京都寺町三条のホームズ(4) の商品レビュー
やはり死なないミステリーは安心して読める。けどホームズさんと葵の関係は年寄りの私ははうっとうしいと思ってしまう。葵のホームズに対する態度は嫌いと思うのは奥ゆかしさを私は受け付けないのかな?それとも自分も好きな人に近づくのさえできないから嫉妬?この葵のホームズさんに接する態度がずっ...
やはり死なないミステリーは安心して読める。けどホームズさんと葵の関係は年寄りの私ははうっとうしいと思ってしまう。葵のホームズに対する態度は嫌いと思うのは奥ゆかしさを私は受け付けないのかな?それとも自分も好きな人に近づくのさえできないから嫉妬?この葵のホームズさんに接する態度がずっと続くのは私が耐えられるか???
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美術が好きで、このシリーズにハマっています。 私は、焼き物の良さがわからないので茶碗を愛する清隆や葵ちゃんの視点が新鮮✨ミステリーも大好きなので、とても楽しめました。美術好きじゃない方も、安心して下さい!美術に詳しくなくても、物語を楽しめます。でも、元ネタ(?)を知っていると、物語の世界がどどーんと広がって、100倍楽しめるかも? 和服 清水寺 ビスクドール カカオマーケット 吉田山荘 アガサ・クリスティ 盛美園 楽焼き 元祖・阿米也 初代・長次郎 二代目・常慶 三代目・導入と本阿弥光悦 四代目・一入 九代目・了入 十四代目・覚入 十五代目・吉左衛門 表千家・覚々斎 古伊万里の瓶 神坂雪佳 琳派 尾形光琳・乾山兄弟 酒井抱一 池田孤邨 家紋 李朝白磁 清朝七宝焼き 俵屋宗達
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第三章までしかないのが意外だったほど、一つの章の話がすごく深かったと感じました。 今回は骨董品の鑑定と言うよりも、ミステリっぽさが濃かった気もします。展開が読めずにワクワクしました。 最後の葵ちゃんの決意というか、自分に正直になろうと言う思いから、好きと言う感情を出すと言う展...
第三章までしかないのが意外だったほど、一つの章の話がすごく深かったと感じました。 今回は骨董品の鑑定と言うよりも、ミステリっぽさが濃かった気もします。展開が読めずにワクワクしました。 最後の葵ちゃんの決意というか、自分に正直になろうと言う思いから、好きと言う感情を出すと言う展開に驚きだし、感情を出してからホームズさんとどのように接していくのか、気になるところです。
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内容(「BOOK」データベースより) 新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。寺町三条の骨董品店『蔵』でアルバイトをしている真城葵は、オーナーの孫・家頭清貴とともに、バレンタインデーの夜に吉田山荘で行われる、人気ミステリー作家・相笠くりすの『朗読会』に招待された。『朗読会』には、く...
内容(「BOOK」データベースより) 新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。寺町三条の骨董品店『蔵』でアルバイトをしている真城葵は、オーナーの孫・家頭清貴とともに、バレンタインデーの夜に吉田山荘で行われる、人気ミステリー作家・相笠くりすの『朗読会』に招待された。『朗読会』には、くりすの担当編集者や親友たちが招かれていた。清貴はそこで、くりすの妹に、3カ月前に姉を殺そうとした犯人を当ててくれと依頼される―大ヒットキャラミス第4弾!E★エブリスタ「ミステリー・推理小説」ランキング第1位。 令和5年11月16日~18日
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このシリーズ、どんどんミステリ化している。当初は骨董品や美術品を扱った「ミステリー」なのかと考えていたがどうやら作者や編集の考えは他の所にあるらしい。 骨董品の知識を得るのもよし、京都の豆知識を得るもよし、ミステリ以外のところでも読んでいて楽しい一冊となっている。
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代理苦地蔵で人気の矢田地蔵尊が初めに出てくる。街中にあるのも面白いが、寺町と言う地名に興味が湧く。秀吉が京都の東側にお寺を並べた。それは東から敵が攻めてきた時の防波堤としてであったと聞く。それが寺町である。 また阿闍梨餅が出てくる。食べたくなる、早起きは嫌だ、と葛藤が続く。むぅ...
代理苦地蔵で人気の矢田地蔵尊が初めに出てくる。街中にあるのも面白いが、寺町と言う地名に興味が湧く。秀吉が京都の東側にお寺を並べた。それは東から敵が攻めてきた時の防波堤としてであったと聞く。それが寺町である。 また阿闍梨餅が出てくる。食べたくなる、早起きは嫌だ、と葛藤が続く。むぅ〜。 清貴と葵の関係は阿闍梨餅程に甘いと感じる。こちらは食べたくはないが・・・。清貴の葵に対する想いや葵といる時の他者への対応に女々しさを感じる。 ちょっとしたミステリー擬きを解決したのち、蔵で葵の先輩が登場する。そして清貴のライバルが登場して佳境を迎える。ただ、葵の眼はそこまでになっているのかは、空想に近いものを感じる。 文学的な表現で告白する清貴に、葵が気付かないのももどかしさの演出としては、成功していると感じた。それでも稚拙さを感じるのは歳のせいだろうか。
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'22年8月7日、Amazon audibleで、聴き終えました。 以前に読んだ、そして気に入っていた「満月珈琲店の星詠み」(←こんな題名でしたかね?)の作者さんだと気付かずに、1~4作目まで聴き終えました。 オッサンが聴くには、ちょっと恥ずかしい…と思える内容に、...
'22年8月7日、Amazon audibleで、聴き終えました。 以前に読んだ、そして気に入っていた「満月珈琲店の星詠み」(←こんな題名でしたかね?)の作者さんだと気付かずに、1~4作目まで聴き終えました。 オッサンが聴くには、ちょっと恥ずかしい…と思える内容に、閉口しながらも…四作を聴き終え、特にこの四作目が、面白かったです。前の三作と比べて、一番ミステリーっぽかったな、と。特に「バレンタインの夜会」が。 気軽に、楽しく聴けました。感謝。
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コミックで読んでいたからおおよそのあらすじはわかっていたけれど、利休のおじいさまの女子高生嫌いの理由がわかって納得。椿さん夫妻とと誠司さんのお互いを思いやる関係にほっこりし、相笠先生を取り巻く愛憎にぞっとし、お宝探しは自分もワクワクしながら読んだ。
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シリーズ4作目。本作は第2章「バレンタインの夜会」が良かったですね。人気作家、相笠くりすをめぐる複雑な人間関係、そして相笠くりすの秘密など、尺は長くないけど読み応えがありました。 第3章「後継者の条件」もなかなか。「家一番の宝を見極めたものを後継者とする」という問題に対し、清貴がどのような答えを出すのかだったり、葵の鑑定士としての力量を試される場面など、どんな結果になるのかが気になるお話で引き込まれました。葵の意外な形のライバル、利休の登場もこの先が楽しみなポイントかも。 清貴と葵の関係は相変わらずですが、前作に比べると不完全燃焼感がほぼ無かったのが個人的にはナイスでした。
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私の地元とご縁のある作家さんの作品。それがきっかけで読み始めたけど、すっかりハマってしまいました。 骨董品の由来、それにまつわる歴史的な出来事や芸術品の知識、京都の有名な場所や隠れた名所、謎解きミステリー、鑑定士と贋作師のライバル争い、そして恋の行方。いろいろな視点から楽しめる作...
私の地元とご縁のある作家さんの作品。それがきっかけで読み始めたけど、すっかりハマってしまいました。 骨董品の由来、それにまつわる歴史的な出来事や芸術品の知識、京都の有名な場所や隠れた名所、謎解きミステリー、鑑定士と贋作師のライバル争い、そして恋の行方。いろいろな視点から楽しめる作品です。 特に、私は京都人なので、作品に出てくる場所やそこにある芸術品にとても興味が湧きます。改めて京都観光がしたくなります。
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