北海道警察 日本で一番悪い奴ら の商品レビュー

織川隆(著者)

2024/07/20

この本に書かれた稲葉の汚職事件がきっかけで、2002年に藻南公園で稲葉の上司警官が自殺していたのをこの本で知った。1990年代によく炊事遠足等で通わされた公園だ。そうか。
ベ平連の武闘派組織が「レポ船」なる船に乗っていたという細かい話も興味深かった。
文章の格調高さで読ませるタイプのものではなく、その点ではあまり丁寧に読む気持ちになれなかった。

2023/03/04

面白かった。
色々と腑に落ちないって感想は自分だけじゃ無いはず。
やはり悪いやつは罰せられて欲しい。

2022/02/20

映画化されている本だったのですね。事件すらも認識していませんでした。内部告発的なものの難しさを考えさせられる本。

2022/02/05

映画を観てから気になったので読みました。
自分の生活の中では想像できる世界の話ではないので、映画を観てからで良かったと思う。
家族を大切にしたい気持ちが膨らみました。

2020/12/19

映画が面白かったので、読んでみました。

映画ではカッコいいラッパーの人が演じていた、渡邉司が家族に宛てた手紙
が、そのまま全部引用されてたりして、その後悔の念と家族への愛が悲しすぎて
やられた。

この人は独房で自殺した事になっているけど、前日に書いた手紙の内容から
して不自然だったりもして、なんとも恐ろしい。

映画で描かれていた事の、さらに細かいディテールがわかったりと、かなり
楽しめる一冊でした。

出所した稲葉氏が書いた『恥さらし』も読んでみたい。

2018/10/08

稲葉事件/　稲葉氏本人が書いた「恥知らず」と同じ事件を書いたものだが記載に齟齬がある/　こちらは拘置所で自殺した渡邉氏が稲葉氏の被害者であるという視点で書かれている/　たとえば、稲葉氏は自分の顔で1000万円無利息で借りてきたのに渡邉氏が飛ばしたというし、本書では2000万を月二分で借りてきて40万払うのに四苦八苦したと書かれている/　どちらが正しいかは解らない/　渡邉氏本人の自殺前の手紙を読む限り、本人が言うことだから、とも思うが、家族に宛てたものだけに悪いことは書かないという気もする/　この事件を知りたいなら両方読んだ方が良い/　恥知らず、だけでは化け物のような稲葉氏に実感がもてない/　

2017/08/08

奴ら。
誰が悪いの？
一人なの？一人でいいの？

大勢は、善悪を簡単に変えられる。
大勢の力は、怖いよ。