活用は欧米に比べ、4~5年億テレいるといわれてきたが、この数年はこの「時差」がずいぶんと縮まってきたように感じる」とのこと。インターネットの進化とともにガラパゴスからグローバル化の波にさらされていることの証左であろう。それは日本企業にとってはよいことばかりではないはずだ。 ---- 今年は出版時期が変わったが、それ以外では毎年恒例の「情報技術マップ」が作成されなかった点が大きく違う点だ。経年で技術の成熟度を測るものであったはずだが、その有効性に疑問があったのだろうか。確かにマップを作ること自体が目的となっていた部分もなきにしもあらずで、いっそのことなくしてしまってその分のリソースを他に振り向けるということも正しい選択なのだろう。
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毎年読んでる一冊。 人工頭脳やFin TechやIoTなど最近のバズワードについて理解することができた。特に興味深かったのがAPIエコノミーの話。オープンAPIとかは自分の仕事にも応用ができそう。まあハードルはいろいろあるんだけれども。 それにしても、ブロックチェーンの概念だけはいろいろ読んできてはいるんだけれど、本書でもいまいちピンとこなかった。理解できる日は来るんだろうか・・・。
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