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コンビニ店長の残酷日記 の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2016/11/13

本書はタイトルに興味を覚えたので読んだ。 今ではどこにでもあるコンビニについて書かれたとても興味深い内容だった。 経営者となり一国一城の主ではないが「自分の」店を持つことは意義深い事だと思う。フランチャイズが主流となるコンビニ経営はいわゆる「雇われ店長」的ではあるが。。。 今まで...

本書はタイトルに興味を覚えたので読んだ。 今ではどこにでもあるコンビニについて書かれたとても興味深い内容だった。 経営者となり一国一城の主ではないが「自分の」店を持つことは意義深い事だと思う。フランチャイズが主流となるコンビニ経営はいわゆる「雇われ店長」的ではあるが。。。 今まで数百メートルしか離れていないのに同じコンビニがあることに疑問を感じていたが、ドミナント戦略(高密度多店舗出店方式)を採用しているとの事で納得がいった。 それにしても様々な人間がいるものだと改めて感じた。売り物にもなっている物をタダで借り礼も言わない人、レジの前にあるものを試食品と勘違いして勝手に食べる人、忘れ物を電話で探させる人など。本書で語られているのは一部でしかないにも拘わらず。普通では考えられないような事をする人間がこんなにいるとは驚いた。 大変なだけで労働対価も釣り合っていない印象を受けたが、それでも著者はやりがいを感じているという。確かに人と接するのが好きで、その仕事にやりがいを見出せる人しかできない仕事だと感じた。

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2016/11/10

学生時代5年ほどバイトをしていたので、興味を持って読んでみた。正直、20年ぐらい前なので、今と全然違うなと思った、古き良き時代か。 24時間営業も店長の采配で×にできると良いのに…。 廃棄もとても問題あり! 一国一城の主は、魅力的だが、事前にこの本を読んだら踏み切れない気がした(...

学生時代5年ほどバイトをしていたので、興味を持って読んでみた。正直、20年ぐらい前なので、今と全然違うなと思った、古き良き時代か。 24時間営業も店長の采配で×にできると良いのに…。 廃棄もとても問題あり! 一国一城の主は、魅力的だが、事前にこの本を読んだら踏み切れない気がした(笑)

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2016/10/20

文体が読者を選ぶでしょうが読みにくくはない。著者もいうように日記形式だからだ。ただコンビニ経営のつらさや内情を知るには面白かった。

Posted byブクログ

2016/08/16

コンビニのオーナーである著者が、日常の出来事を日記風に綴った内容です。様々なお客とのやりとり、コンビニ本部と店のオーナーのやり取り。利用者にしてみれば、いつでも利用できて便利なイメージがありますが、その裏側が読んでみると分かります。イメージとかけ離れたコンビニ業界、それは一般には...

コンビニのオーナーである著者が、日常の出来事を日記風に綴った内容です。様々なお客とのやりとり、コンビニ本部と店のオーナーのやり取り。利用者にしてみれば、いつでも利用できて便利なイメージがありますが、その裏側が読んでみると分かります。イメージとかけ離れたコンビニ業界、それは一般には知りえない事が赤裸々に語られています。これから、脱サラしてコンビニ経営を考えて居る方は特に、この書籍を読まれると為になるかと思います。

Posted byブクログ

2016/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コンビニエンストアの店長の日記。小売業はキ○ガイを拒めないから大変だ。本部の変な会計方式で不当に搾取されているのも可哀想。フランチャイズはノウハウ無しで事業者になれるけど、足元みられてるってこと忘れちゃいけないね。

Posted byブクログ

2016/06/25

■かなり日商を上げても本部が吸い上げ,店には利益が残らないようになっている。 ・一般の会計では「粗利=売上高-売上原価」 ・コンビニ会計では「見かけ上の粗利=売上高-純売上原価」 ・「売上原価」に含まれている「廃棄ロス」が「純売上原価」には含まれない ・「廃棄ロス」が増えれば増え...

■かなり日商を上げても本部が吸い上げ,店には利益が残らないようになっている。 ・一般の会計では「粗利=売上高-売上原価」 ・コンビニ会計では「見かけ上の粗利=売上高-純売上原価」 ・「売上原価」に含まれている「廃棄ロス」が「純売上原価」には含まれない ・「廃棄ロス」が増えれば増えるほど本部が儲かる ■ドミナント(高密度多店舗出店方式):一定に地域にいくつもの加盟店を出店することによりチェーンのイメージを強くアピールし,効率的に配送や店舗指導を行いつつ,他のチェーンの出店を難しくしながら,利益を上げていくコンビニ特有の成長戦略。

Posted byブクログ