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福島が日本を超える日 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/05/28

参考になる個所もあったけれど、講演会での講演がベースのため口調は厳しめ。結局日本人はあまり変わっていない。なかなか総体として国民が変わっていくのは難しいということなのかも。

Posted byブクログ

2016/04/19

『平成25年3月11日、800人の原告とともに、東京電力及び国を相手方として、福島地方裁判所に訴えを提起しました。安全神話を掲げて国と東京電力は原発を推進してきましたが、事故によって放出された放射性物質は、県境を越えて広い地域や環境を汚染し、多くの方々に避難生活、健康に不安を抱く...

『平成25年3月11日、800人の原告とともに、東京電力及び国を相手方として、福島地方裁判所に訴えを提起しました。安全神話を掲げて国と東京電力は原発を推進してきましたが、事故によって放出された放射性物質は、県境を越えて広い地域や環境を汚染し、多くの方々に避難生活、健康に不安を抱く生活を強いています。私たちは、本件訴訟において、地域を汚染した放射性物質を事故前の状態に戻すこと、そして元の状態に戻るまでの間、精神的な苦痛に対する慰謝料を求めます。多くの被害者が、それぞれの被害の状況や立場を超えて団結し、国と東京電力に対して立ち上がり、これ以上の被害を生み出さないことを求めます。・・・』 福島の生業裁判の原告団・弁護団に賛同・参加している5人の講演の内容。 5人ともに面白い選定というか、話を聞きたい人たちです。 浜矩子『原発再稼働で日本経済は良くならない』 白井聡『福島第1原発事故と「永続敗戦」』 藻谷浩介『福島から広がる里山資本主義』 大友良英『もし「あまちゃん」の舞台が福島だったら』 内田樹『3.11は日本に何を問いかけたのか』 中でも今回は内田樹氏の内容はいつも通りに面白く、論旨が楽しいのですが、浜さんの内容がとても面白く 納得できる論説でした。

Posted byブクログ